インサイド編集部&ライターが選んだ「2017年最もハマったゲーム」

インサイド編集部&ライターが選んだ「2017年最もハマったゲーム」

ソニー PS4
インサイド編集部&ライターが選んだ「2017年最もハマったゲーム」
インサイド編集部&ライターが選んだ「2017年最もハマったゲーム」 全 4 枚 拡大写真
2017年。ニンテンドースイッチの発売を始めゲームし業界は大いに盛り上がりました。ソフトも、今後名作として後世に語り継がれていきそうな大作から、小粒ながらも驚くような作品まで、豊作な年でした。さて、そんな2017年、インサイド編集部とライターたちは何にハマったのでしょうか。


◆編集長:『ニーア オートマタ



――荒廃した世界で戦う切なくも美しいアンドロイドたちの物語と太もも
『ドラッグオンドラグーン』シリーズ、『ニーアレプリカント』ですっかりヨコオワールドに魅了された著者の今年のベストゲームは『ニーアオートマタ』。ヨコオタロウ氏ならきっと最後に何か仕掛けてくるだろうと思っていたのですが、やっぱりあの展開は心にくるものがありますね。胸を締め付けるようなストーリーもさることながら、個人的にはキャラクターが『ニーア』最大の魅力かなと。2Bちゃんの「銀髪ショートカット眼帯ゴシック太もも」なデザイン、たまんないっす…「アンドロイドが感情を持つことは禁止されている」とか言いながら自分が一番人間くさいところもいいですね!はぁ~、自分もポッドになって2Bちゃんの後ろでふわふわ浮かんだりナデナデされたりしたい…


◆リバレー:『ファイアーエムブレム ヒーローズ



――新鮮なイラスト!テキスト!この時をどれだけ待ちわびたか…
2月に電撃的に配信された『FEヒーローズ』。任天堂初の、いわゆる"ガチャゲー"の登場に、様々な意見や反応が見られたものですが… FEファンにとっては、「過去のもの」になりつつあった過去作キャラのイラストが、テキストが、ボイスが新たに公式から供給される、これほど嬉しいこともありません。妄想は膨らみ、創作は活気を増し、2017年はFEにまみれた幸せな1年となりました。ゲーム性についても初期こそ内容が薄かったものの、1年をかけて徐々にコンテンツも充実し、今は十分に面白いゲームになっています。来年には1周年や完全新作を控えていますし、これからもまだまだ『FEH』から目が離せません。


◆ねんね太郎:『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド



――スイッチ片手に、部屋の中をいったりきたり。こんな冒険は初めてだ!
今年も色々素敵なゲームが出ましたが、振り返ると「やっぱ、ゼルダだよなー」という感じです。本作の素晴らしいゲーム性は至る所で語られているので、ここでは割愛。筆者はニンテンドースイッチ版で遊びましたが、大画面に映したり気軽に持ち運んだりといった、スイッチならではのプレイスタイルにすっかり魅了されました。見知らぬ土地を冒険する時はテレビでじっくり。道中の謎解きに詰まった時は、携帯モードで気分転換。そして偶然の閃きで謎が解けたら…やばいっ、ボスが来た! テレビに戻れっ! なんてことがしょっちゅう。こんな体験は生まれて初めてであり、今年を振り返ると「やっぱ、ゼルダだよなー」となってしまうのです。


◆すえなが:『ららマジ



――少女たちが抱える“等身大の傷”と向き合ってほしい
2017年、楽しんだゲームと聞いてぱっと思い浮かんだのが『Warframe』と『ららマジ』でした。どちらにするか悩んだのですが、2017年リリースということで、『ららマジ』にさせていただきます。本作では、30人の器楽部員を相手に、彼女たちひとりひとりが抱える“傷”と向き合い、“心の調律”を行っていく音と魔法の学園RPGです。皆が抱える傷は、そのどれもが等身大のもので、故に気持ちを込めやすく、筆者は初めてスマホゲームで泣きました。他のRPGであるような“世界を救う”とか、そういう壮大なことはありません(今のところ)が、風呂敷を広げすぎない安定感のある物語は、小さくとも確かに心を動かしてくれます。さくら先輩…!


