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本作は、3Dフィールドを駆け回るヒーローを操り、仲間とチームを組んで他プレイヤーのチームと3対3のオンラインバトルで拠点を奪い合う陣取りゲーム。プレイヤーはヒーローを成長させ、スキルカードを組み合わせることで自分だけのデッキを作れる、アクションとカードゲーム両方の要素が詰まった600万ダウンロード突破の人気ゲームです。
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今回初のライブイベントとなる「#コンパスライブアリーナ」は、「エンジョイ広場」と「ライブアリーナ」に分けられた2部構成。ライブ開場前から来場者が無料で遊べるスペース「エンジョイ広場」では、公式コスプレイヤーたちとのゲームバトルや写真撮影を楽しむ多くのプレイヤーの姿が見られました。
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ヒーローが主役として歌ったり踊ったり闘ったりする「ライブアリーナ」では、ゲーム内の楽曲を手がけるプロデューサーの八王子P氏がDJとして参加するほか、ヒーローキャラの絵師によるトークステージや公式コスプレイヤーが出演するなど企画盛りだくさんの内容でした。20体のヒーローに合わせてバトルBGMが流れる会場内は、半数以上が女性プレイヤーだったことに驚かされました。
■「エンジョイ広場」
物販コーナー&コラボドリンク販売
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イベントTシャツやタオル、ネックストラップ&チケットホルダー、缶バッジといった会場限定グッズが盛りだくさん。「ライブアリーナ」開始ギリギリまで列が途切れず、参加者のほとんどが何らかのグッズを購入していました。会場内には来場者同士がランダムで当たった缶バッジなどを交換できるトレーディングスペースも設けられ、交流のきっかけに。
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さらに、ヒーローをイメージしたコラボドリンクも販売。大阪会場は隣接されたカフェ「Rappotia」で販売しており、店内には各ヒーローのタペストリーやイラストが展示され、ドリンク購入までの待ち時間も楽しむことができました。
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似顔絵を描いてもらえるコーナー
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大人気ヒーロー・メグメグのイキャラクターデザインをしたぽあろ先生が、参加者の似顔絵を描いてくれるコーナーも用意。外から見ていても贅沢な時間だと感じましたが、ぽあろ先生は終始笑顔で来場者と楽しい時間を過ごしていました。めっちゃ、うらやましい。
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ゲームの世界を再現したフォトスポット
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ゲームの世界を再現した初公開となる2種類の背景で撮影できるフォトスポット。同イベントはコスプレ参加できるため、入場口に展示されているバトルアリーナの「ポータルキー」と合わせて撮影する来場者が見られました。
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当日は公式コスプレイヤーの撮影会も開催され、女性の黄色い歓声が。インターバルも撮影待機のプレイヤーが途切れず、コスプレイヤーの一挙手一投足に歓喜の悲鳴をあげるほど。また、コスプレイヤーからも来場者に話しかけたり、リクエストに応えたりと、非常にフレンドリーに接していて、距離の近さを感じていました。
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ゲーム対戦コーナー
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公式コスプレイヤーとゲーム対戦ができるコーナーにも、来場者の多くが駆けつけました。コスプレイヤーが写真を撮られる以外でプレイヤーと交流している姿は、他のイベントではなかなか見られません。対戦を志望するプレイヤーの長蛇の列ができるほどの人気ぶりに驚かされました。
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株式会社ドワンゴがコスプレ専門キャスティングサービスを行うなど、コスプレイヤーの活躍の場を広げることに注力している背景があると感じられます。
「リアルURカード」がもらえるキャンペーン
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参加者限定で同イベントにまつわる写真を撮影し、「#コンパス」のタグをつけてSNSに投稿したプレイヤー全員に「リアルURカード」をプレゼント。一人一回までで、全18種類の中からダンラムに1枚もらうことができました。
■「ライブアリーナ」
公式絵師によるライブペイントとトークショー
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基本的にはゲーム内の「バトルアリーナ」でしか体験を共有できなかったプレイヤーに、リアルでも体験を共有できる場というコンセプトで初開催された「ライブアリーナ」。
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トークパートでは、本作に登場する「桜華忠臣」や「グスタフ・ハイドリヒ」のキャラクターデザインをしたりゅうせー先生、「Voidoll」のキャラクターデザインをしたちゃもーい先生が登壇。お互いのデザインしたキャラクターを相手にペンタブレッドで描いてもらう、さらにご当地要素を入れるという条件を見たすライブペイントを行いました。
トークショーには「十文字アタリ」の公式コスプレイヤー・夜代太郎さんも参加し、りゅうせー先生の描いた最初のヒーローは「桜華忠臣」だったというような、来場者にとってお宝な話も飛び出て大盛り上がりでした。千葉公演や大阪公演ではどんなお宝トークが展開されるか楽しみです。
ジャスティス・ハンコックとプレイヤーがリアルで会話!?
