「電脳コイル企画書」6月復刊、緻密な設定を知り尽くせる一冊

2007年に放送されたテレビアニメシリーズ『電脳コイル』は、その日常とテクノロジーが連続的に続く世界観で傑作として知られている。今なお多くのファンを抱える傑作だ。

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(C)磯光雄/徳間書店
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2007年にNHK 教育にて放送されたテレビアニメシリーズ『電脳コイル』は、その日常とテクノロジーが連続的に続く世界観で傑作として知られている。今なお多くのファンを抱える傑作だ。
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、東京アニメアワードTVアニメ部門優秀賞、星雲賞メディア部門、日本SF大賞など数多くのアワードに輝いている。

作品の秘密は、本作のために作られた緻密な設定だ。そんな『電脳コイル』を解き明かした一冊が、2015年6月に復刊されることになった。2008年に徳間書店より刊行された「電脳コイル企画書」が、復刊ドットコムより発売される。
価格は3500円(税抜)、A4版80ページとなる。2008年に購入を逃したファンにとっては、うれしい企画だ。

『電脳コイル』は、アニメの監督、脚本も務めた磯光雄が原作も担当している。まさに磯光雄の頭の中から生まれた作品と言っていいだろう。「電脳コイル企画書」はそんな作品の原点を知る資料集である。
収録されるのは磯光雄が2000年に制作した企画書、そしてもうひとつの物語としてトーリーテキスト「第1話・メガネの子供たち」「第2話・黒いオートマトン」を掲載する。
さらに作品概要や人物紹介、全話紹介、ストーリーボード、用語集などもある。まさに『電脳コイル』を知り尽くす一冊となる。復刊ドットコムでは、「電脳コイルビジュアルコレクション」も復刊している。ことらと合わせればさらに楽しみは深まるだろう。

『電脳コイル』の舞台は、今よりも少しだけ未来の地方都市である大黒市。子どもたちの間では、そのメガネをかけるとどこでもネットに接続できる電脳メガネが大流行していた。
大黒市に引っ越してきた小学校6年生の小此木優子は、新しい学校で友だちを作る一方で、街で起きる奇妙な事業に巻き込まれていく。それは電脳空間で巻き起こるフシギな出来事だった。


「電脳コイル企画書」
本体予価3,500円(税抜)
A4判/上製/80ページ 

「電脳コイル企画書」復刊ドットコム販売ページ
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68323665
「電脳コイルビジュアルコレクション」
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68322452

『電脳コイル』
(C)磯光雄/徳間書店

「電脳コイル企画書」復刊、日本SF大賞受賞の傑作アニメの原作/監督・磯光雄の頭の中

《animeanime》

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