『FGO』第2部第3章「人智統合真国 シン 紅の月下美人」を考察【特集】

11月23日、『Fate/Grand Order』から第3章の序章である「Lostbelt No.3 - intro -」(以下、イントロ)が配信されました。今回は第2章で明かされたことや、イントロで気になるところをゆるゆると考察していきます。

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『FGO』第2部第3章「人智統合真国 シン 紅の月下美人」を考察【特集】
『FGO』第2部第3章「人智統合真国 シン 紅の月下美人」を考察【特集】 全 27 枚 拡大写真

◆デイヴィット・ブルーブックの痕跡



レギュラーになりつつあるデイヴィット・ブルーブックですが、イントロの彼の回想でアメリカネバダ州南部の「エリア51」が、唯一白紙化していないことが分かりました。エリア51と言えば、グルーム・レイク空軍基地。SF好きの人であれば知っている有名な場所です。UFOや宇宙人の研究をしているという噂もあるので、第1章の「outro.1」で描かれた2016年の出来事はここであったのではないかと考えます。ここでは「樹の根」のような未知の生命体を救うと書かれていましたが、パッと思いつくのは空想樹の根。しかし2016年という年号と今回明らかになった白紙化していないという事実が奇妙です。その未知の生命体が、その場を白紙化から守っているのでしょうか?

そして樹が人類をひとりひとり抹殺した事も分かりました。タイプムーン作品で塵化と言えば黒鍵で死徒を殺す時。中身は違っても、方法は同じかもしれません。


ブルーブックの辿り着いた場所ですが、背景的には第2章の冒頭でカルデアチームが辿り着いたところと同じように見えます。マシュたちが「数十時間前までには誰かがここにいた」「一昨日までの記録がある」と手帳を見ています。イントロはその数十時間前の出来事かもしれません。ただ、ブルーブックはボイスレコーダーで記録を取っているため手帳に記録を残しているとは考えづらく、さらにブルーブックがその場に残されていた痕跡について「メッセージデータを再生する」と言ってるので、手帳ではないことが分かります。オーストラリアから北米と言ってるので、実際の場所を示しているのであれば場所も違うんですよね。そもそもマシュ達の事を語る第2章のモノローグは誰目線なのか……今の所候補としては異星の巫女ぐらいかなとも思っています。


そしてデイヴィット自身も非常に謎めいています。クリプターのデイビットと名前が似ているのも気になりますが、イントロでは「残留物」という言葉を使っていました。この「残留物」は第2章冒頭のモノローグでカルデアが呼称したと書かれていたので、同じなのはやや不自然です。人工衛星の最後のデータを見られるような人物なのでただ者ではないと思いますが……彼もまたカルデアの別の支部の人物なのでしょうか?『何故』を解き明かしたく行動している所は、魔術師らしい気がします。

あとは彼がオーストラリアから北米大陸まで渡っていることも分かりました。ものの例えの可能性もありますが、第1章ではキャンプ場を飛び出したと言って、今回は集落と書いているので、時間をかけてかなりの距離を移動しているようです。現時点では、どこまで辿り着いているのでしょうか?しかもこの人、言葉がバーサーカーのように潰れてしまっています。長旅で喉が潰れてるのかもしれませんが……果たして。


次のページでは「彷徨海、シオン、キャプテン」について考察!
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《タカロク》

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