
生まれたときからゲームと共に育ち、安価な開発環境が手に入る世代にとって、ゲームは消費するだけのものではなく、作りたい気持ちを刺激する、創造的、教育的メディアの要素も確立しつつあります。
「STAGE 7」では大ヒットしたインディーゲーム『マインクラフト』で再現された日本科学未来館を探検しながら、宝探しに挑戦できます(※参加するには整理券が必要です)。こちらはマインクラフトを使って再現された科学未来館。2人がかりで1ヶ月以上かかった力作とのこと。整理券があれば4人で遊べます。
マインクラフトはゲームプレイヤーが、クリエイターでもあるという特性をもったゲームで、最近は教育関係でも注目されています。そんな思いを知ってか知らずか、うちの子供は幼稚園でマイクラごっこをしているそうで、大人もマイクラを遊んで勉強した方がいいかもしれません。

仲間と一緒に遊ぶゲームは格別の面白さがあり、家庭用ゲーム機でも大変人気を博しました。そして、多人数プレイはインターネットの普及で、どんどん規模が広がり、いまや多くのひとが同時にゲームを遊べるようになりました。またインターネットを駆使し、SNSでつながったり、時期のトピックごとのバリエーションを提供したり、動画への誘導を行うなど、スマートフォン時代を象徴するゲームも誕生しました。
「STAGE 8」にはマルチプレイヤーとコミュニティをテーマとした展示です。ゲームは外でも遊べます。陣取り位置ゲームとして人気の『イングレス』(2015年/グーグル)は、超大作映画みたいなPV映像が。会場近くでもきっと熱い戦いが繰り広げられるに違いありません。

みんなで遊ぶゲームはひとりで遊ぶゲームとは違った面白さがあります。『サターンボンバーマン』(1996年/ハドソン)で、対戦したら盛り上がること間違いなし!でもこんなふうにプレイヤーがいないと、写真は撮りやすいけど、つまらない。ゲームはプレイヤーがいてこそ完成するメディアですね。また、会場では大型筐体と化した『グランツーリスモ6』(2013年/ソニー・コンピュータエンタテインメント)も。

こちらのステージにはスマートフォンのゲームも何台か展示されているのですが、さらに50年後にゲーム展が開かれたとき、インターネットのサーバーを必要とする現代のゲームを、今回のように遊べる状態で展示できるのか、ゲームの歴史を残すうえでの課題を感じました。でも動画という形でなら、遊んでいるプレイヤーの様子とともにたくさん残せそうですね。