『神田川JET GIRLS』は、原案を高木謙一郎氏、キャラクターデザインを鳴子ハナハル氏が手掛けるメディアミックス作品。
ジェットマシンを操作する「ジェッター」とウォーターガンで相手を妨害する「シューター」の2人組でレースを行う架空の水上スポーツ・ジェットレースが流行する世界を舞台に、レースにかける少女たちの青春が描かれます。
ゲーム発売に先駆けて放送されたTVアニメでもキャラクターたちが激しくもセクシーにレースに挑む姿が注目を集めておりましたが、今回はゲーム版ならではの楽しみ方にスポットを当ててみたいと思います。
PS4版『神田川HET GIRLS』の魅力は後ろ姿にあり！
PS4版の『神田川JET GIRLS』では各学校のチームごとにシナリオが搭載されており、アドベンチャーパートとレースパートで進行します。シナリオを進めることでキャラクターの外見やマシンの性能をカスタムできるアイテムが登場しますので、繰り返し遊ぶことでレースゲームの面でもキャラゲーとしても遊び方が広がっていく仕組みに。
着せ替え要素と言えば通常は前からの姿にこだわりがちですが、本作の特徴は何と言ってもレースゲームであるというポイント。アニメ版では「レース中にダメージを受けたスーツがパージされてしまう」という設定が魅力でしたが、レースパートでユニフォームを後ろから眺めることが多いゲーム版では、実は後ろ姿こそが「こだわりポイント」なのです。
それでは、このゲームの後ろ姿ポイントが高い要素を紹介していきます！
■揺れるスカートと後ろ髪を楽しむべし
スクリーンショットでは分かりづらい部分もありますが、レース中に水上を駆けるマシンの上では風を受けてキャラクターの髪や衣装がゆらゆらと揺れるリアルな表現が大きな魅力。カーブでは体を大きく傾けたコーナリングやドリフトも可能です。
これを最大限楽しむためにはロングヘア―やポニーテールにセーラー服などヒラヒラしたコスチュームを合わせるのがオススメ。青春っぽい「ツーリング感」を更に演出するには小型のマシンと合わせるのが良いでしょう。
■デカい！説明不要！満腹黒丸
武蔵野女学館の名門ジェットレースチーム「DRESS」のシューター満腹黒丸はなんと公式設定で身長178cmの高身長。ジェッターの紫集院かぐやも165cmと決して小柄では無いものの、レース時には黒丸の体躯に隠れてしまってかぐやはゴージャスな髪しか見えない状態に。
これだけでも結構な身長差ですが、シューターに145cmのパン・ツウィとパン・ティナの姉妹などを設定してみるとなど更に段違い。「身長差萌え」を演出したい方にオススメです。
■神道とは一体……。水龍曾レースユニフォーム
神職を志す生徒が集まるという聖橋大學附属高校のジェットレースチームが、この「水龍會」です。作中で最も徳が高そうな設定のチームでありながら、そのレースユニフォームはかなり布面積少なめ。前から見ても中々のものですが、その後ろ姿は眼福の一言。
「ジェットレースは地脈を鎮めるための儀式である」というのが彼女達の理屈ですが、どこまで説得力を感じるかは貴方次第。そもそも聖橋大學附属は制服の段階からかなり個性が際立っており、この世界における神道の厳しさが伺えると言っても過言ではないでしょう。
■アシンメトリー美が光る！GRINDCOREレースユニフォーム
ゲーム限定で登場するチームが、この神楽坂工業高校「GRINDCORE」。彼女達のレースユニフォームは一般的なウェットスーツタイプではあるものの、肩と腿が大きく露出したアシンメトリーなデザインに。
同チームは他の高校のシナリオを全てクリアすると登場するシナリオになっており、最後までストーリーを進めたプレイヤーだけが味わえる贅沢なデザイン。奈落と神楽と言えば高木プロデューサーの手掛けた『閃乱カグラ 真紅』に登場した2人組。長年のファンにはそういった意味でもご褒美的な要素と言えるでしょう。
組み合わせ次第で可能性無限大！
本作のカスタムモードでは各チームごとのユニフォーム交換から普段着・レース着の入れ替え、そしてオリジナルの水着にも設定可能。アクセサリーも非常に細かく付け替えできるので、組み合わせ次第で無限の楽しみを秘めています。
今回はレースでの後ろ姿を紹介してまいりましたが、正面から楽しみたい方にはレース時に特定の組み合わせで発生する特殊アピールが最適。いやいやサイドから見えるこのポイントが重要でしょ！というツウな方には課外活動モードでプレイ出来るミニゲームも、各キャラクターの様々なリアクションと一緒に楽しめておすすめです。
■カスタムするはキャラだけにあらず！
キャラだけのカスタムに留まらないのも本作の魅力。マシンも細部までカスタム可能になっており、カラーリング変更やパーツの付け外しでマシン性能をチューンナップする楽しみも。
コストの範疇で自分好みのマシンを探っていくというレースゲーム本来の楽しみもバッチリ。メカと美少女という、まさに男のロマン総取りな仕上がりになっています。
今回は『神田川JET GIRLS』の“背面美”に迫って参りました。
キャラクターの外見着せ替えは高木プロデューサーが手掛けてきた作品では定番の要素と言えますが、本作ではジェットマシンが加わったことで遊びごたえがプラス。キャラとマシンで2倍遊べてしまうボリュームになっています。
ここで紹介したセクシー要素だけでなく、各校ごとのシナリオがアツく展開されるのも大きな魅力。TVアニメをご覧になった方はぜひ一度プレイされてみては如何でしょうか。
