【私立岬守学園（しりつみさきもりがくえん）】
神奈川県某所に開校された、設立149年目を迎える由緒正しきお嬢様校。初等部と中等部もあり、好成績を残した生徒は、そのまま上の学園へ進学ができる。校訓は“自彊不息”。自ら努め励んでやまないことを理念としている。学年でネクタイ色が異なり、1年生が赤、2年生が青、3年生が緑となっている。
この学園には、“専守防衛の活動を練習する部活”が存在し、生徒は必ずどこかの部に所属することが校則となっている。同じ校則を規定している学園は、全47都道府県に1校ずつ存在しており、頻繁に各学園同士での“模擬戦”が行われ、絶えず互いの能力向上を目指す環境も整えられている。そのため、各学園で“好敵手校”、“同盟校”など、戦略的関係が生まれているのも事実である。「岬守（みさきもり）」は、「防人(さきもり)」の別名。そのため、校章は“剣と盾を持った女性”になっている。
■火乃本 彩（ひのもと あや）/ CV: M・A・O
“歴代最強チーム”を結成するべく、私立岬守学園の意図的工作により、レンジャー部に入部となった彼女。 各任務で好成績を取り、念願の救護部に転部することを目指していたものの、先の“夏期合宿”を通じ、レンジャー部に魅了され、部に必要とされるバレットガールズになることを決意する。
初等部、中等部時代は、救護部に所属していたため、レンジャー部としては、まだまだ、新米である。クラスメイトでもある“金園優理奈”と一緒に“岬守の両翼”となれるよう、日々、明るく元気一杯に突き進んでいる。今“模擬戦”で、“火”が、本物の“炎”となることはできるのだろうか！？ レンジャー部として、初めての他校との“模擬戦”で、凄～く緊張していることは、言うまでもない……。
■金園 優理奈（かねぞの ゆりな）/ CV:内田彩
私立岬守学園レンジャー部の内部崩壊させるべく、入部した彼女だったが、先の“夏期合宿（前作）”でスパイ行為が失敗する。そして、“専守防衛の活動を練習する部活”が存在する全学校で交わされた条約が付き付けられるも優理奈の人柄、実力に魅せられた部員達は、何とか任務を成功させ、正式に部員として迎え入れたのだった。
その後、私立岬守学園レンジャー部の部員として部活を行っていたが、今“模擬戦”で、数ヶ月ぶりに対面する元同志たちと弾丸を交えることになるのであった。
■木住野 玲美（きしの れみ）/ CV:福原 香織
豊富な運動量で戦場を駆け回る、私立岬守学園レンジャー部のムードメーカーでありエースアタッカー。他校との“模擬戦”では、勝利を決定付ける一撃を決めること多数。来年の次期部長候補！？ しかし“唯我独尊状態”となる“狂気モード”中は、性格＆口調が変化し、危険なヤツと化す。当の本人は、その時の記憶を喪失しているのが、これまた厄介……。学園内での挨拶は、“ばれっとにゃーるず！”である。
今“模擬戦”では、転校した元“岬守の四弾丸”のサポートメンバーである“楼山美雨”と弾丸を交えることとなるが、本人は、何やら不安な表情を見せている……二人の間には、何があったのか！？
■高梨 月代（たかなし つきよ）/ CV:三澤 紗千香
私立岬守学園レンジャー部、随一のサポーター気質の彼女。最大限に実力を活かせるのは後方支援だが、先の“夏期合宿”では、アタッカーとしての実力も垣間見せていた。また、忍びのような迅速な動きを生かし、部員の背後に忍び寄り、乙女の身体を触るのが癖…… その名は、“モミケーション”。部員だけでなく、学園内の全生徒に恐れられている。
今“模擬戦”でも、乙女の悲鳴が木霊することになるだろう……。そんな彼女だが、寂しがり屋な一面もある。“モミケーション”は、その表現の一つ！？
■天峰 咲姫（あまみね さき）/ CV:洲崎 綾
物心付いたときから、アニメが大好きで、お菓子を食べながら観覧するのが、至福の時間な彼女。大好きなアニメは、お菓子の能力で悪と戦う、変身ヒロインアニメ“スイーツ☆が～るず“である。また、戦場を駆け巡ることが得意ではない彼女。部活をサボる常習犯であり、今“模擬戦”も例外ではない。しかし、何に付けてもふんわりした口調だが、一度決めた目標には全力で突き進む強い信念を持っている。入学時と現在の身長が同じなのは内緒。お胸はちょっぴり成長したらしい。
携帯食がお菓子というほどの甘い物好き。今“模擬戦”では、一体、どんなお菓子の能力を解放してくれるのだろうか！？
■神代 海凪（かみしろ みなぎ）/ CV:上間 江望
