「マリカー」訴訟、知財高裁が5,000万円の賠償を命じる─MARIモビリティ開発は「内容を精査して引き続き対応」とコメント

知財高裁は本訴訟の控訴審判決にて、MARIモビリティ開発側に5,000万円の賠償を命じたと、共同通信社が報じました。

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「マリカー」訴訟、知財高裁が5,000万円の賠償を命じる─MARIモビリティ開発は「内容を精査して引き続き対応」とコメント
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株式会社MARIモビリティ開発(当時の社名は「株式会社マリカー」)が行っていた、『マリオカート』を連想させるネーミングの使用や衣装の貸し出し行為について、著作権侵害行為の差止および損害の賠償を求める訴訟を、2017年2月24日に任天堂が起こしました。

昨年5月の中間判決では、MARIモビリティ開発の「マリカー」「maricar」といった表示やコスチュームを貸与する行為などが不正競争行為に該当すると認められ、侵害行為によって生じた損害の金額などの審理が続いていました。

そしてこのたび、知財高裁は本訴訟の控訴審判決にて、MARIモビリティ開発側に5,000万円の賠償を命じたと、共同通信社が報じました。

今回の判決を受け、MARIモビリティ開発は公式サイトにて、「当社の主張が認められなかった部分については誠に遺憾であり、内容を精査して引き続き対応して参ります」とコメントしています。

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《臥待 弦》

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