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今年1月に発売延期が発表されたものの非常に期待度が高い『サイバーパンク2077(Cyberpunk 2077)』ですが、デベロッパーCD Projekt REDのクラクフスタジオ ヘッドJohn Mamais氏が、海外メディアOnMSFTのインタビューにて本作のクエストに言及しました。
本作では“ストリート ストーリーズ”と呼ばれる小さなクエストが約75用意されており、高度なシネマティックストーリーテリングシーケンスはあまりないものの、世界を探索してキャラクターをレベルアップできるとのこと。全てカスタムメイドで自動生成は使われておらず、いずれもユニークに感じられるようになっているそうです。
その他インタビューでは様々な要素が語られているので、いくつかピックアップしてご紹介。
- 現在15人がオープンワールドクエストの作業を行っている。『ウィッチャー3』では開発プロセスの非常に遅い段階でオープンワールド要素を作成したのとともに、作業していたのは2~3人だけだった。
- “ストリート ストーリーズ”の他に小さなアクティビティも用意されている。
- 派閥、地区、アイテム名や企業名、スキルシステムやクラスシステム、あらゆるものを原作から取り入れている。
最初のティーザー映像公開時はすべてが確定しておらず、ゲームがどのように見えるかを示したものだった。その後大きく進化したが、マンティスブレードのようにいくつかのことが引き継がれている。- 『ウィッチャー』との主な違いは戦闘要素。
- 3D酔い防止のために被写界深度の変更やカメラの揺れ低減などが計画されている。
- John Mamais氏の知る限り三人称視点のカットシーンはない。最初と最後にいくつかあるかもしれないがそれについては不明。
- 非殺傷ルートがあり、誰も殺さずに進めるようバランスをとっている。非殺傷プレイは時間がかかる。ゲームをプレイする一番簡単な方法はただ銃を撃つこと。
- キャンペーン終了後にゲームオーバーとなるのか、オープンワールドにアクセスできるのかどうかは不明。
- シングルプレイヤーにフォーカスしており、マルチプレイヤーとは混合していない。
- マルチプレイヤーについてはなにか言えたら良いが、それは1年位先になる。
- ローンチ後の追加コンテンツも計画している。詳細は伝えられないが恐らく『ウィッチャー』のようなものになる。
- John Mamais氏の知る限りニンテンドースイッチ版の計画はない。重すぎるかもしれない。ただ、同様に重すぎると思っていた『ウィッチャー3』のニンテンドースイッチ版は実現した。
- VR開発キットを入手したが何もしていない。『サイバーパンク2077』にはVRに適したものもあるが、まだ現実的ではない。VRは非常に実験的でニッチ。
- まだ次世代にはフォーカスしておらず、現世代に注目している。
多くのファンが楽しみにしてる『サイバーパンク2077』はPC/PS4/Xbox Oneを対象に2020年9月17日発売予定です。