『FFXV』の発売日は多くのファンが心待ちにしていた情報でしたが、このイベントではその他にも様々な新発表が相次ぎました。中でも特に、『FFXV』の主人公であるノクティスの父親であり、国王でもあるレギスの視点で描かれるフルCG作品「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の発表に大きな注目が集まりました。
この映像作品「KINGSGLAIVE」に登場するキャストの一部がさきほど明らかとなり、ニックスを綾野剛さんが、ルナフレーナを忽那汐里が演じます。また、ゲーム本編となる『FFXV』のキャストも発表され、レギスを磯部勉さんが、ルナフレーナを北川里奈さんが担当するとのことです。
#FF15 ゲーム本編のルーナ、レギスの配役が決定!!【レギス:磯部勉さん】【ルーナ:北川里奈さん】#FFXV 公式サイト>CHARACTERSよりキャストコメントがご覧いただけます⇒ https://t.co/0WHoiGpqv1 pic.twitter.com/BXKAtiyVw7
— FINAL FANTASY XV (@FFXVJP) 2016年5月31日
発表された情報から分かる通り、“ルナフレーナ”のキャラクターボイスは、『FFXV』と「KINGSGLAIVE」でそれぞれ異なります。なぜこのような配役にしたのか、「KINGSGLAIVE」のディレクターを務める野末武志氏が、公式ブログにてその理由を明かしました。
野末氏によれば「KINGSGLAIVE」は英語版ベースで制作されており、日本語版を制作するにあたって、「映画の日本語吹き替え版」という視点を声の表現に求めたとのこと。また、人間の感情をより細かく表現するため、『FFXV』と「KINGSGLAIVE」ではキャラモデリングも変更しており、その考えと同様のアプローチでルナフレーナを掘り下げた結果、「根本にある女性としての芯の強さと、映画で実績を積まれた表現手法を持つ方を基準として、忽那さんに是非お願いしたい」との想いに至ったそうです。
映画的な表現手法で、等身大のキャラクターを演じた忽那さん。そして、描画の制限による表現の限界に幅を与えた北川さん。いずれも、それぞれの媒体に合わせて選ばれた配役の結果と言えるのでしょう。この二人がどのような形でルナフレーナの魅力を引き出してくれるのか、早くも期待が高まるばかりです。
■FFXV UNIVERSE「ルナフレーナ」の配役に関して
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