【TGS2018】スマホで4対4の陣取りゲーム!基本無料の『リンクスリングス』プレイインプレッション

「東京ゲームショウ 2018」初日となる9月20日、サイバーエージェントグループブースのステージイベントで基本無料の対戦陣取りアクション『LINQs RINGs(リンクスリングス)』が発表されました。本作の概要とプレイインプレッションをお届けします。

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【TGS2018】スマホで4対4の陣取りゲーム!基本無料の『リンクスリングス』プレイインプレッション
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「東京ゲームショウ 2018」ビジネスデイ初日となる9月20日、サイバーエージェントグループブースのステージイベントで、株式会社サムザップが開発を手がける基本無料の新作スマートフォンアプリ『LINQs RINGs(リンクスリングス)』の発表が行われました。

リンクスリングス』の舞台はホログラムが大きく発展した近未来の世界。そこでは「リンクス」という陣取りゲームが大ブームとなっています。プレイヤーは「パワー」、「スピード」、「テクニック」の3タイプからなるさまざまなキャラクターを操作して4対4の陣取り合戦にいどみ、「リンクス」のチャンピオンを目指していきます。本稿ではゲームの概要と、「ゲームショウ」の開催に先駆けてメディア向けに行われた先行体験会を通してのインプレッションをお届けします。

◆勝敗を分ける3つの要素と3つのタイプ


バトルフィールドにはエネルギー状のホログラムが満ちています。スワイプでキャラを動かすとこれをかき分けるようにして進み、通ったところがそのまま自チームの陣地になります。また、未踏破、および敵の陣となっているフィールドをぐるりと囲むと囲まれた部分が丸々自陣になるので、いかに大きな円を描くかという踏破ルートを考えるのも大切です。バトルの勝敗は、3分が経過した時点でどちらかより大きな陣地を築けたかで決まります。

広いフィールドを駆けまわって陣取りするのが基本ルール

敵チームとかちあった場合は、タップで攻撃ができます。敵を倒すことは勝利条件に含まれませんが、体力がゼロになるとスタート地点に戻されて一定時間リスポーンを待たなければならないので、戦闘もさけられないものとなります。

敵の陣取りをジャマするためにはバトルも必要。攻撃用のスキルで一気に倒しにいきましょう

そうして陣取りを続けていくと、やがて陣を取るためのエネルギーが尽きてしまいます。そんな時に重要なのが「タワー」です。自チームのタワーの近くで留まれば体力とエネルギーが回復していきます。タワーはマップごとに定められた場所にのみ建設でき、敵チームのタワーは破壊することができます。陣取りの橋頭堡としていかにタワーを建設し、敵のタワーを破壊するか考えながら戦いましょう。

塔の建設/破壊はテクニックタイプの得意分野。まだ手付かずの塔はマップ上で白く表示されます

ここまでに紹介した「エリアを囲っての陣取り」、「敵との戦闘」、「タワーの建設/破壊」という3つの要素は、それぞれ「スピードタイプ」、「バトルタイプ」、「テクニックタイプ」が得意としています。自分のプレイスタイルに合わせたキャラを選ぶのもいいでしょう。

◆キャラと武器を組み合わせる豊富なカスタマイズ要素


「東京ゲームショウ 2018」のサイバーエージェントグループブースでは6キャラが使用できる状態でプレイアブル出展されていますが、リリース時には15以上のキャラを実装予定。それぞれに異なるスキルを所持しているうえ、スピード/バトル/テクニックのタイプごとに2種類ずつ武器を装備できるので、同じキャラでもどちらの種類の武器を持つかで性能や使用感が変わります。

左から順に、トール、ラビット、リディア、ルル、レリウス、ロクサーヌ

武器はリリース時に50本以上を実装予定。もちろんキャラ、武器ともにその後もアップデートで追加されていく予定です。武器は基本的にはガチャからの入手となりますが、本作は「Pay to Winではない対戦ゲーム」を目指しているとのこと。「最高レア度の武器を引き当てないと勝てない!」というようなバランスにはならなさそうです。

プレイアブルキャラはゲームを進めるうちに少しずつ解禁されるような仕組みを考えているとのことで、課金して手に入れる手段はなし。また、キャラにはレベルアップの概念はあるものの、スマートフォンのRPGによく見られる"進化"のような要素はなく、対戦に専念しやすくなるそうです。

◆どのタイプが強い?『リンクスリングス』プレイインプレッション


最後に簡単ではありますが、メディア向け先行体験会でのプレイインプレッションをお届けします。まずは、各タイプをさわっての感想を紹介します。

■パワータイプ
敵チームを攻撃してしりぞけるのが役割で、大変シンプル。逆に、敵にあっという間にやられてしまったりすると他の2タイプが自分の役割をこなせませんので、分かりやすい一方で責任の大きさも明確です。アクションにあまり自信がない人は、下記の2タイプからふれてみるのもいいかもしれません……というのが、パワータイプをさわってみて瞬殺された感想です。

■スピードタイプ
優れた移動速度をいかして、陣地を広げるのが役割です。ただ広げるだけでなく、敵チームがフィールドを大きく囲おうとしているときに、それが完成しないようカットに入るのもこのタイプに求められる大切な役割。攻める(自陣を広げる)べきか、守る(敵チームの陣取りをジャマする)べきか……その場の判断が問われるタイプだと感じました。

写真左:ぐるりとかこって敵の陣地をこちらの陣地に 写真右:塔の建設/破壊は複数人で協力すれば速くなります

■テクニックタイプ
塔の建設/破壊と、遠距離攻撃を得意とします。バトルが本分ではないので、パワータイプとぶつかると一抹の不安が残ります。極力1対1では戦わないようにするのがよさそうです。対戦時に画面右上にあるマップはキャラの居場所までは表示されないのですが、このタイプの中には「一定時間、マップ上に敵キャラの位置を表示する」というスキルを持つキャラもいました。塔の建設/破壊、遠距離攻撃による敵チームへの牽制、スキルによるサポート……と一番考えることが多いかもしれません。


先行体験会ではメディア同士による4対4の対抗戦を行いましたが、こっそりと作っておいた大きな囲みをタイムアップ寸前で完成させて一発逆転が起きた試合などもあり、操作はシンプルながらルールは奥が深く、やりこみがいがありそうだと感じました。

バトル中の味方とのコミュニケーション手段は基本的にはスタンプを用いるそうですが、フレンドなどが4人集まってチームを組んで対戦する際はテキストチャットができるようにすることも検討しているそうで、"気の合いそうな仲間を見つけてともに遊ぶ"ことへの導線が引かれているようです。もちろん、リアルの友人同士で集まってワイワイ言いながら遊ぶのも楽しいでしょう。

「東京ゲームショウ 2018」のサイバーエージェントグループブースでは4対4の対戦を楽しめる『リンクスリングス』の対戦台が2セット用意されており、試遊に参加して公式Twitterをフォローした人全員にオリジナルタオルなどのノベルティがプレゼントされるとのことです。9月22日、23日のパブリックデイに会場を訪れる予定の方は、本作を試遊されてみてはいかがでしょうか。

(C) Sumzap, Inc.

《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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