◆プロデューサー土屋和弘氏ミニインタビュー
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本作の開発に携わったプロデューサーの土屋和弘氏(以下、土屋)に気になる「Xチャレンジ」についてお聞きしました。
――チャレンジモードのオリジナルアーマーはどういう経緯で実装されたのですか?
土屋
ボスたちが作品の枠を越えたカップリングで登場する極限バトルですから、「エックスにもそれに対抗するものを与えてあげたい」という人情も含んだ考えから作っております。
――ボスのペアリングはどのようにして決めましたか?
土屋
例えば、アイシー・ペンギーゴ(『X』より)とフロスト・キバトドス(『X4』より)で言うと、『X4』のキバトドスのステージの背景には凍りづけになったペンギーゴがいるんです。
「エックスに勝てなかったペンギーゴがさらし者になっているんじゃないか?」「この2人は因縁があったのではないか?」といったようなファンの推測が過去になされたのですが、今回はその2人がタッグを組んで襲いかかって来るわけです。そういう因縁めいたチョイスもありますし、システム的に面白そうなチョイスもあります。
ただ、驚かされたのが、今回のペンギーゴとキバトドスの組み合わせを見て、「過去作品の中で何か示唆されていたものを再現しているよね」と瞬時に気付くファンたちが多かったこと。そのように考察してくれるのが、開発チームとしても嬉しいですね。
――オンラインランキングを初めて導入したのはなぜでしょうか?
土屋
ロックマンは、「エアーマンが倒せない」という動画(2007年に同人サークル「てつくずおきば」のせらみかるちたんが作詞・作曲し、インターネット上で公開した同人音楽。商業展開も行われた)のように、プレイヤーの皆さんが面白がってくれて、自分の自信のあるプレイイング“俺のプレイ”を公開してくれたことで発展した歴史があると思っています。
そういった意味で、プレイヤーの皆さんにハードの持つ配信機能で“俺のプレイ”をアピールする場としても使って頂きたいなと思い、ランキングというものを採用しています。
――開発側から見ても「おーっ!」というようなプレイヤーのプレイングはありますか?
土屋
やはり、研ぎ澄まされた無駄のないプレイは見ていて感じるのがありますね。常に2手、3手先の敵の動きに向かって、武器チェンジをあらかじめしておくといったプレイは惚れ惚れします。本当にそういったプレイはたくさんあるので、今後も予想できないようなプレイを見せて頂きたいと期待しております。
開発チームの方にプレイングを見てもらえているのは嬉しいなと感じました。ファンの声も反映されたアニバーサリーコレクションは、単に歴代ナンバリング作品がまとめてプレイできるだけでなく、『ロックマンX』が好きなファンが交流するきっかけになる予感がします。
◆発売日
2018年7月26日(木)予定 (PC版のみ7月25日(水)予定)
◆価格
・ロックマンX アニバーサリー コレクション:3,056円+税
・ロックマンX アニバーサリー コレクション 2:3,056円+税
・ロックマンX アニバーサリー コレクション 1+2:5,500円+税
◆対応ハード
PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/PC(STEAM)
◆ゲームジャンル
アクション
ロックマンX アニバーサリー コレクション 公式サイト