!注意!本記事にはネタバレが含まれています。
今回プレイするのはエレクトロニック・アーツが贈る『バトルフィールドV』のPS4版です。第二次世界大戦を舞台にした本作のシングルプレイモードを中心に体験しました!
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『バトルフィールド』は、2002年から続く戦場をテーマにした人気FPSシリーズで、僕も何作かプレイした事があります。『バトルフィールド1』から高い評価を受けているシングルプレイモードですが、今作では果たしてどのような出来になっているのでしょうか……?
歴戦の勇士が戦場を駆ける!
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近年、僕は対戦型FPSから遠ざかってしまっているが、かつてはFPSばかりを遊んでいた時期があり……
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過去の栄光(という程のものでもない)にすがるおじいちゃんみたいな事を言うが……腕前にまあまあ自信があったのだ!
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まずは様々な戦場を断片的にプレイ出来るイントロダクションが始まった。前作の『バトルフィールド1』でも同じような演出があったなぁ。
夜襲や乗り物での戦いなど、様々な戦場が目まぐるしく移り変わる。白兵戦でも戦車でもスナイピングでも、歴戦の勇士であるおじいちゃんには朝飯前……と思っていたら
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僕が大の苦手とする空中でのドッグファイトが始まったのだ。
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歴戦の勇士、困惑……!ドッグファイト超ニガテ……!
第一の主人公の場合(脳筋)
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1942年のイギリス、「強襲により敵を脅かす狩人部隊を組織せよ」という命により様々な人間が集められた。この部隊に求められたのは、社会不適合者やならず者、犯罪者達。
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社会に不適合な事なら自信ありのおじさん!
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ウィリアム・シドニー・ブリジャーは、ブタ箱にぶち込まれていた所をこの部隊にスカウトされる。そして仲間のメイソンとともに、敵基地の格納庫の機体に爆弾を仕掛ける作戦に身を投じる事に。
この任務は隠密行動が要求される……のだが、道すがらに車を発見。思わず乗る。
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テンションが上って崖からダイブ!そのまま敵基地に脳筋突入だ!
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敵兵を跳ね飛ばしまくる特攻野郎ぶり。
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……というわけで今作のシングルプレイモードは、各地で行われた戦争を複数の兵士の視点で体験するオムニバス形式になっている。他の主人公でもプレイしてみた。
第二の主人公の場合(脳筋)
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第二の主人公であるソルヴェーグ・フィア・ビヨルンスタッドの目的は、ドイツ軍に囚われた仲間を救い出す事だ。
雪山をスキーで滑走して敵基地に侵入。このパートでは、隠密行動が要求されるのだが……
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スキーが楽しすぎて調子に乗ってたら崖から転落……!冬と言ったらやっぱりウインタースポーツだよね!
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その後も変電設備を爆破してまわったりと、ミッション的にも脳筋なものばかりで、プレイヤー的にもキャラ的にも「隠密行動?なにそれ美味しいの?」状態だった。
第三の主人公の場合(脳筋)
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第三の主人公であるディーム・シセは、南フランスへの上陸作戦に駆り出された歩兵隊だ。敵の拠点を制圧したり、自軍の拠点を防衛したりと、大勢の仲間とともに戦うのがメインになる……のだが、僕は脳筋のため仲間を置いて敵の拠点に突撃して行く。
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流石に1人では装甲車に太刀打ちできないので仲間の援護を待っていたのだが……
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突撃しすぎて誰もついて来ておらず、敵地の中で僕一人。
自業自得おじさん、パニックを起こす!
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3人の主人公はどれも個性的なのに、結局プレイヤーの僕のせいで全員脳筋キャラみたいな感じになってしまった!
今回は孤独じゃない!分隊を組んで突撃オンライン!
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そして最後はオンライン対戦モードに挑戦!いつもはソロ専なのだが、今回は珍しくぼっちではない。
なんと、月刊ComicREX(一迅社)で連載中の「お稲荷JKたまもちゃん!」の作者であるユウキレイ先生が分隊に誘ってくれたのだ!
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以前行ったインタビューで「今度一緒にオンラインで遊びましょう!」と言ってくれたけど社交辞令じゃなかったんだ!
ユウキレイ先生のおかげでオンライン対戦モードも下手くそなりに楽しめた!分隊を組んでいると仲間が居る所から復活出来るなどのメリットがあるので、思わず連携プレイをしたくなる。ソロで戦場を駆け抜けるのも良いが、やはり『バトルフィールド』シリーズは友達と分隊を組んで連携するのが醍醐味なんだとしみじみ思った!
あとシングルプレイモードでもオブジェクトの破壊要素は体験していたのだが、オンライン対戦モードでは、激戦区になるとそりゃもうシングルプレイモードよりオブジェクトが壊れるわ壊れるわで、まるで戦場にいるような臨場感が味わえた。
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複数の主人公の視点で第2次世界大戦が体験できるシングルプレイモードは、ストーリーのクオリティも高いため、まるで映画を観ているような気分になりました。「FPSは好きだけど、オンライン対戦は苦手なんだよなあ」と思っている人は、まずはシングルプレイモードで操作やシステムなどを覚えてからオンライン対戦に挑戦する……というスタイルもありではないでしょうか。
『バトルフィールドV』は、PS4/Xbox One/PCを対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。