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様々な期待作や注目作が毎月登場しており、どの1本を選んで購入するかは毎回悩ましい問題です。基本的には、自身の好みや直感に従うことが多いと思いますが、時には他の人の意見を参考にしたい場合もあるでしょう。
そこでインサイドでは、毎月発売されるタイトルの中から特に関心を集めているタイトルを独断でピックアップし、「あなたが注目する新作はどれ?」というアンケートを実施しています。今月は、追加コンテンツながらも高い人気を集めている『モンスターハンターワールド:アイスボーン』を皮切りに、待望のナンバリング最新作『ボーダーランズ3』や、名作が鮮やかに蘇る『ゼルダの伝説 夢をみる島』など、注目度満点の作品が続々と登場します。
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この他にも、バンダイナムコの新たな挑戦となる『CODE VEIN』、30年以上続いているアクションRPGシリーズの新境地『イースIX -Monstrum NOX-』などもあり、新規IPからシリーズ作まで多彩なラインナップとなっています。
実際に購入するかどうかではなく、あなたが一番気になるタイトルに票を投じていただければ幸いです。今回の対象は以下の8作品。ご投票、お待ちしております!
◆『モンスターハンターワールド:アイスボーン』
2018年1月に登場した『モンスターハンター:ワールド』は、これまでの魅力を受け継ぎながらも、グラフィックやゲームシステムを大きく見直し、生態系を感じさせるリアルな世界観とダイナミックかつ爽快なアクションの融合に成功。その結果、全世界的な大ヒットを記録しました。
そんな『モンスターハンター:ワールド』の世界を更に広げる大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワールド:アイスボーン』では、新フィールド「渡りの凍て地」を舞台に、更なる物語と様々な新モンスターを追加。恐るべき古龍「イヴェルカーナ」に始まり、「凍て刺すレイギエナ」「バフバロ」「ブラントドス」など、新たな脅威がハンターに立ちはだかります。もちろん、「ティガレックス」や「ベリオロス」、さらに「ジンオウガ」など、復活を果たすモンスターたちも見逃せません。新たな冒険の幕開けを、『アイスボーン』で味わってみてはいかがですか?
◆『ボーダーランズ3』
FPSの緊張感とじっくりとキャラクターを育てるRPG要素を軸に、硝煙立ち上る世界で痛快な銃撃戦を堪能できる『ボーダーランズ』シリーズ。その最新作となる『ボーダーランズ3』では、4人のヴォルト・ハンターから主人公を選び、カリプソ・ツインズが率いる荒くれ者どもに牙を剥きます。
巨大なメカを自在に乗りこなしたり、トリッキーな戦闘アイテムで戦場の主導権を握るなど、主人公の選択次第で戦闘スタイルも大きく変化。ひとりでじっくり楽しむもよし、マルチプレイで豪快に暴れ回るもまたよしです。パンドラから新たな惑星にも飛び出せる『ボーダーランズ3』で、宇宙スケールの活躍を味わうのも一興でしょう。
◆『DAEMON X MACHINA』
本作のプロデューサーは、『アーマード・コア』シリーズでも知られている佃 健一郎氏。その佃氏が、完全新作となるメカアクションタイトルを手がけたとあっては、自ずと注目度は高まります。月の落下に端を発した人類存亡の危機に、ひとりの傭兵としてどのように関わっていくのか。多彩なキャラクターたちが織り成す物語を、熱いメカアクションが彩ります。
アバターが身に付ける外部装甲「アーセナル」は、頭部/胴体/右腕/左腕/脚部/プロセッサーといった6つのアーマーと、手/左手/右パイロン/左パイロン/ショルダー/オーグジュアリの6つの武器を組み合わせることで、自分好みのカスタマイズを楽しむことができます。敵から武器を奪い、「フェムト」で戦闘能力をブーストし、過酷な戦場をしたたかに生き抜きましょう! アーセナルを外してアウターで戦う、といったプレイも可能なので、自分なりの遊び方を模索するのも楽しそうです。
◆『ゼルダの伝説 夢をみる島』
ゲームボーイソフトとして登場し、シリーズ作の中でも一風変わった作品ながらも高い人気を博した『ゼルダの伝説 夢をみる島』を、ニンテンドースイッチ向けにリメイク。約26年の時を経て、懐かしい名作が新たな装いで蘇ります。