戦国時代からの由緒正しい剣術を伝承する家系で育ち、幼少期から剣の道を極めて来た彼女。沈着冷静、凛とした佇まいで、言葉使いも少し武士っぽいのが特徴。兵法の考案に秀でており、独自色の強い“岬守の四弾丸”の将を務める。 宮本武蔵を祖とする流派“双天一流”の継承者であり、常に模擬刀を所持している。
今“模擬戦”では、“岬守の四弾丸”のストロングポイント、ウィークポイントを誰よりも熟知している元“岬守の四弾丸”のサポートメンバーである“楼山美雨”が、一番の脅威だと潜考する……策はあるのか！？
■早乙女 陽希（さおとめ あき）/ CV:田野 アサミ
大雑把で自由奔放な顧問の真意を理解し、校外業務で不在がちな部長の代役として部を支える副部長。筋金入りのミリタリーマニアであり、武器の使用だけでなく、兵器の操縦にも精通している。また、男っぽい言動ゆえ、彼女に魅かれた生徒が、部室を覗きに来ることも日常茶飯事。祖母は、“伝説のバレットガールズ”であり、現顧問である星川冥香が、部長を務めた代の顧問でもある。御存命であり、たまに、部活を覗きに来ている。
今“模擬戦”は、長年の旧知であるエルダ学院の部長が相手ということで、士気が高まっている。
■土居内 麻衣（どいうち まい）/ CV:巽 悠衣子
由緒ある名家直系のお嬢様。容姿は、女子高生という枠で考えればチート級のスペックを誇る。私立岬守学園レンジャー部の部長であり、地球上に存在するすべての武器を使いこなす“戦姫”。校外業務で部活を欠席することが多いが、新型武器の特訓・単身で戦場へ参戦するなど自身のスキルアップ、部の向上を潜思して活動する影の努力家である。しかし、相変わらず、名家一族からは、レンジャー部在籍の猛反対を受けている。
陽希同様に、長年の旧知であるエルダ学院の部長が相手ということで、士気が高まっている。
【私立エルダ学院（しりつえるだがくいん）】
東京都某所に開校された、設立49年目を迎える気高きお嬢様高校。3学期制の女子高である。ここ数年で頭角を現し、常にトップクラスに君臨する私立岬守学園レンジャー部を撃破するのは、この学院のレンジャー部と謳われる実力を有する。規律が厳しいことでも有名である。学年でリボン色が異なり、1年生が赤、2年生が青、3年生が緑となっている。
私立岬守学園と同様に、“専守防衛の活動を練習する部活”が存在し、生徒は必ずどこかの部に所属することが校則となっている。「エルダ(ELDA)」は、イタリア語で「軍人、対立」を意味する。
■冴嶋 嵐（さえじま らん）/ CV:松井 恵理子
私立エルダ学院レンジャー部の一年生が、転校となったため代わりに入部した彼女。バレットガールズとしての能力は高いが、この歳まで“天与の才”で生きてきたせいか、努力という言葉を知らない。協調性に欠け、自分より劣る人間に対して、小馬鹿にする傾向がある。また、やる気が無いときは、トコトン何もしないのが、この学院が上位に上がれない原因のひとつである。
学院側は、彼女の高い能力を必要不可欠と認めており、彼女の自由な行動は、特別扱いとして許可されている。無論、部内での不満を考慮した上である……。彼女が本気になれば、私立岬守学園レンジャー部の存在も揺らぐかもしれない！？
■ジェリー・ニュアージュ/ CV:金元 寿子
フランスから交換留学生として入学してきた名門貴族出身の彼女。彼女のバレットガールズとしての潜在能力の高さに魅了された学院は、大学院まで留学期間を延長し、日本に帰化させ、将来の“専守防衛”の要の一人として、育成することを企んでいる。
だが、そんな事は、他人事。彼女は、日本のサブカルチャー（漫画、アニメ、特撮、フィギュア、ゲームなど）に惚れ込み、お小遣いの殆どを消費しまうほどの充実した日々を過ごしている……私立岬守学園レンジャー部の天峰咲姫との“サブカルチャー合戦”という、もう一つの“模擬戦”も開戦される！？
■楼山 美雨(ろうやま みう）/ CV:明坂 聡美
私立岬守学園の中等部時代に“岬守の四弾丸”のサポートメンバーだった彼女。しかし、高等部進学と同時に、とある誤解により私立エルダ学院へ転校していく。感情を表に出すことはほとんどなく、何を考えているか窺い知ることが難しい。そのため、愛機のガトリングの唸りが、さらに恐怖を増幅させる・・・。
元々バレットガールズとしての能力は高く、転校しなければ“岬守の五弾丸”となっていたと謳われている。それは、全国に一目置かれている“岬守の四弾丸”のストロングポイント、ウィークポイントを誰よりも熟知していることを意味している。そんな彼女が4人の眼前に現れる・・・。
