『バイオハザード アンブレラコア』プレイインプレッション―三つ巴の戦場をタクティカルに生き抜け

2016年6月23日(木)にリリース予定の、PS4/PC向け対戦型シューターゲーム『バイオハザード アンブレラコア』。ゾンビであふれかえるエリアを舞台に3対3のシューターアクションが楽しめる本作のハンズオンプレッションをお届けいたします。

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『バイオハザード アンブレラコア』プレイインプレッション―三つ巴の戦場をタクティカルに生き抜け
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2016年6月23日(木)にリリース予定の、PS4/PC向け対戦型シューターゲーム『バイオハザード アンブレラコア』。ゾンビであふれかえるエリアを舞台に3対3のシューターアクションが楽しめる本作ですが、発売に先駆けプレイをすることができたので、ハンズオンプレッションをお届けいたします。

◆ゾンビをも利用する戦術的なゲームプレイ



バイオハザード アンブレラコア』は、サバイバルホラーアクションシリーズ『バイオハザード』をモチーフにした、3対3のシューターアクションゲームです。プレイヤーは名も無き傭兵となり、立ち入りが禁止されている感染地区に潜入。ゾンビが徘徊するエリアを舞台に、他のプレイヤーと死闘を繰り広げます。


最大の特徴は、エリアに第三勢力であるゾンビが徘徊していること。ゾンビは基本的にプレイヤーが攻撃しない限り襲ってはきません、カラスなども同様です。ただし、プレイヤーが背負った装置「ゾンビジャマー」に被弾し、破壊されてしまうとたちまち襲いかかってくるため、敵のゾンビジャマーを破壊するという作戦も効果的です。逆に自分のゾンビジャマーが破壊されてしまった場合でも、壊れていなければ倒れた敵から拝借もできるので、ゾンビに襲われる前にしっかりと補給しておきたいですね。

本作には過去のシリーズ作品のエリアをモチーフとした戦場も登場します。『バイオハザード コード:ベロニカ』に登場した多階層構造で上下をつなげる長い通風口をもつ「南極基地」や、『バイオハザード5』からは広いマップになっている「キジュジュ自治区12区域」、屋根の上を使った駆け引きもできる『バイオハザード4』の「発端の村」なども登場します。エリアは全体的にやや狭めとなっていますが、1マッチが3分間と非常にハイテンポに展開するバトルにはピッタリのサイズという印象でした。


また、カバーの度合いをコントロールできるシステムが採用されています。遮蔽物に隠れながら立ち/しゃがみを切り替えることもできるので、ヘッドショットを狙う敵の裏をかいて別の角度から攻撃をすることが可能となっています。


装備や武器はランクマッチをクリアしていくことで解放され、武器を使い続けていくとカラーなどのカスタマイズができます。試遊では、ド派手なカラーリングやDLCでリリースされるシリーズに登場するキャラクターのマスク(フェイス)なども見られました。

◆様々なルールで繰り広げられるマルチプレイ



マルチプレイ対戦モードは2つ。死がそのままゲームオーバーとなる「ワンライフマッチ」と、8つのゲームルールからランダムで選ばれたバトルを戦い抜く「マルチミッション」の2種類です。「ワンライフマッチ」では、死んでしまうとそこでバトルが終了となってしまうためとても緊張感がありました。1人倒されると戦況が一変し、相手に囲まれてピンチに陥ることもあるため、より慎重な戦いが求められます。さらに残り1分になるとレーダーに敵が表示されるので、終盤までもつれるとより激しい戦いが行われること必至です。


一方の「マルチミッション」では、敵プレイヤーを多く倒すベーシックなルールである「リスポーンマッチ」のほかに、機密情報が収められたアタッシュケースを奪い合う「プロテクター」や、拠点を防衛する「ドミネーション」、ターゲットとなったプレイヤーを倒す「ターゲットハンター」、ゾンビやクリーチャーを倒してアイテムを入手する「DNAハンター」「特殊DNAハンター」──など、敵プレイヤーを倒すだけではないミッションも多数収録されています。

シューターアクションゲームなので、もちろん相手を倒す能力は必須ですが、アイテムを所持し素早く移動して敵を撹乱したり、物陰に潜み敵が落としたアイテムを漁夫の利の如くかすめ取ったりと、キルするスキルがなくてもバトルに貢献できるのがマルチミッションの特徴です。また、射撃が苦手なプレイヤーは、ゾンビバイルによる近接攻撃を主体とした戦法をマスターしましょう。バイル攻撃は当たれば一撃で敵を倒すことができますが振りは大きいので、1対1のシチュエーションや後方から急襲するのがおすすめです。

以上、『バイオハザード アンブレラコア』のハンズオンインプレッションをお送りしました。ほどよい狭さのエリアを舞台に1プレイ3分間で終了するバトルは非常にテンポが良く、サクサクと敵とエンカウントして銃撃戦が行える本作。相手をキルする技術だけでなく、第三勢力であるゾンビを上手に利用するといった戦略も用いることができるのもおもしろいポイントです。マルチプレイのルールも多数収録されているので、目まぐるしく展開が変化するスポーツのような感覚でプレイができました。

《カミヤマ》

ゲームを買うのが生きがいです カミヤマ

家庭用ゲームが大好きなインターネット老人会の積みゲーマーです。毎週木曜日を楽しみに生きています。

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