『ブレス オブ ファイア 6 白竜の守護者たち』は、「竜」が象徴的な存在のファンタジーRPGシリーズ『ブレス オブ ファイア』の最新作となる作品です。これまで家庭用機向けタイトルだった本シリーズですが、本作はモバイル端末・PC向けのオンラインRPGとなっています。
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今回は、ゲームシステム「竜変身」や、「マサムネ」などの新たなキャラクターについて、そして主人公と「ニーナ」の出会いとなる物語も明らかになっています。
■竜変身
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『ブレスオブファイア』シリーズおなじみの要素「竜変身」は本作でも登場。竜変身を行うと、竜の力で敵を一掃することができます。
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また、竜変身の中には、人型以外のさまざまな形態も存在することがほのめかされています。
■古竜召喚
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「古竜召喚」は、マルチプレイ限定の最強奥義。古代竜文字が揃うと、超強力な古竜を召喚することができます。
そして、登場キャラクターの新情報として、ドラグニール村の「マサムネ」と「ナナ」、そしてインシディア帝国の「エレナ」について公開されています。なお、キャラクターを担当する声優やサンプルボイスは後日公開予定です。
■マサムネ
「ふむ、殊勝な心がけだ…精進するがよい」
ジュウベエとは旧知のカマイタチ族。大陸随一と謳われる刀鍛冶。真面目で一本気な性格で、冗談が通じません。
■ナナ
「よし。上出来だ。褒めてやるぞ!」
リーゼン山脈に住む妖精。見た目とは裏腹に実年齢は80歳近く。非常に変わり者で天邪鬼な性格。
■エレナ
「まだよ…まだ足りない…」
インシディア帝国に身を寄せる「竜の歌姫」。帝国の急速な軍事的成長の裏には、彼女からシュタインバーグ皇帝にもたらされた「竜の伝承」にまつわる情報が寄与しています。
『ブレスオブファイア』シリーズのヒロインであり、本作のストーリー上にも深くかかわる重要なキャラクター「ニーナ」。今回は、彼女と主人公の出会いが綴られた物語の一部が公開されています。
<ニーナとの出会い>
「見て見て!何かしら、これ?」
遺跡の周辺を探索していると、アミリアが無邪気な声を上げ、建物の一部を指さした。
「構造からすると、船着場っぽいが…」
ギリアムが肩をすくめる。
「なんだってまた、森のド真ん中に船着場が?」
「ふむ」
ジュウベエはその部分をしげしげと見つめ、顎をさすった。
「神話によると、竜の一族は自身の持つ高度な技術によって、
都市を空に浮かべていたという…。
この遺跡が竜の一族の手によるものであるならば、船着場はその名残りかもしれんな」
アミリアは目をらんらんと輝かせる。
「すごい!じゃあ、空飛ぶ船もあったのね?」
それとは対照的に、ギリアムは苦笑をこぼす。
「バカバカしい。そんなのお伽話に決まってる。
御大将、いつから童話作家になったんだ?」
「ふんっ、バカにしおって…」
ジュウベエは冗談めかして、ぷい、とそっぽを向いた。
そんな彼らのやりとりを見て、君は思わず顔を綻ばせる。
村人たちはかつての調子を取り戻していた。
あの惨劇から、徐々に立ち直りつつあるのだ。
「他に何かナイかしら?
翼の生えた船とか見つけちゃったりして♪」
「おいおい、遊びに来たんじゃねえんだ。
オレたちはリュウを探しに……」
その時、
「ほわあああっ!!!」
と、同行していたパケタのギルド長が大声を上げた。
君たちはギルド長の元へと急ぐ。
そこで見つけたのは……
「お、女の子……?」
上等な金糸を思わせる美しい長髪。
透き通るような白い肌。
少し力を入れたら折れてしまいそうな程に華奢な四肢を、
神秘的な白の装束が包んでいる。
「ねえ、しっかりして!」
アミリアが肩を抱き、上体を起こす。
少女は「うっ」と小さく息を漏らし、その眼をうっすらと開いた。
「大丈夫か?」
ギリアムの問いに、少女は微かにうなずく。
「あんた、名前は?なんでこんなところに?」
少女は眉根をひそめて、苦しそうに身を捩り、
「わたしの…名前は、ニーナ…それ以外は…」
と、小さな口をつぐんだ。
「見て見て!何かしら、これ?」
遺跡の周辺を探索していると、アミリアが無邪気な声を上げ、建物の一部を指さした。
「構造からすると、船着場っぽいが…」
ギリアムが肩をすくめる。
「なんだってまた、森のド真ん中に船着場が?」
「ふむ」
ジュウベエはその部分をしげしげと見つめ、顎をさすった。
「神話によると、竜の一族は自身の持つ高度な技術によって、
都市を空に浮かべていたという…。
この遺跡が竜の一族の手によるものであるならば、船着場はその名残りかもしれんな」
アミリアは目をらんらんと輝かせる。
「すごい!じゃあ、空飛ぶ船もあったのね?」
それとは対照的に、ギリアムは苦笑をこぼす。
「バカバカしい。そんなのお伽話に決まってる。
御大将、いつから童話作家になったんだ?」
「ふんっ、バカにしおって…」
ジュウベエは冗談めかして、ぷい、とそっぽを向いた。
そんな彼らのやりとりを見て、君は思わず顔を綻ばせる。
村人たちはかつての調子を取り戻していた。
あの惨劇から、徐々に立ち直りつつあるのだ。
「他に何かナイかしら?
翼の生えた船とか見つけちゃったりして♪」
「おいおい、遊びに来たんじゃねえんだ。
オレたちはリュウを探しに……」
その時、
「ほわあああっ!!!」
と、同行していたパケタのギルド長が大声を上げた。
君たちはギルド長の元へと急ぐ。
そこで見つけたのは……
「お、女の子……?」
上等な金糸を思わせる美しい長髪。
透き通るような白い肌。
少し力を入れたら折れてしまいそうな程に華奢な四肢を、
神秘的な白の装束が包んでいる。
「ねえ、しっかりして!」
アミリアが肩を抱き、上体を起こす。
少女は「うっ」と小さく息を漏らし、その眼をうっすらと開いた。
「大丈夫か?」
ギリアムの問いに、少女は微かにうなずく。
「あんた、名前は?なんでこんなところに?」
少女は眉根をひそめて、苦しそうに身を捩り、
「わたしの…名前は、ニーナ…それ以外は…」
と、小さな口をつぐんだ。
なお、この物語の続きは、公式プロモーションサイトで公開されています。
さらに、『ブレスオブファイア』シリーズに関連したWEBコンテンツが、2015年8月13日に公開されることも明らかに。シリーズ経験者・未経験者ともに楽しめるさまざまなコンテンツを大ボリュームで提供するとのこと。
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『ブレス オブ ファイア 6』は2015年サービス開始予定です。
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