【ゲームの中では傍若無人】34回:アプリ『古杣(furusoma)』低スコアは全部音感のせいだ

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ゲームの中では傍若無人
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『パラッパラッパー』や『ビブリボン』をプロデュースした七音社の新作音楽ゲームがリリースされました。その名も『古杣(furusoma)』。 古杣は実態のない、音だけの妖怪。誰もいないはずの山の中から木を切り倒す音が聞こえたら、それは古杣なのだとか。昨年出版され話題になった『山怪 山人が語る不思議な話』にも、古杣らしき体験談が収録されており記憶にも新しいところです。本作の古杣はそんな怖いものではなく、見た目はとてもユニーク。それぞれ「音」を持っており、鍵盤で古杣と同じ音を「共鳴」させて捕獲しするのが目的です。


本作は音楽ゲームに分類されるものの、いわゆる「リズムゲーム」ではなく、音の聞き分けが物を言う「音感ゲーム」。リズム感ももちろん重要。タイミングよく鍵盤を弾くと高得点になります。

1つの曲に「easy」や「normal」といった難易度が用意されており、さらにレベルが3段階に分かれています。レベル1、2では鍵盤にガイドが表示されるので、難易度hardでもなんとなく弾いている感覚が得られます。問題はレベル3。鍵盤のガイドがないので古杣が発する音を聞いて正しい鍵盤を弾かねばならず、音感のない人が初見で高得点を取るのは難易度関係なく無理!

レベル3は挫折しかけましたが、ハイスコア狙いでレベル1、2を繰り返しプレイしたところ、自然と指の動きを覚え、レベル3もそれなりに弾くことが可能に。古杣を捕獲しスコアを競っていたのに、最終的に1つのパートをしっかりと弾くことが目的になっていました。そう、本作の醍醐味は「演奏しながらゲームを楽しむ」従来のゲームとは逆。「ゲームをしながら演奏を楽しむ」ところにあるのです。実際、セットアップによりMIDIキーボードを接続することも可能。音感0でも、練習すれば曲は弾ける!

ホンネ君「もうダメなことを妖怪に責任転嫁するんじゃないよ」 はい、その通り…。

『古杣(furusoma)』 はiOS/Androidにて無料で配信中。


■著者紹介
みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。代表作『ふぅ~ん、真田丸』(実業之日本社)

(C)NanaOn-Sha Co., Ltd 2016

《みかめ》

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