祝・一周年! これまでのアップデートで振り返る『スプラトゥーン2』の歴史

『スプラトゥーン2』もついに一周年を迎えました。この記事は、これまでのアップデートで『スプラトゥーン2』がどのような一年間を過ごしてきたのか振り返る特集になります。

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祝・一周年! これまでのアップデートで振り返る『スプラトゥーン2』の歴史
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記念フェスでわかるように、『スプラトゥーン2』は2018年7月21日で発売から一周年を迎えています。イカたちによるイカしたバトルもさまざまに形が変化し、バランスが調整されてトレンドが変化したり、あるいはタコが参戦したりと変わりまくっております。

今回の特集記事では、そんな『スプラトゥーン2』の一年間をアップデート履歴で振り返ってみたいと思います。あんなことこんなこと、あったでしょう……、というような気持ちになっていただければ幸いです。

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◆Ver.1.1.1(2017年7月21日配信)



『スプラトゥーン2』は発売直後からアップデートが実施されており、最初はVer.1.1.1から始まりました。はじめこそほとんどの人が手探りで遊んでいたわけですが、そのうちインクアーマーやジェットパックが強いということがわかってきます。

●このころの追加ブキやステージなど
・ブキ「パブロ」(2017年7月22日)

◆Ver.1.1.2(2017年7月27日配信)



6日後に配信されたアップデートでは、さっそくそれらのスペシャルウェポンを持っているブキのスペシャル必要ポイントが調整されました。「N-ZAP85」は180→200に、「ヒッセン」は180→210にといった部分まではわかりやすいですが、「.96ガロン」まで180→210になっていたのです。ブキの種類も少なかったので、長い射程のブキはなかなか強かったですよね。

ジェットパックのほうとしては、「スプラシューターコラボ」が190→210になりました。これはいいのですが、一方で「スプラマニューバーコラボ」は180→170と強化されていました。後からプレイした人には信じられないかもしれませんが、初期の『スプラトゥーン2』ではマニューバーはあまり人気がなかったのです。

●このころの追加ブキやステージなど
・ブキ「デュアルスイーパー」(2017年7月29日)
・フェス「マヨネーズ vs ケチャップ」(2017年8月4日~)
・ブキ「ボールドマーカー」(2017年8月5日)
・ブキ「パラシェルター」(2017年8月12日)
・ブキ「スクイックリンα」(2017年8月19日)

◆Ver.1.2.0(2017年8月23日配信)



このころあまり人気がなかったブキといえば、ブラスターも忘れてはなりません。当時ホットブラスターはもちろん、ノヴァブラスターもクラッシュブラスターも扱いづらく、このVer.1.2.0で調整されたのです。

・ノヴァブラスター:ジャンプ直後の射撃のブレを約17%減らしました。
 ジャンプ後の射撃のブレが収束し始めるまでの時間を15/60秒早くしました。
・ホットブラスター:ジャンプ直後の射撃のブレが収束し始めるまでの時間を15/60秒早くしました。
・クラッシュブラスター:一発ごとの塗り範囲を広くしました。
 一発ごとのインク消費量を約20%減らしました。

ただし、ラピッドブラスターは最初期から人気がありました。前述のように長い射程のブキが少なかったこともありますし、この段階ではチャージャーを使いこなすプレイヤーも多くなかったので動きやすかったのです。

●このころの追加ブキやステージなど
・サーモンランのステージ「海上集落シャケトバ」(2017年8月23日)
・ブキ「スクリュースロッシャー」(2017年8月26日)
・ステージ「マンタマリア号」(2017年8月26日)
・ブキ「プライムシューターコラボ」(2017年9月2日)
・スペシャルウェポン「バブルランチャー」(2017年9月2日)

◆Ver.1.3.0(2017年9月8日配信)



Ver.1.3.0の調整で特に注目されたのは、しばらく発射し続けることで衝撃波が太くなるようになったハイパープレッサーと、爆発ダメージなど多くの要素が強化されたイカスフィアでしょう。

ハイパープレッサーが強くなったことによりバレルスピナーはもちろん、新ブキのスクリュースロッシャーがかなり注目されました。同時に、塗り力がとんでもないうえ相手を倒す力を手に入れたプロモデラーRGは人気が爆発。このあたりは大会でもかなり使われていましたよね。

一方で、それまで猛威を奮っていたジェットパックやインクアーマーはかなり調整されて人気がだいぶ落ちました。また、ヒッセンは射程距離が少し短くなったうえ最大ダメージが減少。決して弱いブキではないのですが、このバージョン以降、大きな人気を獲得するようなことはなくなりました。

●このころの追加ブキやステージなど
・フェス「マックフライポテト vs チキンマックナゲット」(2017年9月9日~)
・ブキ「もみじシューター」(2017年9月9日)
・ブキ「バレルスピナーデコ」(2017年9月16日)
・ステージ「モズク農園」(2017年9月16日)
・ブキ「Rブラスターエリート」(2017年9月23日)
・ブキ「キャンピングシェルター」(2017年9月30日)
・ステージ「エンガワ河川敷」(2017年10月6日)
・ブキ「14式竹筒銃・甲」(2017年10月7日)

◆Ver.1.4.0(2017年10月11日配信)



そして当然ながら強いブキが出ると調整が入るものです。黄金に輝くプロモデラーRGは塗り性能が大幅に落ちましたし、あらゆるブキのイカスフィアに対するダメージが上昇。金モデが世界を塗り替える時間はこのVer.1.4.0で終わってしまいました。

続いて人気を獲得するようになったのはプライムシューターコラボあたりでしょうか。ブレや弾速などがとにかくパワーアップしましたし、何よりスペシャルウェポンのバブルランチャーが強くなりました。あとはパラシェルターあたりも人気になったのです。

また、ウデマエの仕様が変化したのも大きい要素です。このバージョンまではS+1以上のウデマエでゲージが割れると一気に0になってしまったのですが、ここから最大で5段階までしか下がらなくなったのです。おかげでS+50を達成できる人がようやく徐々に出てきました。

●このころの追加ブキやステージなど
・ブキ「リッター4Kカスタム」(2017年10月14日)
・ブキ「4Kスコープカスタム」(2017年10月14日)
・フェス「瞬発力 vs 持久力」(2017年10月14日~)

◆Ver.1.4.1(2017年10月20日配信)



パラシェルターといえば、カサを開いたり閉じたりしながら撃つと相手にはずっと開いたままになる現象、通称「チックショット」が一時的に流行しました。これはVer.1.4.1で修正されたわけですが、パラシェルターそのものの性能は高く人気は保持していました。

また、追加ブキとしてはロングブラスターがだいぶ人気でした。このブキは射程が絶妙なうえサブウェポンもスペシャルウェポンも使い勝手がよく、環境にうまく馴染んでいました。

●このころの追加ブキやステージなど
・ブキ「ロングブラスター」(2017年10月21日)
・ブキ「ダイナモローラーテスラ」(2017年10月28日)
・ステージ「Bバスパーク」(2017年10月28日)
・ブキ「ジェットスイーパーカスタム」(2017年11月3日)
・ブキ「パブロ・ヒュー」(2017年11月11日)
・フェス「レモンかける vs レモンかけない」(2017年11月11日~)
・ブキ「ヴァリアブルローラーフォイル」(2017年11月18日)

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《すしし》

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