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とある海外フォーラムユーザーが語るところによれば、シリーズの中でも『MGS 3』および『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』以降から作品性に大きな変化が見られてきたとのこと。具体例としては「映画的演出」。近年の『MGS』シリーズに見られるリアリズム、そして『MGS 2』までに見られたアクロバティックな映画風アクションは明確な変化として感じられており、「これは新生コジマプロダクションにも期待できることだけど、『MGS V: TPP』は映画的な演出から脱してゲームプレイ中心のアプローチをとっていたのが嬉しかった」と言った声も寄せられていました。
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そして『MGS』『MGS 2』で見られるような「“怪物的”なアメリカの存在」、「ゲーム内歴史への関心」が欠けたことも大きなポイントである模様。福島智和氏の離脱も理由と見られており、「(福島さんがいれば)シリーズにここまでの大きな変化は起こらなかったと思う」「『MGS: PW』はキッズ向けになって、『MGS V: GZ』はメカも超常的な出来事も起きないどんよりとした作品になっていたかも」などのコメントも。更に、「過去のシナリオや設定を気にしなくなった」「『MGS: PW』や『MGS V』でフィーチャーされていたテクノロジーは現実的ではない」と、こちらも賛否が分かれる「変化点」として挙げられていました。
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ゲームプレイとシネマティックな演出は二分して比較できるものではありませんが、映画的な作風を見た海外のゲーマーは小島秀夫監督を「素晴らしいコラボ相手と偉大な作品、まさにビデオゲーム版ジョージ・ルーカスだ」とまで評価。「彼のハチャメチャなアイデアを解き放つ技術が産まれたり、それをコントロールすることができるようになったら、私達は大変な目に遭うかも」と、悲喜こもごもな期待まで抱かれているようでした。