【E3 2015】宮本氏と手塚氏が『スーパーマリオメーカー』を実演・・・ヒントになる「ブックレット」も同梱
任天堂から9月10日の発売がアナウンスされたWii U『スーパーマリオメーカー』。誰でも簡単にマリオのステージが作成でき、遊んだり、インターネットを通じて公開することができるソフトです。
任天堂
Wii U
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実はこの『スーパーマリオメーカー』、ゲーム開発現場でマリオを作るためのツールとして開発がスタートしたそうですが「あまりにも面白かったためゲームにすることになった」(手塚氏)だそう。二人が30年前に初代のマリオを作った頃は、方眼紙にステージを描き、実際に動かすまでには手間がかかったそうですが、こうしたツールを使う事で、随分と楽になったようです。
デモではスタッフが作った難関ステージを二人がプレイ。かなり自由度の高いステージ作りができそうで、ジャンプ台の上にジャンプ台を置く、砲台からルイージが発射されるようにする、など本編のゲームでは無かったようなアイデアや奇天烈さも実現できるようです。
宮本氏は「マリオは、プレイヤーがクリエイティブに遊べるゲームだとずっと思ってきましたが、作り手もまたクリエイティブに楽しめるものだと実感できると思う」と話していました。Wii U GamePadとタッチペンの簡単操作で、単にステージにオブジェクトを配置するだけではなく工夫次第で無限のマリオを作れるゲームとなっています。
とはいえ、ゼロからステージ設計をするのはハードルが高いものです。まずは予め用意されたステージを改造することから始めることもできます。また、ディスク版にはブックレットも同梱。絵本のようにビジュアル重視で、様々なステージのアイデアが描かれた本で、付記されたコードを入力すればゲーム中で動画で再生することも。ひらめきを与えるような一冊になっているそうです。
『スーパーマリオメーカー』は9月10日に、ディスク版が5700円(税別)、ダウンロード版が4700円(税別)で発売予定です。
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