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さらには、リアルモーションキャプチャ手法を用いてヒーロー「ジャスティス・ハンコック」と来場者が会話できるタイムも。ジャスティスの軽快なトークで話しかけられた人も笑いが絶えませんでした。トークだけに留まらず、ジャスティスを演じる声優の間宮康弘さんのサイン入りTシャツが3人に当たる抽選会も行われ、公式コスプレイヤーが観客席まで届けに行きました。
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最後までノンストップで駆け抜けた圧巻のライブパフォーマンス
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ボカロPによる曲が流れるとプレイヤーからは大歓声。さらに舞台上の巨大な液晶パネルにヒーロー達が映し出され、音楽に合わせて歌ったり、踊ったり、闘ったりを繰り広げる演出に会場のボルテージは上がりっ放しでした。
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途中からは八王子P氏がDJとして参加し、プレイヤーはスタンディングオベーション。公式コスプレイヤーを始め、踊り手のみうめさんや仮面ライアー217さんも曲ごとに舞台パフォーマンスを見せ、まさに2次元と3次元が融合した予測不能な演出に悲鳴にも似た歓声が止むことはありませんでした。
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■最後は各会場限定のサプライズ発表!大阪会場は「深川まとい」が主人公のアニメーション「牡丹」を初公開!
全ての演目が終わった後は、来場者に向けたサプライズ企画として、ヒーローの中でも人気が高い「深川まとい」が主人公のオリジナルアニメーション「牡丹」が初公開されました。内容は「深川まとい」が花火職人になるまでの経緯を描いたものです。
開発運営の強みがはっきりと形になった同イベント。プレイヤーはリリース当初から遊んでいる人や最近始めた人、友達と一緒に来た人や作中で仲良くなって一緒に待ち合わせして来た人など、地元近隣だけでなく北海道から沖縄まで全国各地から参加していました。
ざっと見渡して半数以上だった女性の来場者に「#コンパス」の魅力を聞いたところ、「イケメンヒーローが多いし、女性ヒーローも可愛くて女性から見て嫌いなキャラがいない」「コスプレ参加できるし、公式コスプレイヤーと打ち解けられるから楽しい」「ボカロや絵師の存在が大きい」などの声が上がりました。
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初開催の「#コンパスライブアリーナ」でしたが、演者とプレイヤーの一体感を重視した構成になっていたのが印象的です。ライブ終了後は「長時間会場にいてお腹もすいていた頃だろうから」ということで、ジャスティスより「カレーメシ」(「#コンパス」コラボシール付き)のお土産の心づくしもあり、終わったばかりで気持ちが昂っているプレイヤーを喜ばせていました。
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次回は8月25日に千葉公演、9月8日に愛知公演を予定していますので、ぜひ仲間と一緒に感動を共有してはいかがでしょうか。
※UPDATE(8/6 20:25):記事内容を一部修正いたしました。
取材協力:ドワンゴ