『幻影異聞録 #FE』のプロデューサーが制作姿勢を語る…「アトラスが得意とする作品にすべき」

任天堂は、Wii Uソフト『幻影異聞録 #FE』の公式サイトをオープンしました。

任天堂 Wii U
『幻影異聞録 #FE』のプロデューサーが制作姿勢を語る…「アトラスが得意とする作品にすべき」
『幻影異聞録 #FE』のプロデューサーが制作姿勢を語る…「アトラスが得意とする作品にすべき」 全 1 枚 拡大写真
任天堂は、Wii Uソフト『幻影異聞録 #FE』の公式サイトをオープンしました。

シミュレーションRPG『ファイアーエムブレム』シリーズをモチーフとした本作は、アトラスが開発に携わっており、それぞれのファンはもちろん、新たな化学反応に期待を寄せるユーザーからも注目を浴びている一作です。

長らく続報の無かった本作ですが、4月2日に行われた「Nintendo Direct 2015.4.2」にて最新映像が公開。正式タイトルとなる『幻影異聞録 #FE』も発表されました。『異聞録』との単語から『ペルソナ』を連想するアトラスファンも多いことでしょう。どのようなユニークさが本作に加わるのか、実に楽しみです。

そんな『幻影異聞録 #FE』の公式サイトがオープンし、本作のプロデューサーを担当するアトラスの高田慎二郎氏のコメントが掲載されました。高田氏は、「どこまで『エムブレム』を取り入れるかで非常に悩みました」と、本作の方向性について悩んだ当時の心境を明かします。

そして、「オリジナルに準じた作品を開発するのであれば、インテリジェントシステムズさんが手がければ良い。アトラスが開発するなら、アトラスが得意とする作品にすべきである」との結論に辿り着いたことで、現代日本を舞台とし、等身大のキャラクターたちの成長を描くRPGという方向性が定まったと述べました。

等身大のキャラクターの成長を描くという点は、アトラスの看板RPG『ペルソナ』シリーズなどでも重要な軸となっており、同社が得意とする切り口のひとつ。これまでの実績が遺憾なく発揮されることを期待しましょう。なお『ファイアーエムブレム』のエッセンスに関しては、「続報をお待ちいただければ」としており、今後更なる詳細が明かされていくものと思われます。

その本質が少しずつ明かされ始めた『幻影異聞録 #FE』。今後、公式サイトに寄せられるであろう続報なども、見逃さずチェックしておきましょう。

『幻影異聞録 #FE』は、2015年冬発売予定。価格は未定です。

(C)2015 Nintendo/ATLUS
FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース