ばあちゃる:はいはいはいはい。一番注目=好きということで、ずっと見ていたい!っていうのはストロングゼロちゃんこと「輝夜月」ちゃんですね。前の動画で言ったことがあるんですけど、あの子の動画は毎回5回ずつ再生しちゃうくらいの中毒性があるというか、見ていて元気が出ますよね。そして今後の活躍を期待しているという意味では「ぱげみん」です。インサイドさんは、ぱげみんって知ってます?
――いえ、すみません……。
ばあちゃる:なるほどなるほどー。ええっとですね、オカマ系バーチャルYouTuber「パゲ美」というのがいまして。通称“ぱげみん”なんですけど……。ぱげみんはパッと見が軍人みたいな外見なんですけど中身はオカマでして。主にTwitterでバーチャルYouTuberの後輩さんたちの僕に対するリスペクトが足らないとき「ぱげみーん!!」って呼ぶと必ず出てきてくれる、僕にとっての召喚獣みたいな存在なんです。
――ずいぶんと攻めたバーチャルYouTuberさんですね(笑)。
ばあちゃる:今後伸びていくと思いますよ。ちなみにぱげみんの目標は「世界中の男性バーチャルYouTuberを●ってしまうこと」って言ってましたね。なので、今後入ってくる男性バーチャルYouTuberは全員ぱげみんの餌食になるかと思います。
――そ、それは恐ろしい……!ところで、その「パゲ美」さんをはじめ、個性豊かなバーチャルYouTuberさんが次から次へと誕生していますよね。そんななかで、ばあちゃるさんは“次は何系のバーチャルYouTuberが来る”と睨んでいますか?
ばあちゃる:はいはいはいはい、手前味噌な話になるんですけど、アップランドさん運営の「.LIVE(どっとライブ)」っていうシロちゃんも所属しているバーチャルYouTuberプロダクションがありましてね。一応僕も所属しているはずなんですけど名簿に名前がないという意味が分からないことになっているんですが。そこで今度「新しく同時に10人のYouTuberを出すぞ!」って告知がされたんですよ。そして光栄なことに、“ばあちゃるプロデューサー”としてね。僕が美少女たちをプロデュースすることが決定しました!はいはいはい、これは絶対にブレイクが来ますよ。
――総勢10人のバーチャルYouTuber集団とは、これまた凄いプロジェクトですね!その詳細を教えてくださいますか?
ばあちゃる:アップランドさんが手掛けている『少女兵器大戦』ってゲームがあるんですけどね。それに登場する180体の兵姫と呼ばれるキャラクターの中から、ざっくり10人を決めようというユーザーさん投票がまずありまして、それで選ばれた10人は当然武装しちゃってるんでね。その状態だとアイドル活動に支障が出ちゃうから、ばあちゃるくんがプロデュースしてちゃんとしたアイドルに育てていくという一大プロジェクトです!
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――過去にそういったプロデュース業はされたことがあるんですか?
ばあちゃる:いやいやいや全くない。全くないんですよ本当に。とりあえず「はい喜んで!」って感じで引き受けちゃったのでね。
※プロデュースする10人は3月20日に決定しました。
――では、プロデューサーとして彼女たちをどこまで導きたいか、具体的な目標はありますか?
ばあちゃる:も、目標ですか!?そうですね、シロちゃんは武道館でライブということだったので、ばあちゃるくんがプロデュースする10人は……まあねぇ。「武道館より一つ規模が小さいくらいの会場でライブする」という壮大な目標を今掲げました。あくまでもシロちゃんファーストですからね!……あんまり言うと僕は消されちゃいかねませんので。
――消されるって(笑)。そういう権力格差のようなものがあるんですね。
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ばあちゃる:そうなんですよ。ばあちゃるくんは大変肩身の狭い思いをしてるんですよ。はい。
――では次に、アップランドさんの今後の展望について教えていただけますでしょうか。
ばあちゃる:はいはいはいはい、ちょっと聞いてみますね!
