和田洋一氏、スクウェア・エニックスとの契約を終えシンラ・テクノロジーでクラウドゲームに専念
スクウェア・エニックスの代表を長らく務め、2013年6月の退任後も事業に携わっていた和田洋一氏が6月16日をもって同社との契約が満了になった旨を自身のフェイスブックで報告しています。
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今後はスクウェア・エニックスが100%出資して設立したクラウドゲームプラットフォームの立ち上げを目指しているシンラ・テクノロジーの代表に専念するとのこと。また現在、メタップスの社外取締役も務めています。
和田氏は東京大学卒業後、野村證券に勤務。2000年にスクウェア・エニックスの前進であるスクウェアに入社し、CFOを務めた後、2001年から社長に。エニックスとの合併後も2013年まで社長を務めました。在任中はタイトルのオンライン化の推進や、テクノロジー推進室の強化など技術への投資を積極的に行いました。
シンラ・テクノロジーではクラウドゲームのプラットフォーム立ち上げを目指し、先日には日本でのテクニカルβテストを初めて実施。このプラットフォームで動作するゲームを開発するデベロッパーに対する支援プログラムもスタートしています。
4月に開催されたOGCでの基調講演では「遅かれ早かれクラウドゲームになってしまうので、できるだけ早くチャレンジした方がいい」と述べた和田氏。今後の動きにも注目が集まります。
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