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2月中に配信予定の『Pokemon HOME』。システムの概要や料金プランが発表され、今か今かと待ち望んでいるのではないでしょうか? 本稿では一足先に体験した『Pokemon HOME』の内容をレポートします。
◆『Pokemon HOME』だけでボックス整理が完結する!
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まずはNintendo Switch版の『Pokemon HOME』を体験。メインとなる機能は、預けているポケモンが確認できる「ポケモン」と、ポケモン図鑑を確認する「ずかん」の2つ。そのほかにも「ポイント」などの機能がありますが、今回はメインの2つを中心に体験。
「ポケモン」では、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』『ポケットモンスター ソード・シールド』のポケモンボックスに直接連携し、ポケモンの入れ替えができます。
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画像は『ポケモン ソード』と連携した状態。左が『Pokemon HOME』のボックスで、右が『ポケモン ソード』のボックスです。ボックス下部のアイコンがどちらのボックスであるかを示しています。
操作はきわめて簡単。ゲーム中で手持ちポケモンを入れ替えるように、ポケモンを選んで任意の場所に置けば完了! かなりラクチンです。
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ポケモンの入れ替えは『ポケモン ソード・シールド』同様に「つうじょう」「べんり」「はんい」に切り替えが可能です。
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移動が終わったら記録して終了。次に整理したソフトを開いたときには、『Pokemon HOME』で整理した状態が反映されています。ソフトを起動したり終了したり……といった手間がかからず、思った以上にポケモンボックスの整理がはかどりそうです!
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こちらはボックスに預けられたポケモンを一覧表示した画面。ボックスをまたいで、順番通りに表示されます。
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画像は五十音順で検索した時の様子。「エ」を選択しただけでパパっとポケモンを検索してくれました。他のポケモンが非表示になるのでかなり便利です。
ちなみにタマゴは預けられないとのこと。なお、特性が存在しない『ポケモン ピカ・ブイ』から連れてきたポケモンは、『ポケモン ソード・シールド』に移した時点で特性が設定され、以後そのポケモンは『ポケモン ピカ・ブイ』へ戻すことができなくなります。
また、『Pokemon HOME』と『Pokemon GO』との連携はサービス開始後に追加される予定です。そのため、サービス開始直後に『Pokemon GO』でつかまえたポケモンを預けたい場合は、一度『ポケモン ピカ・ブイ』の「GOパーク」を経由する必要があります。『Pokemon GO』から『ポケモン ピカ・ブイ』へは、全国図鑑1~150のポケモン(アローラのすがた含む)および幻のポケモン・メルタン、メルメタルしか送ることができないため、それ以外のポケモンを預けたい場合は、連携が開始されるのを待ちましょう。
Nintendo Switch版の『Pokemon HOME』はポケモンボックスの整理機能に特化していると感じました。特にソフト側のボックス整理にかなり使えそうなので、フリープランでも充分に楽しめるのではないでしょうか。ただ、フリープランだと『Pokemon HOME』側に30匹しか預けられないので、『ポケモン ソード・シールド』のボックスが現状かなり埋まっている人は大変かもしれません。
◆「ずかん」は至れり尽くせり
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「ずかん」は全国と各地方ごとにあり、『ポケモンバンク』からひっこしをした場合には図鑑も引き継ぐことができるとのこと。『ポケモンバンク』でコンプリートしている方は、「ひっこし」で一気にポケモン図鑑を埋めることができるでしょう。図鑑ではなきごえやタイトルごとの図鑑説明文も網羅しており、内容はかなり充実しています。
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ポニータのこれまでに発見された姿とガラルのすがた。ガラルのすがたは『ポケモン シールド』でつかまえて『Pokemon HOME』に預けることで登録されます。ほかにも、色違いのポケモン、メガシンカできるポケモン、地方によって姿が異なるポケモン、キョダイマックスできるポケモンが登録された場合、その姿を確認することができます。オス・メスの微妙な違いも確認できて細かい! タイトルをまたいだ集大成的な図鑑と言えそうです。
◆スマートフォンでいつでもどこでも交換
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つぎはスマートフォン(iOS/Android)版を見ていきましょう。大きな項目は「こうかん」「マイルーム」「ポケモン」の3つ。特に注目すべきは「こうかん」で、スマートフォン版の肝となるべき部分です。
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まずは「ミラクルボックス」。こちらは『ポケットモンスター X・Y』のミラクルこうかんや、『ポケモン ソード・シールド』のマジカルこうかんのように、ポケモンを選んで交換に出すと世界中の誰かのポケモンと交換されるというもの。どのポケモンと交換されるかはやってみてのお楽しみです。先行体験ではフリープランだったので3匹同時に預けましたが、プレミアムプラン(有料)なら10匹同時に預けることが可能。どちらのプランでもアプリを閉じた状態でも交換できるそうです。かがくのちからってすげー!