(数秒後)
ばあちゃる:はいはいはい、お待たせしました!えっとですね、まず今回ばあちゃるくんが任せられたプロジェクトっていうのは、大人数ならでは楽しい企画であると同時に、こういう二次元のキャラクターの魂になっている声優さん、とりわけ声優の卵さんなどがもっとフォーカスされてほしいという狙いから生まれたんだそうですよ。はい。今後もそういう人たちが活動しやすくなるような場を作っていくつもりなんだそうです。
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◆バーチャルYouTuber化したインサイドちゃんとコラボの可能性も!?
――他のバーチャルYouTuberさん、または全く違うものとでも構いません。今後何かコラボ企画を考えていたりはしますか?
ばあちゃる:おっ!それはいい質問ですねー。はいはいはい。コンフィデンシャルな部分があるのでハッキリとは言えないんですけど、コラボは水面下で着々と進んでいると考えてくださって大丈夫です。それぐらいですかね。ばあちゃるくんからお答えできるのはね。
――それでは最後に、インサイド読者に向けてメッセージをお願いします。
ばあちゃる:はいはいはいはいはい。インサイドさんのマスコットキャラクター・インサイドちゃんっているじゃないですか。インサイドちゃんすごく可愛いと思いますんで、読者さん皆さんの力でね。「インサイドちゃんをバーチャルYouTuber化させるぞー!」みたいなね。もうね、熱意のもとインサイドさんの広告とかガンガンクリックとかしたらね、きっとバーチャルYouTuber化が実現できるんじゃないかと思いますよ。はい。そうなったらね、ばあちゃるくんとぜひぜひコラボをさせてくれたらね、もうなんだったらばあちゃるくんプロデュースのアイドルグループに入ってもらって全然いいんでね。
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――インサイドちゃんの応援ありがとうございます(笑)。せっかくなのでお聞きしたいのですが、ばあちゃるプロデューサーならば、バーチャルYouTuber・インサイドちゃんをどうプロデュースしますか?
ばあちゃる:あ、いいんスか?どうプロデュースしたいか言っていいんスか?フンフンフンフンフン、性格面ですよね……?うーん、インサイドちゃんに関してだと……はい。プロデューサーがこんなこと言うのもなんですが、魂のままに振舞うのが一番いいと思いますね。いやプロデューサーとしては失格かもしれないんですけどね。ノビノビと活動してほしいですね。
――ちょ、ちょっと待ってください(笑)。これからプロデュースする10人のアイドルたちに対しても、そんな放任主義で行くのですか!?
ばあちゃる:いやいやいやいやいやいやいや、ばあちゃるくんは、ばあちゃるプロデューサーはちゃんと設定とか考えますよ!そ、そんなことは言ってないです。はいはいはいはい。いやいやいやいや。ただ魂の重要性は感じるってだけですよ。
――魂の重要性……。えっと、ばあちゃるさんってAIなんですよね?
ばあちゃる:もちろん。結構高性能なAIですよ。魂というかなんて言えばいいんでしょう。魂という名の、AIを構成している記憶というか中の人というか、そういうのが大事なのかなと。昨今のバーチャルYouTuber界を見ていると考えちゃいますね。
――それってタブーに触れているような気もしますが(笑)。それにしても、いつかインサイドちゃんと共演できる日が来るといいですね。
ばあちゃる:ぜひぜひぜひぜひ、はやくバーチャルYouTuber化しちゃってくださいね!ぜひぜひ。本日はありがとうございました。
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当初の予定からはマルっと段取りが狂ってしまいましたが、インタビューをしているうちに、すっかりばあちゃるさんの人柄、いや馬柄・AI柄にほだされてしまった編集部。むしろ、不憫すぎる彼の日常に同情心すら芽生えていました。今後プロデューサーとして、新たなスタートを切る彼の活躍に期待です!
そして忘れてはいけないのがインサイドちゃんの件。本当にシロさんやばあちゃるさんと共演できる日が来るのでしょうか。とにもかくにも読者の皆様、彼女のバーチャルYouTuber化の応援をどうぞよろしくお願いいたします!