
東京駅丸の内南口出てすぐの、丸の内仲通り・行幸通りにて、食と農林漁業の祭典「ジャパンハーヴェスト 2016」が、11月5・6日の2日間にかけて開催中です。2016年は「丸の内農園」をテーマに、農業体験などの様々な学びと日本の美味しい食を提供している本イベント。インサイドとはあまり縁のなさそうなイベントですが、なんと今年は『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』が協賛として名を連ね、さらにブースまで出すということで、取材に行ってきました。



午後12時頃。会場に到着した筆者は早速『どうぶつの森』ブースへ。ここでは『どうぶつの森』シリーズのamiiboやamiiboカードなどが主に展示されていました。先日の記事の通り、『とびだせ どうぶつの森』内で使用できる家具アイテム「やさいバスケット」の配信も行われており、少し離れたところにDLエリアが設けられていました。なお、このアイテムは、以前海外限定で配信されていたもので、今回のイベント期間に限り配信しているものです。

また、『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』を持参したユーザーにamiiboカードをプレゼントするイベントも実施。こちらは各日先着100名となっており、初日は11時00分の開場から30分ほどでなくなってしまったようです。
さらに、イベント会場全体をつかった「とびだせ どうぶつの森 amiibo+」宝探しクイズラリーも実施。クリアするとamiiboや信州和牛などが当たる抽選に挑戦できます。参加賞で『どうぶつの森』オリジナルステッカーももらえますよ。
この「ジャパンハーヴェスト 2016」というイベント、農林水産省が主催するとだけあって、結構大きな規模で行われています。会場となる丸の内仲通り(全長約600m)は、テーマごとに4つのエリアに区切られており、各エリアにはブースが所狭しと並び多くの人で賑わっていました。
筆者は一通り見て回りましたが、流石に全てを紹介できないので、『どうぶつの森』ブースがある「アグリカルチャーフィールド」をメインにフォトレポート形式でご紹介。ちなみに、このエリアは農業体験などが楽しめる、学びを軸にしたようなエリアです。



エリアに来てまず目に入るのは、普段の東京・丸の内では絶対に見ることのできない、牧草や米俵、稲木干しやカカシなど。「田園風景を(少し)再現してみました」として展示されており、写真を撮ったり、自由に触れることができます。

都会のど真ん中ですが、牛もいました。こちらでは乳搾り体験や子牛への哺乳体験が可能です。この他にも、体験系ブースでは野菜収穫(持ち帰り可能)もできます。



トラクタなどの農機を製造する「井関農機株式会社」のブースには、「農業女子トラクタ しろプチZ15特別仕様」などの展示が。トラクタには試乗することができ、筆者も乗せてもらいました。農機ってグッときますよね。
ちなみにこのトラクタ、農林水産省が進める「農業女子PJ」とのコラボで生まれたもので、長時間の作業でも疲れづらいシートや日焼け対策のサンバイザなど、女性農業者の生の声から生まれた機能が多数盛り込まれています。農林水産省がそのような取り組みを行っているのは知らなかったので、これには驚きました。トラクタと共に展示されている耕運機も同様のプロジェクトで生まれたものとのことです。
『どうぶつの森』ブースの周りは「農業女子PJ」のエリアでもあり、上記の井関農機やこのあと紹介するものも含めて様々な農業女子向けブースが出展されていました。


こちらは農機メーカー「丸山製作所」のブースに展示してあった草刈機「かる~の」。これも「農業女子PJ」とのコラボで生まれた製品。刃にあしらわれたハートなど、随所に女性のための機能が盛り込まれています。丸山製作所のブースでは、他にも農業女子向け手袋の販売や、液体散布用ドローンを展示していました。


自動車業界で唯一「農業女子PJ」に参画している企業「ダイハツ」のブースでは、軽トラックの「HIJET」を使ったブースを出展。HIJETには軽トラらしからぬ9つのカラーバリエーションや、女性向けのメーカーオプションが存在。農業女子向けのオプションパックもあります。今回の出展では、農業女子15人によるマルシェとして、ピンクやオレンジなどカラフルなHIJETの荷台を商品棚に、野菜やジャムなどを販売していました。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
このように色々と興味深いブースが多数出展している「ジャパンハーヴェスト 2016」。別のエリアにも全国の美味しいものが食べられる出店や、ソースや味噌、醤油の味比べなど楽しそうなブースがたくさんありました。『どうぶつの森』ブースはそれなりに慎ましやかなので、amiiboカードや配信アイテム目当てで行く方は、ぜひこの祭典も一緒に楽しんでみてください。休憩スペースも豊富にあるので、11時00分の開場から16時の閉会まで丸一日楽しむこともできると思いますよ。
「ジャパンハーヴェスト 2016」は東京駅すぐ近く、丸の内仲通り・行幸通りにて11月5・6日の2日間開催です。