『The Last of Us Part II』メディアツアーで明らかになった新情報が続々公開―ストーリーや新たな敵など

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、Naughty Dogの手掛ける『The Last of Us Part II』について、先日実施されたメディアツアー(アメリカ・ロサンゼルス)にて明らかにされた最新情報を公開しました。

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『The Last of Us Part II』メディアツアーで明らかになった新情報が続々公開―ストーリーや新たな敵など
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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、Naughty Dogの手掛ける『The Last of Us Part II』について、先日実施されたメディアツアー(アメリカ・ロサンゼルス)にて明らかにされた最新情報を公開しました。


エリーの軽快な動作はさらに爽快になり、新種の感染者が迫る、最新プレイレポート



『The Last of Us Part II』でエリーの物語が再び動き出し、私も、先日行われたメディア用体験イベントでエリーと再会することができた。試遊できた体験版では、さらに軽快になったエリーの動きや新たな脅威(番犬から新種の感染者まで)などゲームプレイの詳細がいくつも明らかにされた。同時に、待望の続編のために開発会社ノーティードッグが生み出した衝撃的なグラフィックの進化の片鱗も明らかになっている。


体験版の前半では、エリーと仲間のディーナとの間の心に響く物語の瞬間に何度か出会った。前作でもすでにエリーはさまざまな面を持った主人公だったが、19歳となった今作では、積み重ねた年月がキャラクターへさらに深みをもたらしたようだ。エリーとディーナはじゃれあい、お互いの目を見て気持ちを探りあったり、過去の恋人の話で相手の反応を確かめたりする。私のお気に入りは、二人がワイオミング州の美しい自然の景観を楽しむシーンだ。エリーは、ディーナに対して一歩踏み出すチャンスを逃したことに気づき、小声で自分をののしる。このような瞬間の積み重ねが、エリーの柔らかで繊細な心を描き出し、ジョエルが戦って守り抜いた少女時代のエリーに思いを馳せさせるのだ。


体験版の後半では、エリーの凶暴な一面が垣間見える。愛する者を傷つけた相手に報いを受けさせるためにどれだけのことをしてしまうのか。エリーが立ち向かうのは、ジョエルの弟トミーを捕えたシアトルの排他的な生存者の集団で、エリーはトミーを救い出すために敵が支配する地域に侵入する。ノーティードッグは、敵対する生存者たちにも生活があり、愛する人がいるということをしっかりと伝えており、一面的な悪者にはしていない。普通なら、弓矢で敵を遠くの距離から射殺すると、ある種のプライドや安心を覚えるものだが、『The Last of Us Part II』では、あなたの犠牲となった者の家族や友人が死者の名を呼ぶ悲痛な叫び声が聞こえるかもしれないのだ。この世界では耐えて生き抜くために暴力が必要なこともある。だが、その行為はプレイヤーの心に重くのしかかってくることだろう。

The Last of Us Part II』は2020年2月21日に発売予定、現在予約受け付け中です。

《S. Eto》

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