「ゲームの都」を目指してー”オモシロイ”を創造する仙台市発のビジネス集団のチャレンジ【TGS2018】

2018年9月20日から23日に幕張メッセで開催されていた「東京ゲームショウ2018」にて仙台市と仙台ゲームコートがブース出展をしていました。

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「ゲームの都」を目指してー”オモシロイ”を創造する仙台市発のビジネス集団のチャレンジ【TGS2018】
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2018年9月20日から23日に幕張メッセで開催されていた「東京ゲームショウ2018」にて仙台市と仙台ゲームコートがブース出展をしていました。

インサイドでは過去に、仙台市の取り組みと仙台ゲームコート立ち上げの経緯を取材。詳しくは下記の記事をご覧ください。

【関連記事】
「仙台から世界に羽ばたくゲームを」―東北を熱くするカッコいい大人たち
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「いま仙台が面白い!」地場企業のキーマン5人が語らう“地方にゲーム業界が芽吹く瞬間”https://www.inside-games.jp/article/2018/04/20/114236.html


仙台ゲームコートは仙台市でゲーム開発に主軸を置いた企業団体で、企業の枠を超えた連携により人材育成や地域への貢献、仙台市の盛り上げを目的に設立。東京ゲームショウの同ブースでは、仙台市にて開催される東北最大級の学生を対象としたアプリコンテスト「DA・TE・APPS!2019」の紹介、仙台ゲームコートの中核企業であるピコラ社が開発したゲームの展示、仙台市と姉妹都市であるフィンランド・オウル市のゲームが出展されていました。

「DA・TE・APPS!2018」GLS for Education 部門で最優秀賞を受賞した「きりたんという妹ができました」。東北ずん子の妹。かわいい。

「DA・TE・APPS!」の特徴は学生たちがゲームを作るだけでなく、そのDL数=売上数にて勝敗を決する点にあると言えます。学生たちは作ったゲームをApp Store、Google Playで販売、プロモーションまで自身でおこないリアルビジネスを体験することで、お金儲けの大変さや責任を理解してもらうことも本コンテストの目的の一つ。


「DA・TE・APPS!2019」では東北とフィンランド・オウル市の学生たちによる売上対決が予定されており、より国際色の強いコンテストになりそうです。

ピコラが開発したゲームの展示も。左から『KataKoto -カタコト-』、『0 -zero-』、『Circular Defense』

仙台ゲームコートの参加企業である、ピコラの代表取締役 金子篤氏は「仙台ゲームコートは、企業の枠を超えた柔軟な連携から新しい”オモシロイ”を創造するビジネス集団。仙台市ならではの濃密な産学官連携を活かし、「ゲームの都仙台」を目指すのが私たちのチャレンジです。興味のある方は、ぜひお問い合わせください!」と仙台発のゲーム作りに意欲を見せました。

仙台ゲームコート http://gamecourt.org/

仙台ゲームコート参加企業一覧

仙台市がゲームを作るところであり、新しい取り組みを作っているところ、という同団体の意気込みを表している

仙台市の姉妹都市、オウル市のゲームも展示

《山﨑浩司》

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