本作の拠点となる屋敷では、討伐任務に赴くだけでなく、真剣少女の強化や人口・熱量の増加など、さまざまなことができます。すべての行動の起点となる屋敷の画面ですが、オープンβテストをプレイした人は、インターフェイスがかなり変わっていることにも気付くはず。各メニューがすべて一画面に収まっているので操作しやすくなっただけでなく、屋敷の景観がより見やすくなっています。
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屋敷でできることといえば、まず真剣少女の研磨があります。すべての真剣少女には斬れ味が設定されており、憑喪と戦うたびに斬れ味が悪くなっていきます。そのまま戦わせていくといつかは錆つき、最後は妖刀になってしまうのです。妖刀化した少女は、敵として戦うことになってしまったりと非常に危険な存在。普段から大切にケアすることが重要です。
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また、真剣少女に奥義を覚えさせるための試し斬りもここから行えます。討伐任務中に使える特殊な技の存在は先程も触れましたが、ここで覚えていなければ、もちろん使うこともできません。試し斬りには「なまくら」「業物」「良業物」「大業物」「最上大業物」といった会場が用意されており、そのすべてで初段~十段に挑戦可能。しかし、段位ごとで特定のアイテムを消費することになるので、事前に用意しておく必要があります。真剣少女を強化するためには外せない要素なので、しっかり覚えておきましょう。
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その他、屋敷の裏側には町があり、ここを発展させることで資源や人口を増やすことができます。町にはさまざまな施設を作成でき、発展を繰り返すことで効率の良いプレイが可能になります。将来的には所持できる真剣少女が増えたり、行動力である熱量の回復が早くなったりと、良いこと尽くめなので討伐ばかりでなく、こちらもしっかりこなしておくと後々楽になります。
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以上が本作の序盤をプレイしてのレビューとなります。以前と比較しても確実に遊びやすく洗練されているので、オープンβテストで満足したという人も、今一度プレイしてみることをおすすめします。キャラクターの魅力、造詣の深さも「さすがDMM」といったところですが、二次創作のガイドラインは特に設けられていないとのこと。創作活動の題材としても、今後注目を集める可能性は大いにあります。
そしてここからは、プロデューサー・吉原正訓氏へのインタビューを紹介。本作の世界観、そして瞬く間に人気作へ成長した、同じDMM.comの『刀剣乱舞 -ONLINE-』の話など、興味深い話を聞くことができました。