
「nexpaq」では、背面のくぼみにパーツを追加することでスマートフォンのバッテリーを増やしたり、新たなスピーカー、撮影を補助する強力なLEDライト、SDカードリーダー、室温計、物理キーの増設、すぐにファイルの受け渡しが行えるUSBメモリー、空気計、アルコールチェッカー、レーザーポインター、バックアップドライブなどバリエーション豊かな機能を追加できます。

さて気になる各プランの価格ですが、iPhone6もしくはGALAXYシリーズ(S5かS6 edge)で使える「nexpaq」のカバーと4つのパーツがついてくる89ドルの先行割引きプランは既に終了。ですが、99ドルのiPhone6専用の先行ベータ割り引きプランは現在もまだ枠があります。こちらを逃した場合はやや値段の増した109ドルのプラン、誰かと分け合える2個セットのプランは209ドル、4個のカバーセットのプランは399ドル、10個のプランは949ドルから選べます。
少し変わって、iPhone6もしくはGALAXYシリーズで使える白い「nexpaq」カバーと、マゼンタ色のラインが入った白い4つの追加パーツのプランは109ドル。こちらのカバーが黒になり、黒い追加パーツにグリーンのラインが入ったプランもありますが、同じく109ドルです。


また追加パーツの販売はそれぞれ単体で行い、価格は14ドルから29ドルになるとのことです。

先にご紹介したようにGoogleのスマートフォンプロジェクト「Ara」といえば、好きなパーツの組み合わせにより、スマートフォンにかかるコストを抑え、新たなパーツと組み替えることでスマートフォンをアップグレードしていく、というプロジェクトですが、同じように本プロジェクト「nexpaq」も高機能カメラを追加したり、新たな通信規格に対応したパーツをプラスすることで、古くなったスマートフォンの底上げを行うといったことも可能になるかもしれません。
2日で目標金額を達成した「nexpaq」プロジェクトの締め切りは2015年5月末までとなっています。気になる方はお早めにどうぞ。