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コーエーテクモゲームスは、2014年に10周年を迎えた「戦国無双」シリーズの最新作『戦国無双4-II』の完成発表会&アニメ「戦国無双」先行試写会を行いました。本発表会はツイッターを通じて一般ユーザーも招待され、賑やかな雰囲気となりました。その様子をレポートいたします。
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発表会に先立ちコーエーテクモゲームス代表取締役社長襟川 陽一氏、そしてSCEJA取締役ジャパンアジアプレジデント盛田 厚氏がステージに登壇。襟川氏は家庭用ゲームの需要が7年連続で低迷している中、コーエーテクモゲームスとしては5年連続で業績を伸ばしている現状を報告した上で、『戦国無双4-II』の面白さをアピール。「新規IPも積極的に作っていきます」と今後のラインナップについても気になる発言が飛び出しました。盛田氏も「『戦国無双4-II』がPS4のシェア拡大の推進力になると期待しています」とコメント。
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続いて登場したのはおなじみ鯉沼 久史「戦国無双」シリーズプロデューサー。今回は年明けらしく和装です。さらに三枝 修『戦国無双4-II』ディレクターも登場し、ゲームの具体的な内容がプロモーションムービーとともに紹介されました。
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『戦国無双4-II』はこれまで追加要素を入れて発表してきた「猛将伝」とは違い、新たな切り口で武将たちの生き様を描き出した作品。地方ごとのシナリオだった『戦国無双4』と違い、各キャラクター視点のシナリオが展開されます。さらに新キャラクターや各種新システム、新モードを盛り込んでおり、まったく別の作品として仕上がっています。
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スクリーンにはシナリオ選択画面が表示され、「絆の章」の章オープニングが披露されました。章オープニングは本作より実装されたもの。物語をよりドラマチックに演出してくれそうです。
ステージは『戦国無双4』のステージをすべて実装し、さらに新ステージも用意されているとのこと。合戦は約40もの新規合戦を含む総数65シナリオとボリュームも満点です。
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システムは全面的に刷新されており、「神速攻撃」は爽快感そのままに、攻撃を弾く防盾兵の登場や強化エリアなど、攻撃の駆け引き要素も追加されました。さらに敵武将も「影技」や「神速攻撃」をしかけてくるとのこと。ただ敵が強化されただけではなく、これらの攻撃はカウンターで弾き返すことも可能になっています。スクリーンには敵武将と交戦中に「△」や「×」ボタンが表示され、タイミングよく該当ボタンを押すことでカウンターが発動する様子が披露されました。よりタクティカルなアクションが楽しめそうです。
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やり込み要素のひとつである武器の成長は「収集」と「強化」の両方が楽しめるシステムに刷新。さらに本作では「軍馬」の強化も行えるようになりました。さらに武将を強化する「技能修得」が登場。技能修得パネルは各キャラクターごとに用意されいるので、キャラクターをオリジナルカスタマイズすることも可能になっています。
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さらに人気のサブモード「無限城」が復活!無限城ならではのプレイが楽しめる本館と、短時間で何度でも楽しめる別館が用意され、バラエティ豊かなラインナップになっています。特に別館はひたすら敵を倒すステージ、ひたすら小判稼ぎをするステージなど、気軽に楽しめそうな雰囲気を感じました。オンラインでランキングにも対応するそうです。
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DLCコンテンツは華やかな女性陣のスペシャル衣装が発表されました。「我らがプロデューサーの意向を反映させました」と三枝氏。鯉沼プロデューサーが「余計なことは言わなくていい」と呟くと会場は笑いに包まれました。