【特集】『蒼天のイシュガルド』から始める『ファイナルファンタジーXIV』…新米冒険者におくるアドバイス

いよいよ発売まで2週間を切った『蒼天のイシュガルド』に向けて、発売前の疑問やゲーム序盤のちょっとしたアドバイスを紹介していきます。

ソニー PS4
※画像はベンチマークのものです。
※画像はベンチマークのものです。 全 22 枚 拡大写真

◆ゲームに慣れたらパーティープレイに挑戦!


序盤のクエストはアイテムを誰々に届けて欲しいとか、モンスターを何体倒して欲しいといった簡単な内容がほとんどです。それらをこなしてゲームに慣れてきた頃、レベルで言うとレベル15以上になると今度はダンジョンに突入できるようになってきます。

ダンジョンはパーティープレイ専用なので、ほかのプレイヤーと一緒に進めることになります。ダンジョンよりも簡単にパーティープレイの感覚をつかめる「ギルドオーダー」というコンテンツもあるので、先にそちらをプレイしてパーティープレイの緊張をほぐしておくといいでしょう。



さて、ダンジョンには道中に様々な仕掛けがあったり、ボスによって攻略法が違ったりと、それぞれに特徴があります。ひとつひとつの攻略法を伝えていきたいところですが、かなりの数のダンジョンがあるので、ここではどのダンジョンでも共通しているロールごとの役割に絞ってポイントを説明していきましょう。

キャラクタークリエイションのところで触れたとおり、タンクは敵の攻撃をひきつける、DPSは敵を攻撃してやっつける、ヒーラーは味方を回復するというのが基本です。頭では分かっていても、実際にダンジョンでどうすればいいかというと、また違ってくるのが難しいところであり、楽しいところです。


序盤でロールごとの基本を掴んでおけば、後半のダンジョンに行っても余裕をもって進められるはず。

ここからはアクション名などちょっと具体的な説明が入るので、まだプレイを開始していない人は後で読みに来ていただくのがいいかもしれません。ただ、ストーリー終盤で訪れるダンジョンでも基本は変わらないので、自分のロールでやるべきことが分からない人、これからダンジョンに挑戦する人はぜひ参考にしてみてください。

■タンクの場合

まずタンクの場合は、敵にある程度近づいたら最初にシールドロブ、もしくはトマホークで攻撃を仕掛けましょう。その後、敵が近づいてまとまったところでフラッシュ、もしくはオーバーパワーを使います。敵はヘイト(敵視)と呼ばれる数値が一番高いプレイヤーに対して攻撃をしてくるので、これらのスキルでヘイトをうまく稼ぐことで、敵のターゲットをタンクに向けさせる、というわけです。

フラッシュは一定の範囲に効果があるので、上手く敵を範囲に含められるかも腕の見せ所。

慣れてくれば状況に応じてどれだけフラッシュやオーバーパワーを使えばヘイトが安定するか掴めてきますが、最初のうちは2~3回使ってみると安定させやすいです。その後は最初にシールドロブやトマホークで攻撃した敵を狙い、それを倒し終わったらまた次の敵へ……を繰り返して、敵のグループを全部やっつけます。

ヘイトは敵を選択していると、自分たちのパーティーリストにあるクラスやジョブのアイコンにゲージが表示されます。このヘイトバーを見つつ、各モンスターからのヘイトを1位にキープすることが、ダンジョン内でタンクの重要な役割となります。ゲームに慣れている人でもヘイトゲージの存在を知らずにプレイしていた、なんて人もいるので、重要なのに意外と見落とされがちなんですよね。


赤枠のところにヘイトゲージが表示されています。「A」がヘイト1位の証拠。数字はそのまま順位を示しています。

あとは“バフ”と呼ばれる防御系のスキルも欠かせません。例えば、序盤に覚えるランパートは自分が受けるダメージを10%軽減、ダンジョンにいけるレベルだと20%軽減に強化されていますので、超重要なスキルのひとつです。理想は避けられない強力な攻撃に対して使いたいところですが、序盤のダンジョンではシビアに使うタイミングを求められたりしないので、敵の数が多かったり、ボス戦でリキャスト(再使用までの待機時間)が完了したら、こまめに使っていくといいでしょう。

覚えたスキルの効果をちゃんと知っておくことも重要。

バフを使うことでヒーラーが回復魔法を使う頻度を減らすことができ、あわよくば攻撃にも参加してもらえ、敵のせん滅が早くなるといいことづくし。基本的にバフはメリットばかりなので、余らせるぐらいならじゃんじゃん使っていきましょう。

■DPSの場合

DPSは、タンクが最初に攻撃した敵に狙いをつけて攻撃していくのが基本となります。タンクと違う敵を攻撃していると、先ほど説明したヘイトが上がっていき、敵の攻撃対象が自分に移ってしまうので要注意です。

最初に攻撃したモンスターを倒した後については、少し待ってでも、タンクが次に攻撃した敵を狙うようにするのがオススメです。タンクと違う敵を狙うのももちろんですが、DPS同士で別の敵を狙ったりするとタンクがヘイトを維持するのに苦労してしまうのです。

番号マーカーを振ることも出来るので、不慣れなうちはこれがあると分かりやすいですね。

もしずっと同じ敵を攻撃してヘイトを取ってしまいそうな場合は、攻撃を緩めてみたり、ちょっとだけほかの敵を攻撃してみるのもアリですが、この辺の加減は慣れないと難しいので、少しずつ感覚を掴んでいきましょう。DPSもヘイトバーをよく見て、敵のターゲットが自分に来ないように調整するのも役割のひとつです。

ボス戦では追加で出現したモンスターを先に倒したりと、ギミックの処理を担当することもあります。そのため攻撃に集中するだけでなく、周囲の状況にも目を向けることもポイントとなってきます。また、条件を満たすと発動できる「リミットブレイク」はDPSが使うと大ダメージを与えられます。ボス戦で貯まっていたらリミットブレイクを撃つクセを序盤からつけておくといいでしょう。

序盤から使えるリミットブレイクもこの派手さ!

■ヒーラーの場合

ヒーラーはタンクを回復することが一番の重要な任務です。タンクだけでなく、自分やDPSがターゲットを取って敵から攻撃を受けたり、あるいは範囲攻撃に当たってしまったりと、状況に応じてパーティーメンバー全員のHPに気を使う必要があります。ただ、壁役のタンクが倒されてしまうと一気に壊滅の危機となるので、タンクのHPは特に気をつけておきましょう。

回復魔法を使っているとモンスターのヘイトが上がっていくので、ずっと回復をしていればいいというわけでもありません。理想はあと1回攻撃を受けたら回復魔法でちょうどHPが全快になるぐらいのところで回復魔法を唱えてあげること。そうすれば過剰に魔法を使うことがなくなり、MPの節約やヘイトを抑えることにも繋がってきます。……とはいえ、いきなりは難しいので、不安な場合は少しぐらい余計でも多めに回復しておくと安心です。

レベルが上がっていくと回復魔法の種類も増えるので、戦い方の幅も広がります。

最初はとにかく回復とヘイトに気を使っておき、余裕ができたら攻撃にも参加していきたいですね。クルセードスタンスを使った状態で攻撃すると攻撃魔法の威力が上がりますが、逆に回復魔法の効果が下がるので、慣れないうちは無理にクルセードスタンスを使うのは避けましょう。まずは通常の状態で、エアロを1発撃ってみるところからチャレンジしてみるのがオススメです。

<次ページ:イフリート討伐戦>

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《編集部》

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