私もあなたも“異聞帯の王”!? 4月1日限定・・・じゃない『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』を早速遊んでみた

今年の新たなアプリ『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』は、自分だけの異聞帯を作りあげ、互いに攻撃し合うユニークなバトルが展開します。

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『Fate/Grand Order』(以下、FGO)をモチーフとするゲーム系アプリケーションを、4月1日に合わせて公式が配信する流れはすっかり定番となっています。昨年は、フィールド型RPG『FGO QUEST』が配信され、こちらも注目を集めました。

配信日から考えるに、エイプリルフールに絡めたネタだと思われますが、期間限定(当日限り)という点を除けば、ごく普通に遊べるアプリばかり。筆者も『FGO QUEST』にハマり、1年前の4月1日は『FGO』の起動も忘れるほど、古き良きRPGスタイルにのめり込んでしまいました。


あの日々からちょうど1年が経った2020年4月1日、今年も新たなアプリ『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』が登場。タイトルから察するに、クラフト系のゲームでしょうか。クラフトゲーム未経験の筆者でも楽しく遊べるのか、ちょっと不安な気持ちを抱えつつ、早速ゲームを始めてみました。


まずはネームエントリーから。12文字まで入力でき、性別も選択可能です。ちなみに『FGO』と違い、名前・性別を後から変更することはできません。短い間だけの付き合いとはいえ、変えられないので慎重に決めたいところです。


ストーリーが始まると、今回の異変についてダ・ヴィンチちゃんから報告が。どうやら今回も、微少特異点が悪さをしている模様。期間限定イベントと言われても納得してしまいそう。


取り急ぎ向かってみると、なんだか怖い人たちに絡まれます。しかも彼らは、浮島=自称異聞帯を持っており、相手の異聞帯を吸収し、最も大きな異聞帯となるべく躍起になっています。その攻撃手段は「大砲」と、シンプルかつ直接的。


異常事態ながら、ダ・ヴィンチちゃんはすっかりノリノリ。怖い人の異聞帯を乗っ取り、「誰が最強の人類史か、ライバルたちに思い知らせるチャンスだからね!」と、前のめりに参戦を表明します。こうしてマスターは、まったく新しい戦いに身を投じることになりました。


まずは、既に用意されている異聞帯を使い、記念すべき1戦目を開始。戦いの舞台は、なんと現実世界です。平らな面をキャリブレーションすることで、異聞帯同士の争いが現実世界と交差します。


攻撃方法はシンプルで、攻撃したい敵異聞帯の箇所をチェックするだけ。3箇所チェックすると攻撃が始まり、敵のサーヴァントを全て地面に落とせば勝利となります。しかし、1戦目の異聞帯もなかなか手強く、こちらの攻撃が思うように決まりません。


敵の反撃で、あっさり前面が崩れ落ちる我が異聞帯。1ターン終了時点で、すでに丸裸な気分です。


2ターン目もこちらの攻撃は今ひとつ。そして、相手の攻撃で異聞帯の柱が傾き・・・ああ、マシュがっ!


リカバリーする間もなく、あっさり敗北。わずか2ターンの決着です。壊したブロックも6個だけで、敵サーヴァントは1騎も倒せず。これはヒドい。


このままでは勝利も覚束ないので、手持ちのブロックを駆使し、異聞帯の強化に挑みます。強化といってもさほど難しいことはなく、ブロックをタップし、置きたい場所に移動させるだけ。設置場所を微調整したい時は、左側にある矢印で1マスずつ動かすのがお勧めです。


どう組み立てれば強いのかは施行錯誤が必要でしょうが、とりあえずは直接攻撃が飛んでこないよう、前面に壁を建ててみました。もう1枚壁を作りたいところでしたが、ブロックの余りがなくて断念。気持ちとして、支柱だけ置いておきます。あと、なんとなくサーヴァントの上にブロックを置いてみました。石の下にも3年。


また、壁の後ろにこっそりとアルトリアも設置。この隠しアルトリアが、戦いを勝利に導いてくれるに違いありません。信じるって大事。さあ、2戦目の幕開けです。


敵の攻撃で、アルトリアの姿があっさり露見。浅知恵過ぎた・・・!


もはやなりふり構っていられません。バトルにつき、それぞれ1回ずつ使えるマスタースキルを投入し、敵異聞帯へ大ダメージを与えます。その甲斐あって、3ターン目でアナスタシアの落下に成功! そして、最後の1騎となったジャンヌ・オルタも塔から転げ落ち、あと一歩です。


・・・と思ったけど、ブロックに囲まれた奥の方に転がってしまい、なんだかむしろ厄介になった気配も。このまま押し切れるか、怪しいところです。


ですが、信じる者は救われる! 4ターン目の攻撃で、敵異聞帯が崩壊。そのままジャンヌ・オルタも、地上に落下しました。よし、ここからが伝説の始まりです。


・・・あれ、敵が攻撃してる・・・?


敵のサーヴァントを全滅させたら試合終了と思い込んでいましたが、そのターンの終了まで行動可能な様子。4ターン目の反撃でこちらもやられ、結果は引き分けに。


しかし、ここはマスター特権で令呪を発動! コンティニューしたことで我が異聞帯は復活し、ドロー判定が一転。無事、勝利となりました。このマスターは色々ヒドい。


ちなみに、バトルやクラフト以外に、作り上げた異聞帯をアップロードする遊びも用意されています。アップロードすると、「いいね数」や「防衛数」、「異聞しん度」といった項目で競い合うランキングに参加でき、順位の変動が楽しめます。

アップロードできる異聞帯は、各15件まで登録可能、力作やユニークな作品など、様々な異聞帯をアップロードし、“微少異聞帯の王”として他のユーザーと競い合うのも楽しそうです。


異聞帯をクラフトし、大砲で打ち合う戦いはまだ幕を開けたばかり。例年では、4月1日公開のアプリはその日限りのプレイでしたが、今回は4月5日(日) いっぱいまで楽しめます。


また、2017年4月1日に配信された『Fate/Grand Order Gutentag Omen』も、2020年4月2日より配信開始。こちらも4月5日までプレイ可能なので、本編の『FGO』と合わせ、3つのアプリを贅沢に楽しみましょう!


ですが、『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』を遊ぶ上で、注意点をひとつだけ。本作で使える令呪は・・・回復しません! 3回しか使えないので、仕様するタイミングを慎重に判断しましょう。少なくとも、1戦目に使うなんてダメ絶対! ホントにもう、ヒドいというか惨い。自分の迂闊さが。

そんな嘆きはともかくとして、自分好みの異聞帯をコツコツ作り上げ、机上の砲撃バトルを楽しみ、攻撃に一喜一憂する。そんな『FGO』も、なかなかオツなものです。

《臥待 弦》

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