今週は、カバヤより発売されております「ほねほねザウルス×モンスターハンター」をご紹介。こちらは、食玩「ほねほねザウルス」とカプコンの大人気ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズのコラボアイテムです。今回はその第1弾から「リオレウス」を見ていきたいと思います。
「ほねほねザウルス」は2002年から続くカバヤが展開する食玩ブランド。その名の通り恐竜の骨格をモチーフとした組み立て式のアクションフィギュアで、現在第25弾までが発売中の人気シリーズです。今回、ご紹介しているアイテムは、この「ほねほねザウルス」と『モンハン』シリーズのコラボ企画で生まれた特別バージョン。『モンハン』シリーズに登場する看板モンスターの数々がデフォルメされた骨格状態で楽しむことができます。
このシリーズ1番目のモンスターには「リオレウス」がラインナップ。ランナーは計4枚、パーツ点数は22個と食玩のプラモデルにしては結構なボリュームです。パーツに番号などは振られていませんが、説明書をよく見ながら組み立てれば10分とかからず完成するシンプルさが特徴となっています。
骨格モチーフといえど、成型色はしっかりとリオレウスの赤で再現されており、デフォルメされた体型かつ骨格モデルという姿ながら、しっかりとそれが「リオレウス」である、と認識できるようになっています。また、眼窩や鼻は塗装済み。一部スジ彫り部分にもスミ入れが施されているなど、そのまま組み立てただけでも十分なクオリティを誇ります。また、ほぼパーツごとにボールジョイントが設けられているため全身が驚くほど柔軟に可動します。顎も開閉可能、関節も硬すぎず柔らかすぎずアクションフィギュアとしても高い完成度となっています。その分、ややパーツが外れやすい箇所もあるのですが、「ほねほねザウルス」はブロックトイ的な組み換え遊びが楽しめることも売りのひとつであるため、頻繁に脱着することを思えばさほど気にはなりません。
通常『モンスタハンター』シリーズをプレイしていて、ふと「このモンスターの骨はどうなっているのだろう」なんて思っても、当然ですがそう見る機会なんてありません。そういった意味でも「モンスターの骨格状態」という、なかなかに珍しいジャンルが楽しめる今回のコラボはかなりユニークな試みではないでしょうか。店頭のお菓子売り場で見かけた際には、是非リオレウスの猛々しさと骨格モデルから漂う若干の不気味さを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ほねほねザウルス×モンスターハンター」は発売中。価格は1個380円(税別)です。
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■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり足が遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterにて随時受付中。
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