『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』試遊プレイを体験! 「バウンティハント」で悪魔城アクション・共闘・操作性などをチェック【TGS2019】

シングルプレイに加え、ひとつなぎのマップ上でほかのプレイヤーとの共闘も楽しめる『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』。TGSのプレイアブル出展で、本作のマルチプレイ「バウンティハント」を体験してきました。そのプレイレポをご覧あれ。

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『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』試遊プレイを体験! 「バウンティハント」で悪魔城アクション・共闘・操作性などをチェック【TGS2019】
『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』試遊プレイを体験! 「バウンティハント」で悪魔城アクション・共闘・操作性などをチェック【TGS2019】 全 18 枚 拡大写真

今月開催された「東京ゲームショウ 2019」のKONAMIブースにて、シリーズファン待望のiOS/Androidアプリ『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』がプレイアブル出展。筆者にとっても気になる作品だったので、この機会に試遊プレイに挑んでみました。

『悪魔城ドラキュラ』は、30年以上も続いている名作アクションシリーズ。当初は2Dアクションとして始まりましたが、3Dアクションや探索要素をより深めた作品など、様々な作品を生み出してきました。

その中でも特に個性的な作品のひとつが、マップを切り替えなしのひと繋ぎで表現し、全ての敵がリアルタイムで行動する『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』です。シリーズ初の6人同時プレイ(※オンライン時)も実現させ、忘れがたい名作として語り継がれています。そして、この『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』で楽しめた共闘プレイの要素も、最新作『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』に盛り込まれています。


今回の試遊版では、シングルプレイも楽しめましたが、マルチプレイで挑む「バウンティハント」をチョイス。このモードは、プレイヤー全員が同じマップに集い、数多くの敵を殲滅するバトルに臨みます。


共闘プレイという点では『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』と同様ですが、この「バウンティハント」はプレイヤー同士の真剣勝負でもあります。敵を倒すことで賞金を手に入れ、その賞金額によって順位が決定。順位が高いほどよい報酬を得られるとあっては、プレイする指にも力が入りそう。


早速プレイを開始すると、まずはメニュー画面に。「修練」「編成「強化」「ショップ」など、気になる項目がいくつもありますが、今回はマルチプレイなので、他の参加者を待たせるわけにはいきません。気になりつつも、まずはキャラクターの選択に。


今回選べたのは、「アルカード」「シモン」「シャーロット」「ユリア」「シャノア」の5人。『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』でよく使用していた「シャノア」をチョイスしてみました。なかなか可愛らしく3D化されています。


無事マッチングが終了すると、相手はなんと「アルカード」×3。これは、大変な戦いになりそうだ・・・!


本作の操作方法ですが、画面左側と右側で操作が分かれており、左側では「移動(左右にスライド)」、「回避(左右にフリック)」、「しゃがみ(下方向にスライド)」といった移動系の操作が割り振られています。ちなみに、特定のアイコンが出現する足場にいる時は、下方向にフリックすることで足場を降りることができます(※しゃがんでジャンプでも可能)。


画面右側は、主に攻撃系でまとまっており、「攻撃(タップ)」、「サブウェポン使用(上方向にフリック)」、「メイン武器スキル発動(左方向にフリック)」、「サポート武器1スキル発動(下方向にフリック)」、「サポート武器2スキル発動(右方向にフリック)」の操作が割り振られています。


また、右側の下部には特定のアイコンがあり、それぞれ「キャラクタースキル」、「ジャンプ」、「スライディング」が可能。ちなみに、空中でも再ジャンプができます。また右側上部には、意思疎通に使えそうな「スタンプ」や、「マップの拡大縮小」のアイコンも。マップを全域表示したまま操作ができる点も、『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』を彷彿とさせます。


画面は全体的に、戦況が把握しやすい構成になっています。画面内の敵や仕掛けが表示されているのはもちろん、残っている敵の数や、ライバルのキャラクターがどの方向にいるのかなどもチェックしやすく、どんな戦略で挑むか参考になりそうです。


プレイ感覚としては、タップやスライドなどの反応もよく、機敏に動く印象です。注意点としては、移動や通常攻撃などは入力範囲が広いので問題ありませんが、「キャラクタースキル」や「ジャンプ」はアイコンをタッチしなければならないので、タップ位置がズレてしまい失敗することも。アイコンの位置を指先が覚えるまでは、戸惑う場面があるかもしれません。


ですがその点を除けば、キャラクターの動きもなめらかですし、アクションも多彩で手応えも感じられます。また、ライバルとの敵の奪い合いにも駆け引きがあり、同じ敵を互いに削り合うもよし、フリーになっているエリアへ積極的に移動して独り占めするもよし。立ち回りに個性が出るので、何度も繰り返して楽しめることでしょう。


敵は最初から全ているわけではなく、途中から追加で出現します。出現する合図もあるので、気づいたら陣取っておくのもひとつの手。しかし、他のライバルたちも狙ってくるので、油断は禁物です。


ちなみにHPが0になると、『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』でもお馴染みのスケルトン状態に。この状態でも戦えますが、与えるダメージは微々たるもの。一定時間で自動的に復活しますが、賞金が減額されますし、スケルトン状態の時間も勿体ないので、やられない立ち回りも重要です。


短い時間ながら、使用キャラや彼らのアクション、ステージのギミックなど、『悪魔城ドラキュラ』の楽しさがぎゅっと詰まったひとときでした。また「バウンティハント」では、共闘やひと繋ぎのマップといった『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』の要素が多かったのも、個人的に見逃せないポイントです。ちなみに、戦果の方は惜しくも2位。このリベンジは、製品版で晴らしたいものです。

本作の配信日などはまだ明かされていませんが、東京ゲームショウの開催に合わせ、最新のプロモーションムービーが公開されています。こちらをチェックしながら、朗報の到着を心待ちにしておきましょう。

《臥待 弦》

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