デザインは黄色の四角いアルミダイキャストボディに2つのノブとランプにペダルがついたスイッチエフェクター風のフォルムで、一見すればただのギター・エフェクターに見えないところですが、側面にはUSBポートが備えられており、基本的なUSB機器を始め、USB接続型のギターなどを取り付けることができます。
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リアルトーンケーブルとの接続がデフォルトで可能といった点など、基本的には実際のギターやベースを接続して遊ぶミュージックゲーム『Rocksmith』でトーンの切り替え操作の使用がメインになることが予想され、同社のページ上ではPS3版の『Rocksmith』の対応プロファイルとその設定方法が公開されており、状況から察するに考えるな感じろ的な商品なのかもしれません。
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特色としては2つのノブにそれぞれ4つ、合計8種類までプリセットを設定することができ、ペダルスイッチを踏めば設定したプリセット機能が実行されていきます。プリセットに割り当てることのできる機能はマウスの左右のクリックから、ダブルクリック、ホイールクリック、ホイールスクロール。キーボードは各種任意キーを設定可能となっており、またジョイパッドのハットスイッチや、アナログスティックから13個までのボタン機能を割り当てることができます。
割り当ての設定は専用のWindowsソフトウェアによって行われますが、設定以降であればWindows以外の各種OSでも利用可能となり、また一度設定した動作は本体内蔵のメモリに保存されるため、他のPCに接続した場合であっても設定変更の必要なく、そのまま使うことができます。
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入力出力のインターフェースはUSB2.0のAメスとBメスが各種1つ。本体サイズは幅64×奥112×高60mm。重量は約260gとなっています。発売は6月26日で、公式販売ページ上での価格は12,800円(税別)となっています。
『Rocksmith』に特化した商品ではありますが、その他にもゲームでの視点操作やホットキーとしての使用、書き起こしなど入力作業の補助など使い道は豊富にあります。