【特集】『ゼルダの伝説 BotW』旅人の数だけドラマがある…馬宿に集う旅人に密着してみた!
馬宿に行けば必ずと言っていいほど遭遇する旅人。彼らがどこから来て、どこへ行くのか。その行動に密着してみました。
任天堂
Nintendo Switch
最後は平原外れの馬宿にやってきました。ハイラル平原の西に位置し、タバンタ地方へ向かう際に立ち寄る馬宿です。
ここを拠点に活動しているウドー。用心棒をしており、旅人のために馬宿周辺の情報を教えてくれます。貴重な矢も売ってくれるので利用した方も多いのではないでしょうか。
ウドーはこの世界では珍しく眼鏡をかけており、その容姿が任天堂の前社長の故・岩田聡氏に似ているということでちょっとした話題になっています。そこで気になる彼に密着してみました。
午前9時、馬宿を出て南東へ向かいます。どこに行くのか尾行してみると…
三叉路を北西に折れ、ゲルド地方へと向かう道を進みます。
ゲルドキャニオン方面にあるデグドの吊り橋付近は魔物がいっぱい。しかしウドーはその手前で止まり、遠くからゲルド地方をチェック!
魔物の気配がまったくないのでおちゃらけるリンク。しかしリンクは行く先々で嵐を呼ぶ男…
やはりイーガ団を呼んでしまった…せっかくなので用心棒の御手並み拝見!
…と思ったら、やる気はあるけど攻撃しにいかないウドー氏。
結局リンクがイーガ団を撃退。次は助けてくれるということですが、期待してもいいんですか!?
再びのイーガ団! カッコいいところ見せちゃって!しかしウドー氏、やはりここでもやる気を見せるだけ…
とうとう本性がバレた。というわけで役に立っているのかいないのかわからないまま本日の偵察は終了。
翌朝5時、本日の偵察開始。今日は北西側を偵察するようです。
午前7時、道の先で助けを呼ぶ声が! ここは用心棒の腕の見せ所では!?
ウオトリ―村出身の旅人とおぼしき人がボコブリンに襲われている! しかしウドー氏、そちらは気にせず、サトリ山方面の偵察に余念がない!
見て見ぬフリをしよう。そうしよう。こうして本日の見回りは何事もなく終わったのでした…
密着結果:ウドーは平原外れの馬宿を拠点にゲルド地方とタバンタ地方の偵察を行っていますが、用心棒と言う割には実践では役に立っていませんでした…。裏で「ウドーの大木」と言われているに違いない。でも矢を売ってくれるからよしとしましょう!
こんなこと言ってるけどウドーもやっぱり憎めないキャラクターです。
総評:旅人とまったり歩むのも悪くない!
というわけで4人の旅人に密着完了! 旅の途中でたまたま出会い、会話する程度であった旅人たち。彼らにはひとりひとり違った目的があり、みな旅を思いっきりエンジョイしていました。危険な道もありましたが、きっと旅慣れた彼らは彼らなりの方法で危機を乗り越えているのでしょう。むしろ安全な行程にまでイーガ団を呼び込んでしまい、本当に申し訳なく思っています(苦笑)。
旅人たちと旅をしてわかったことは、彼らは道中を急がず、リンクの倍以上の時間をかけてゆっくりと進んでいるということです。密着を始めた当初はまったり進行にちょっぴり苛立ちを覚えましたが、彼らと歩調を合わせて歩むうち、いつもはとは違う角度から景色を見たり、普段見落としていた美しい景色に気づくことができました。彼らはこんな素晴らしい景色を見ながら歩いていたんですね。目的を遂げることも大事ですが、時にはこうしてゆっくり歩むことも悪くないなぁ、なんて思いました。
時間や場所によってさまざまな姿を見せてくれるハイラルの景色。一介の旅人になり、旅人たちとともにゆっくりと旅をしてみてはいかがでしょうか?
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