『ラブプラス EVERY』カノジョを上手に撮るには?年間200本コスプレ記事を書くカメラマンの思考術─定番の「バストアップ」から想像力膨らむ「切り抜き」テクまで

カノジョの上手な取り方、教えます。

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『ラブプラス EVERY』カノジョを上手に撮るには?年間200本コスプレ記事を書くカメラマンの思考術─定番の「バストアップ」から想像力膨らむ「切り抜き」テクまで
『ラブプラス EVERY』カノジョを上手に撮るには?年間200本コスプレ記事を書くカメラマンの思考術─定番の「バストアップ」から想像力膨らむ「切り抜き」テクまで 全 16 枚 拡大写真
自分のカノジョを誰よりも綺麗に撮りたいですよね?

スマートフォン向け恋愛コミュニケーションゲーム『ラブプラス EVERY』にはフォトモードがあります。アルバムで撮った写真を見返せるので、カノジョとの思い出が鮮明によみがえりますよね。本作において重要なコンテンツなので、まだまだ機能が追加される可能性が十分にありますし、2019年12月にはフォトコンテストも開催されました。せっかくのフォトモードなので、上手に撮ることができたらなお良しです。


筆者は年間200本ほどコスプレ記事を書くなど、これまで多くのコスプレイヤーを撮影してきました。実際に使用するのは一眼レフカメラやストロボなどの撮影機材なので、スマートフォンとは違いますが、撮影にあたって共通することも多くあります。そこで、カノジョを可愛く撮りたいカレシの参考になればと、撮影アドバイスを送ります。

■ただ枚数を多く撮れば良いわけじゃない


何はともあれ、流行る気持ちを抑えることが大事です。カノジョが目の前にいて写真を撮れるなら、居てもたっても居られずにシャッターを切ってしまう気持ちは十分共感できます。本当にかわいくて仕方がないし、永遠に留めておきたいと気持ちの歯止めが効かないので、無限にシャッターを切り続けてしまいます。



半目や口ポカンなどの顔は締まりがないので・・・カノジョの変顔を全国ネットに晒すわけにはいかないので避けましょう。

そして、枚数が多ければ良いわけではないことも忘れてはいけません。例えば、コスプレ撮影ではモデルとスタジオで撮影することもありますが、筆者は数百枚撮って、50~100枚を目安にモデルさんに写真を送ります。

しかし、実際にTwitterで掲載されるのは平均4枚です。毎回、厳選した4枚しか使われないつもりで撮影に臨んでいます。ただ、厳選されただけあって、その4枚は良い写真(と思いたい!)です。一度のデート中に撮影する枚数制限をかけるつもりで撮ると工夫が生まれると思います。

■共感を呼ぶ写真はバストアップ



自分が満足するならそれで良いのですが、共通する美意識はありますから、自分のカノジョの写真を他の人にも「可愛い」と思って欲しいですよね。定番は明るめのバストアップです。コスプレ写真でも、まず外しようがない構図だと支持されています。



写真は全身写すのもありですが、単なるスナップ写真になりがちで、余白を減らすだけで余計な情報が削ぎ落とされて被写体の魅力訴求が強まります。

■「切り取り」も良き!


今回はVR撮影も可能なので、気になる胸元や太腿といった曲線美を追いかけることも醍醐味。真正面ではなく横や真上など角度をつけることで、部位の魅力がより強調されます。




その時に顔を映さないというのも演出としては、扇情的でありだと思います。コスプレ撮影でもROMなどでは、体の一部だけを切り取った写真は定番として多く収録されます。

■ファッションが変われば、選択肢が増える


本作では髪型や衣装まで好みのカノジョになってもらえる利点を最大限に活かし、水着やパジャマなど特別感あるカノジョを撮らなくては、フォトモードが始まりませんよね。“差別化する写真の第一歩は特別な衣装”というのはコスプレにも通じる所です。限定アイテムを入手するだけでも他のカレシが撮れないような写真に一歩近づけるでしょう。



ただし、気をつけて欲しいのは衣装が変わるのであれば、同じ人物であっても異なる構図やポーズになるよう意識すること。衣装が違うだけで同じ構図、ポージングの写真がアルバムに並ぶのはちょっと味気ないですよね。

■ストーリーを演出


実際の写真はその1枚で伝えたいことを切り取ったもの。なので、理想はカノジョが何をしているのかがひと目で見て分かる写真を撮ることです。可愛いカノジョの一瞬を切り取りたくて撮影した時に、「自分はどうしてこの瞬間のカノジョを可愛いと思ったのか?」を念頭に置いて、それを第三者が見ても分かるように意識するだけでもだいぶ違ってきます。


■アプリの性能限界と見るか、可能性ととるか


現実のカメラで被写体を撮る場合は、一眼レフカメラを使って背景をボカしたり、ストロボや自然光などを活かしたりすることで、表現の幅が広がります。また、LightroomやPhotoshopといったアプリを使用することで、さらに写真を追い求めるイメージに近づけることができます。


カノジョの最高の1枚を追い求めるのに妥協したくないと考えた時に、スマホアプリのカメラ機能は物足りなく感じることがあるかもしれません。ですが、どの角度で撮っても顔に影がかからない、現像しなくても美肌など、現実では不可能な補助機能やアプリならではのカノジョの表情や仕草を撮れるのは、大きな可能性だと思います。

ぜひあなただけのカノジョの現実を超える一枚を追い求めてください。


『ラブプラス EVERY』は、2019年10月31日配信開始。基本プレイ無料のアイテム課金制です。


(C)Konami Digital Entertainment

《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

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