ポノスは、『にゃんこ大戦争』をはじめとする数々の個性的タイトルを開発・運営する、京都に本社を置くゲームメーカー。東京にある江戸オフィスでは、e-Sports事業に注力していく考えで、「選手の支援」「スマホ向けのe-Sportsタイトルの開発」「大会への投資」という3つの方針で今後取り組んでいくということです。
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本発表会では、下駄姿でおなじみポノスe-Sports事業統括の板垣護氏が登壇、ゲームキャスターStanSmith氏の司会進行のもと、プレゼンテーションが行われました。
まず、選手の支援は、プロゲーマーを志望する人材を、ポノスの社員として積極採用していくというもの。日本でプロゲーマーになるには、海外遠征の渡航費や、練習時間の問題などがある中で、ポノスが正社員・契約社員・アルバイトとしてゲーマーを採用、通常業務を行いながら大会に参加して、得られた賞金はプレイヤー本人が100%得られるというシステム。固定職ではなくその人材に合わせた職種で採用を行い、実際に広報とプランナーの採用事例があるのだとか。
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また、フリーのスポンサードという支援もあり、ゲーマー社員は、ポノス広告塔の報酬として渡航費の援助などが受けられるそうです。
同社は、e-Sports向けの新作3タイトルを現在開発しており、まだゲーム画面が披露できる段階でないものの、「バトル+レース」、「装備+格闘」、「カード+陣取り」といずれも競技性のあるジャンルとのこと。「バトル+レース」ジャンルのタイトルに関しては、早くて2017年夏にもリリース予定で、プレイするだけでなく「観戦しても楽しい」をモットーに掲げています。
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今回開催されたオフラインイベントでは、e-Sports事業説明の他にも、『ストリートファイターV』や『BLAZBLUE CENTRALFICTION』の対戦会、そして板垣護氏がCEOを務める別会社ヤルキマントッキーズの『ぬこしょうぎ』を種目とした、賞金付きのトーナメントも実施され、来場者が和気あいあいと楽しんでいました。