一度入ると出られないと噂されている「コホリント島」を、本作ではジオラマ風に表現。また、クリアしたダンジョンの各部屋をパネルとして自由に組み換え、新しいダンジョンにアレンジして楽しむ「パネルダンジョン」といった新要素もあるので、新規ユーザーのみならず、シリーズファンにとっても見逃せない一作と言えるでしょう。
◆『CODE VEIN』
『GOD EATER』開発スタッフが手がける新規IP『CODE VEIN』は、崩壊した近未来を描くドラマティックな物語と、パートナーの「バディ」と共に強敵が待ち受ける広大なダンジョンの探索に挑むアクションRPGを融合。血を吸うことで辛うじて人間性を保っていられる「吸血鬼」(レヴナント)と化した者達の、過酷な戦いがもうじき訪れます。
片手剣に銃剣、斧槍などの武器をチョイスできるほか、独自の装備「吸血牙装」(ブラッドヴェイル)も多彩に用意。キャラクターメイキングはもちろん、レベルアップやブラッドコードによる育成もあるので、自分だけのキャラクターをじっくり育て上げ、危険極まりないダンジョンを踏破しましょう。
◆『イースIX -Monstrum NOX-』
冒険家として名を馳せているアドルは、超常的な力「異能」を持つ怪人が跋扈する監獄都市・バルドゥークで、新たな冒険に身を投じることとなります。異能は怪人ごとに違っており、垂直の壁を駆け上がったり、長時間の滑空を可能にするなど、行動範囲を広げるものも多々。また、怪人ごとに専用スキルが用意されているほか、能力を一定時間向上させる「ブースト」、一撃必殺の「エクストラスキル」など、多彩なゲームシステムで爽快感溢れるバトルを盛り上げます。
PS Vitaソフトとして登場し、後にPS4やニンテンドースイッチにもリリースされ、多くのユーザーから好評を博した『イースVIII』スタッフが本作を開発しており、期待度も満点。ミステリアスなストーリーとスピーディなバトルを堪能したい方は、『イースIX』を候補に加えておきましょう。
◆『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』
初代プレイステーション向けに一作目が登場し、錬金術という独特のアプローチが好評を博した『アトリエ』シリーズ。これまで22年に渡って歩み続けてきた道のりは、最新作となる『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』へと繋がります。
「等身大の主人公たちの物語」をコンセプトに、新たな世界を描く本作では、彼女たちが“自分にとって大切なもの”を見つける物語を展開。動的な行動選択が生み出す緊迫感のあるバトルや、一新された「調合」システムなど、これまでの『アトリエ』とはひと味違う『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』があなたを待っています。
◆『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』
2017年に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、ナンバリングタイトルに相応しい進化を遂げると共に、懐かしい『ドラクエ』の良さもたっぷりと感じられ、新規ユーザーからシリーズファンまで多くの方々を魅了。PS4版では世界をリアルに描き、3DS版ではトゥーンレンダリングの3Dモードとドット絵の2Dモードの切り替えが可能と、ハードごとに異なる表現に挑戦しました。
そんな名作をベースに新たな要素を加え、ニンテンドースイッチ向けに登場するのが『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』です。リアルな3Dモードとドット絵の2Dモードを切り替えることができ、これまで描かれていなかった新ストーリーも用意。キャラクターボイスやオーケストラ音源が追加され、冒険の臨場感が更に増す形となりました。PS4や3DS版を遊んだユーザーも多い一方で、更に魅力的となった本作に期待を寄せる人も少なくないことでしょう。
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