【ゲームの中では傍若無人】48回:『Miitopia』 厄介なのは魔王より勇者をとりまく人間関係

任天堂 3DS

ゲームの中では傍若無人
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好きなMiiを配役して楽しむ、みまもりシミュレーション『Miitopia』。

一見、剣と魔法のRPG風で、レベルや経験値や武器防具の概念はありますが、サクサク強くなっていくのでレベルが足りずに詰まるということもなく、まったりと楽しむことができます。

自分や実在する身の回りの人を使うのが本来の楽しみ方なのでしょうが、筆者にはハードルが高すぎました。でも大丈夫!そんな人でも楽しめるよう、既に登録されている他のプレイヤーが作ったMiiを選んで配役することができるのです。


こんな感じで配役は任意に選ぶことが可能。途中で入れ替えもできます。

とはいえせっかくMiiを使ったゲームなので、主人公は本稿のキャラクターを再現し、追加キャラクターは1から作る、という条件を立ててスタートしました。


とりあえず自分と、謎の生き物「ホンネ君」を作成。あまり似てないのはご愛きょう。


旅の途中でパーティに加わる仲間は都度Miiを作成していきます。こちらは『Miiスタジオ』や『トモダチコレクション』で作成したものを持ってきたり、QRコードを読み込むことも可能です。


Miiは性格設定に合わせた行動を取ります。これぞ傍若無人! さらに、キャラクター同士の親密度を上げるとその親密度に合わせてさまざまなアクションを取るようになります。かばったり、励ましたり、協力したり…戦いと通じてキャラクター同士のコミュニケーションが深まっていくのです。

…が、人間が集まればトラブルはつきもの。些細なことで喧嘩すると戦闘中にすねて手を抜いたりとやりたい放題。プレイヤーはただ見守るだけ…ではなく、宿屋の部屋割りを考えたり、ルーレットゲームで旅行券を当てて機嫌を直してもらったりと、Miiの知らぬところでサポートをしてあげるのです。世界を救う上で魔王よりも厄介なもの、それは仲間の人間関係なのでございます。


ろくなことをしない筆者のMii。


RPGとしての難易度は低めに設定されているので戦闘コマンドの入力も簡単。主人公以外はオートだし、主人公もオートにすることができるので、戦闘中はじっくりみまもることが可能です。ちょっとやばいなと思ったら「HPふりかけ」で傷ついたキャラクターを回復してあげたり、「安全地帯」に避難させて休ませたりと神様目線でフォローすることもできますが、プレイヤーが基本的にやるべきことは「みまもり」なのです。


それにしてもホンネ君…二人旅の時はあんなに仲良かったのに…仲間ができた途端にほかの人と仲良くなって…!


ホンネ君「そうやって心が狭いからMiitopiaでもぼっちこじらせるんだよ」 はい、その通り…。


3人パーティでは筆者がぼっちこじらせキャラになってしまいましたが、パーティが増えればさまざまな組み合わせができ、任意のキャラを親密にすることが可能です。自分は登場せずあくまで傍観者として作ったMiiたちを見守るでもいい、自分の好みのMiiを集めてハーレムパーティを作ってもいい…そう、すべては神たるプレイヤーの采配次第なのです!

『Miitopia』 は5,076円(税込)で発売中です。

■著者紹介

みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。代表作『ふぅ~ん、真田丸』(実業之日本社)

(C) 2016 Nintendo

《みかめ》

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