●Nintendo Life: 100/100
- 単刀直入に言えば、『ポケモン サン・ムーン』はゲームフリークが開発してきた中で最高の『ポケモン』だ。“ポケリゾート”、サイドクエスト、素晴らしい環境などは最初から最後まで楽しむことができる。ゲームフリークは慌てることなく、ハードコアなファン向けギミックを破壊せずに新要素を慎重に調整して組み込んだ。豊かなコンテンツに更に面白くなったシナリオ、やり甲斐のある探索など、これまでリリースされたシリーズ作品ではなかった手法が生きている。君が『ポケモン』シリーズの新規ファンであろうが古参ユーザーであろうが、絶対に購入すべき作品だ。
- 『ポケモン サン・ムーン』は長年にわたるシリーズの中で最も素晴らしい『ポケモン』だ。『オメガルビー・アルファサファイア』も秀逸な作品ではあったが、『X&Y』のスキンを貼り替えたバージョンとも言える。長い時が経ち(もしくは『ポケモンGO』をアンインストールして以来)、『ポケモン』は新たな質感を得て、ワクワクするようなゲーム性になった。君がシリーズファンであれば『サン・ムーン』はきっと気に入ることだろう。もし『ポケモン』にしばらく触れてなかったのであれば、その懐かしい手触りに喜べることだろう。
●The Daily Dot: 90/100
●IGN: 90/100
- ゆっくりと安定した20年間の進化を経て、『ポケモン サン・ムーン』ではちょっとした革新的な変化が起きた。魅力的で豊かな新地域は、『ポケモン』らしい手法を抜本的に変えながらも、アローラでの旅をメインシナリオ全編を通して楽しめるようなものに仕上げた。ちょっとしたインターフェイスの変更やたくさんのアップグレードは、以前のシリーズからプレイしやすくなりながらも印象の変わらないものとなっている。
●GameSpot: 80/100
- 良い点
- “ひでんマシン”が“ポケモンライド”に置き換えられ、更にプレイしやすくなった
- “試練”と“島めぐり”は既存のジム戦に新鮮なひとひねりを加えた
- グラフィック向上により、トレーナーとポケモンはこれまでで最も見栄えが良い
- わざの効果がわざ選択画面から分かるようになった
- 下画面でのマップで今いる場所や次の目的地が確認できる
- Zワザのアニメーションが長過ぎる
- シナリオはナンセンスかつ面白くない
悪い点
●Telegraph: 80/100
●Guardian: 60/100
- 2016年の強力タイトルでもなく、『ルビー・サファイア』の印象も残っているようだが、楽しめるゲームではある。『ポケモン』はビッグタイトルであり、『サン・ムーン』はそのフランチャイズに変化を与え、体現したタイトルだ。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

11月18日よりリリースされた『ポケットモンスター サン・ムーン』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは両バージョン共に86点。本記事では『ポケットモンスター サン』へのメディアレビュー(36件)に準拠して紹介しています。

アローラ地方での新たな旅で楽しめる要素や刷新された一部ゲームメカニクス、向上したユーザーインターフェイスなどは概ね高く評価されており、『ポケットモンスター』フランチャイズの新たな一歩として快く受け止めるレビューが多数を占めています。演出面やシナリオ展開はマイナス評価のひとつとして浮かび上がっていましたが、世界的人気を誇る『ポケットモンスター』の名に恥じない新作に仕上がったと言えるのではないでしょうか。
『ポケットモンスター サン・ムーン』はニンテンドー3DSを対象として国内外で発売中。価格は4,980円(税別)です。