◆『たけしの挑戦状』

一口に芸能人が関わっているゲームといってもさまざまで、たとえば『たけしの挑戦状』なんかはかなりの変化球でしょう。これはビートたけしさんが監修していますが、作中に出てくるのは最後の最後だけ。しかもカラオケやら複雑な謎解きやら、ファミコンの時代には無謀といえるほどさまざまな要素が入っていました。
本作はいろいろな意味で有名すぎるゲームですが、それゆえに「VRタイトルになる」というエイプリルフールのネタに使われたり、スマートフォンで遊べるようになっていたりします。
◆『マインドシーカー』

『たけしの挑戦状』はアレなゲームとして有名ですが、そういう意味なら『マインドシーカー』も負けてはいません。本作はエスパーキヨタ(清田益章)さんが超能力を教えてくれるというゲームで、本当にブームに乗っただけというようなタイトルです。
エスパーキヨタさんが活躍したのは1970~80年代だそうなので、今の若者にはさっぱりわからないと思われます。しかし、彼のおかげでスプーンを曲げるなどの超能力ブームが起きたそうな……。
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