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無事交換完了! どんなポケモンがくるかドキドキですね。
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つぎは「GTS」。自分がほしいポケモンと、交換に出すポケモンを設定して、条件があった相手との任意のポケモン交換ができる機能です。
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条件を設定して検索します。ためしにほしいポケモンを「リザードン」に設定。すると交換に出されているリザードンが表示されました。相手がほしいポケモンが確認できるので、誰と交換するか、じっくり吟味するとよいでしょう。「GTS」もプレミアムプランで預けられるポケモンの数を増やすことができます。
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「グループこうかん」は最大20人でグループを作って、一同にポケモン交換ができる機能。グループ内の誰のポケモンがもらえるかは交換しないとわかりません。プレミアムプランであればグループを作成することが可能。フリープランの場合はグループ交換の参加のみすることができます。「おまかせさんか」では他のユーザーが作成したグループに入ることになります。アイコンにある「3」の数字は「おまかせさんか」ができる回数です。
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最後に「フレンドこうかん」。『Pokemon HOME』内でフレンドになったユーザーが近くにいた場合にできる交換です。交換したいフレンドを選んで、交換に出すポケモンを選んで、GO!
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無事交換完了! スマートフォンを使った交換は『Pokemon GO』でお馴染みとなりましたが、まだ『Pokemon GO』に登場していない歴代のポケモンや、『ポケモン ソード・シールド』で初登場したポケモンも交換することもできるので新鮮です!
スマートフォン版の『Pokemon HOME』はポケモン交換機能に特化していると感じました。ランダムな交換を楽しんだり、図鑑コンプリートを目指したりと、自分の目的に合った交換をいつでもどこでも気軽に楽しめそうです。しかもタイトルをまたいで、スマートフォン1台でできてしまう! Nintendo Switch版のポケモンボックスの整理同様に、交換がはかどること間違いなしです。
◆スマートフォン版で気軽にポケモンをチェック
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もうひとつの項目「ポケモン」から『Pokemon HOME』に預けたポケモンをチェック。タップをするとポケモンのステータスが表示されます。能力・性格・つれていけるタイトル・リボン・預けた日が1ページで確認できとても便利。バトルデータは『ポケモン ソード・シールド』の、ランクバトルでのトレーナーやポケモンのランキングを見る機能で、サービス開始以降に実装の予定です。プレミアムプランならポケモンの能力の高さを確認できるジャッジ機能を使うことができるので、いつでもどこでも、ポケモンの能力チェックができてしまいます。
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ポケモン名をクリックすると「全国図鑑」に画面移動。こちらはNintendo Switch版同様、タイトルごとの図鑑説明文を読むことができたり、キョダイマックスなどの姿もチェックすることができます。ためしに先ほど交換したウッウの図鑑を開いたら、「まるのみのすがた」もありました。これは細かい。3Dモデルは回転させて側面や背中側を見ることができる他、マイルームではポケモンをタップすることで動く姿も見ることができます
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スマートフォン版の『Pokemon HOME』は特性・わざ名から「全国図鑑」のポケモンたちを検索することも可能です。全てを確認することはできませんでしたが、スマートフォン版は全体的にソートしやすい調整がなされているとのこと。ちょっとした空き時間にポケモンの能力をチェックできそうです。
◆「ふしぎなおくりもの」もスマートフォンで受け取れる
スマートフォン版では「ふしぎなおくりもの」の機能があり、『Pokemon HOME』のプレゼントだけでなく、『ポケモン ソード・シールド』向けの「ふしぎなおくりもの」を代わりに受け取ることもできます。Nintendo Switchを持ち忘れた出先で忘れないうちにプレゼントを受け取っておきたい! なんて時に役に立ちそう。
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「ふしぎなおくりもの」のページをチェック。「エリアチェック」の機能が気になりますね。
◆まとめ:『Pokemon HOME』があれば圧倒的に整理と交換がはかどる!!
先行プレイでは、Nintendo Switch版・スマートフォン版それぞれのプラットフォームに合わせた機能が充実していると確認できました。『Pokemon HOME』がスタートしたら、このサービスなしではいられなくなりそうです!
プランついては、フリープランはやや制限があれど、その機能を堪能するには十分。しかし預けられるポケモンが30匹なので、やり込めばやり込むほどに制限を感じそうです。便利さでいったら断然プレミアムプランです。検索のしやすさや整理のしやすさに配慮がなされているので、『Pokemon HOME』の機能を存分に堪能したい方には特にオススメです。
まだ確認できていない機能もあり、リリースまでにどのような情報が公開されるのか、期待して待ちましょう。
『Pokemon HOME』は、2020年2月中に配信予定です。
※画面は開発中のものです。
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