◆ひびき:『ZOIDS FIELD OF REBELLION



――スマホで本格「ゾイドシミュレーション」が楽しめるファン垂涎の1本
タカラトミーが誇る人気IP「ゾイド」。いわゆるロボ・メカ戦記モノなのですが、そんじょそこらの作品と違うのがメカの扱い。各機体それぞれに明確な役割が与えられており、砲撃機が前線で格闘したり、電子戦機が大火力をドンパチしたりすることはありません。本作はMOBAというスタイルを借りて、そんなゾイドの役割を演じるロールプレイ欲を満たしてくれます。所謂「主人公機」が空に海に場所を選ばず一機当千、なんてことがないので地味といえば地味。ですがそれ故、「この機体はこういう働きをするはずだ」と各機体のキャラ性を楽しむことができます。ディープなゾイドファンの「贅沢なごっこ遊び」要素が満載の珠玉のスマホアプリです!


◆茶っプリン:『バンドリ!ガールズバンドパーティ!



――魅力的なカバー曲の数々!そしてなによりもモカが可愛い!
アニメ「BanG Dream!」のリズムゲームとして登場した『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』を、この1年ずっとやりこんでいました。『バンドリ!』にハマってしまった理由の1つが、グレンラガンの「空色デイズ」や「天体観測」「紅蓮の弓矢」といった20代の私にドンピシャなカバー曲の数々です。しかもこのカバー曲は続々と追加中!中学生の頃に大好きだった「千本桜」が追加された時は真っ先にフルコンしました。そしてなによりも、ゲーム限定キャラクター「青葉モカ」が可愛すぎる!バンドメンバーとのふれあいは見てて癒されるし、しゃべり方も最高にかわいい!モカの最高レアが3枚かぶったのも運命です。これからもモカが来たら全力尽くします!


◆FiveFinger:『レインボーシックス シージ(Year2)



――PvPだけでなくCo-opイベントにも期待できる本格タクティカルシューター
UBIソフトが贈る本格タクティカルシューター『レインボーシックス シージ』、Year2では途中ロードマップにない大規模修正があったものの、無事4ヵ国8人のオペレーターが新たに追加されました。5対5という少人数対戦のため、個々の責任が大きいと私も懸念していたのですが、カジュアル勢とランク勢で住み分けがされており、初心者でも気軽に楽しむ事ができます。また、Year3のロードマップも公開されCo-oPイベントの開催が発表されているので、PvPが怖い!という方にも楽しめるゲームに進化し、さらに盛り上がりを見せていくと思います。


◆臥待 弦:スイッチ版『レイジングループ



――ハマりすぎて気付けば朝…! 狂おしいまでの“正気”が織りなす伝奇ADVの傑作
『鈍色のバタフライ』『トガビトノセンリツ』『D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-』など、いずれもプレイ満足度の高い脚本で好評を博してきたamphibian氏が手がける『レイジングループ』。スマートフォンを始め様々なプラットフォームに展開する本作が、今年いよいよニンテンドースイッチに登場。怪しい村人を吊し上げる「黄泉忌みの宴」を行う集落・休水に迷い込んだ主人公・房石陽明が、「死に戻り」を繰り返すことで真実に近づく物語を描く本作は、実績に裏付けられた筆致や意外な展開の数々により見る者の目を奪い、気が付けば朝……ということもしばしばありました。

限られた文字数で魅力を語り尽くすのは至難の技ですが、物語上で特に推したい点は、信頼と疑惑が交錯し、人死にが多発する異常事態の中で、多くの人が「狂気」ではなく「正気」に基づいて行動することです。誰かを救うのも、また犠牲者を選ぶのも、偏りや偏見こそありますが、狂った末ではなく自らの意志として決断。いっそ狂ってしまった方が楽かもしれないのに、想いや意志、愛情ゆえに、正気を失わずに足を踏み出します。正気が織りなす悲劇の糸を、房石陽明が解き明かせるのか。その答えは直接確かめて欲しいで、未プレイの方はぜひ遊んでみてください!


