『ライザのアトリエ～常闇の女王と秘密の隠れ家～』神田沙也加さんと「ふなっしー」も駆け付けた完成発表会レポート！トークは終始大盛り上がり

コーエーテクモゲームスは、人気RPG「アトリエ」シリーズ最新作『ライザのアトリエ～常闇の女王と秘密の隠れ家～』の完成発表会を、本作の発売日である9月26日に開催しました。

今回の完成発表会では、作品のオススメポイントや製作の裏話が紹介され、本作の主題歌を担当した女優で歌手の神田沙也加さんと、千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーがゲストとして登場しました。

最初に登壇したのは、コーエーテクモゲームス代表取締役社長・鯉沼久史氏。

22年続くガストブランド・「アトリエ」シリーズの最新作となる本作の企画にあたっては、プロデューサーたちとコンセプトの段階から入念に打ち合わせ、「より多くの方に遊んでいただけるロールプレイングゲーム」、「グローバルに受け入れられる作品」に仕上げようと、チャレンジしてきたことを述べました。

続いて、『ライザのアトリエ』プロデューサー・細井順三氏と、スペシャルゲストの神田沙也加さん、ふなっしーが、ステージに登場しました。

3人はまず、発表当時より話題となっている本作の主人公、ライザリン・シュタウト（ライザ）の可愛さについて、トークを展開しました。

人気の秘密について、ふなっしーは、Twitterでライザの太ももが注目を集めていたことに触れるとともに、「人気者になろうと思って行動を起こすと人気者になれない」、「人を喜ばせた結果、人気に（繋がる）」と、自身も人気キャラクターとして活躍している身ならではの経験則から、考えを述べました。これに対し細井氏は、「我々も別に、太ももをめちゃくちゃ推したかったわけではない」と述べ、笑いを誘っていました。

細井氏は、本作のオススメポイントについて、いくつか紹介しました。

まず本作の物語が、「等身大の少年少女」、「ほんのちょっとの成長」、「秘密の青春」、といったキーワードがテーマになっていることを説明し、特にサブタイトルにも用いられている「秘密」という部分が重要であると述べました。

誰しもが経験する青春時代、あの頃の秘密や感情は、大人になってみると、とても尊く重要なことだったのかもしれない──そんな思いから、日常を通してほんの少し成長する少女たちの姿を描いた、等身大の作品になっているとのことです。

次に細井氏が挙げたのは、より分かりやすく奥深く改良されたシリーズおなじみの調合システムや、これまでのターン制とは異なる手に汗握るリアルタイムバトルなど、一新されたゲームデザインについてです。

これに関して神田さんは、調合システムがこれまで以上に分かりやすくなったことで、「（シリーズ未経験者が）さらにデビューしやすくなった」と感想を述べました。また、ゲーム全体の世界観や雰囲気についても、「自然の描写がすごく綺麗」で「夏の香りをよく感じる」と目を輝かせていました。

出てくる敵も可愛いという話題では、「ふなっしーがここにいても（違和感がなくて）大丈夫」という、ふなっしーのアピールに対し、細井氏が「じゃあダウンロードコンテンツで参加していただいて」と返し、会場内を沸かせました。

細井氏からの最後のオススメポイントは、ずばり主題歌。

今回の起用に至った経緯について、もともと神田さんのファンだったという細井氏がTwitterをフォローしていたところ、「アトリエ」シリーズを遊び始めたと呟く神田さんのツイートを発見し、すかさず連絡を取ってみたことで実現したという、SNS時代ならではの裏エピソードが明かされました。

神田さんは本作の主題歌『虹色の夏』について、「爽快感がありながら、どこか寂しい」ところが「青春を思い起こさせる」、「ほろ苦さを含んでいる」とデモ音源から感じ取り、「微笑みだけじゃない色んな想いが入るといいな」という気持ちで歌ったことを語りました。

ここで細井氏が降壇し、神田さんとふなっしーが本作のテーマである「青春時代」や「秘密」にちなんだ話題の質問にそれぞれ答える、トークコーナーが繰り広げられました。

神田さんは、「大人に秘密にしていたこと」という質問に対して、「家族が寝静まったあと、こっそりゲーム機の電源を入れて延々とやっていた」と、可愛らしい思い出を披露。

ふなっしーは、「学生時代の甘い（or苦い）思い出は？」という質問に「ザリガニを焼いて食べたなっしー！」と答えるなど、珍回答を連発。その勢いのまま、プライベートでも仲良しだという神田さんについて、「LINEの交換とかも沙也加ちゃんから教えてくれる」、「ふなっしーのDVDに出たがる」など、「意外に押しが強い」面があることを暴露していました。