◆カミヤマ:『スーパーマリオ オデッセイ



――帽子と好奇心を片手に、世界を駆け巡ろう!
摩天楼から炭酸の海、砂漠など世界各地を冒険する3Dアクションゲームです。本作では、帽子を使ったキャプチャアクションが特徴。クリボーになって積み上がったり、キラーになって空中を自在に飛び回ったり、プクプクになって縦横無尽に泳いだり。これまでのマリオでは味わえなかった、新しいアクションを使ったパズル要素も楽しめました。また、ステージがとても丁寧に作られており、「なにかあるかも?」と探索に出かけた場所には必ずなにかが用意されているので、終始楽しく探検ができました。箱庭型の3Dステージだけでなく、ドット絵を使った2Dステージ、ジャンプアクションによる高難度ステージなど、プレイヤーを飽きせない工夫がたくさんされているのも魅力です。


◆みかめ:『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド



――今年は現実よりハイラルにいる時間の方が多かった!
絶賛ドはまり中の『ゼノブレイド2』と悩んだのですが、はやりここはニンテンドースイッチとともにやってきた新作ゼルダでしょう! 期待通りの、いや期待以上の出来でした。ゼルダのアタリマエが見直され「ここをこうすれば攻略できる」という先入観がまったく通用せず、新しい冒険ができたと思います。自由度が高くて人それぞれ違った攻略方法があるのでクリア後に攻略ルートを語り合うのも楽しかったですね。歴史的な考察や砦等の軍事的な考察もはかどり、発売以降ずっとハイラルに入り浸っています。現実よりハイラルにいる時間の方が多かった2017年、幸せな一年をくれた『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』に一票です。


◆タカロク:『Side Kicks!



――え、やだ、嘘でしょう?そんな衝撃の展開が待ち受けるシャレオツ乙女ゲー
アメリカのカルフォルニア州サクラダ警察特別捜査科を舞台にした女性向けゲーム。イケメンとイチャイチャできるアプリゲーが量産される昨今、海外ドラマのような濃ゆいストーリーをPSVitaで楽しめる作品です。シナリオ重視のユーザーの飢えを満たす「ありがとう!こういうのを求めていたんだよ我々は!」な一本。すめらぎ琥珀さんのイラストの魅力に凝った演出も加わり、目でも楽しませてくれました。UIもオシャレ。謎が謎を呼ぶ展開で最後までやらずにはいられません。女性向けではありますが、男性も楽しめると思いますよ、おすすめです!


◆哲太:『サマーレッスン アリソン・スノウ



――誰にも邪魔されない二人だけの時間を届けてくれた
リリース前にこの作品のCMを見た際、スノウに一目惚れしてしまった私は購入を即決しました(笑)。本作の魅力は、何と言ってもVRならではのリアルな世界観で憧れの金髪美少女とお近づきになれること。ゲームの中だと知りながら、彼女とのあまりの距離の近さにドキドキしてしまうこともしばしばありました。色々とVR専用のタイトルは出てきておりますが、本作ほど“ゲーム内でリアルに近い交流を図ること”に重きを置いた作品はないのではと思います。今後発売されていくであろうVR専用の恋愛シミュレーションゲームにとって、一つの指針となる作品になるかもしれかもしれませんね。



というわけで、インサイド編集部&ライターが選んだ「2017年最もハマったゲーム」でした。

2018年も発表済みの作品がすでにたくさんありますし、未だ明らかにされていないものもまだまだあるでしょう。さて、どのようなゲームが出てくるのでしょうか。いまから楽しみですね。

《編集部》

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