「コオロギようかん」を作ってみた

『スーパーマリオRPG』の「コオロギようかん」は具体的にどんなビジュアルなのか不明なので、筆者の想像で作ってしまいます。今回はお手軽に、水ようかんを作ってそこにコオロギを入れる方法を選びました。

材料はシンプル。水、寒天、こしあん(今回はねりあん)、砂糖のみ。水を沸騰させて寒天を溶かし、その後にあんこと砂糖を入れてよく混ぜ、沸騰させたあと粗熱をとって容器に移して、冷蔵庫で冷やすだけです。

これだとただの水ようかんになってしまうので、ここにコオロギを入れていきます。今回はタイ産のフタホシコオロギ(乾燥させて塩をまぶしたもの)をチョイス。ネット上で検索すれば食用コオロギを売っている昆虫食の通販サイトがいろいろ出てくるはずなので、お好みのものを選んでください。

ここでひとつ誤算が。水ようかんの中にうまくコオロギが入り込んでいる感じにしたかったのですが、コオロギは軽いのでどうしても上に浮いてしまいました。見た目はさながら異物混入です。はたして大丈夫でしょうか……。
水ようかんとコオロギのマリアージュ

冷蔵庫で冷やし固めて「コオロギようかん」が完成しました。包丁で切ってみたのですが、まあどう見てもようかんに虫が入って死んでしまったビジュアルですよね……。
『スーパーマリオRPG』の説明文では「おいしそうなようかんだ」と書かれていたのでビジュアルも良くしたかったのですが、この点に関しては失敗してしまいました。うまく沈めるなり、もっと大きいコオロギを用意したほうがいいのかもしれません。

では、さっそく食べてみましょう。味は……、異物混入したようかんだな! という印象です。水ようかん部分はおいしいですし、コオロギもきちんと食用なので悪くはないのです。ただ、柔らかい水ようかんと、歯ごたえがしっかりしているコオロギの相性がイマイチでした。
最初に水ようかんが口の中でほどけるのに、コオロギがずっと残って何度も咀嚼しなければなりません。しかもコオロギは独特のにおいがあるので、小豆の香りを邪魔してしまうのです。
何よりビジュアルがひどいので、口に入れるのに少し勇気が必要です。せっかく作ったのでもちろんすべていただきますが、これはカエル仙人が喜んで食べるタイプのお菓子でしょう。
昆虫食は楽しい

無印良品のサイトによると、従来の家畜では2030年にはタンパク質の供給が足りなくなるそうです。となればコオロギのような優秀な食料が代替となる可能性は十分にあるはず。「虫はイヤ!」という人も多いかもしれませんが、いろんな意味で食べやすい「コオロギせんべい」のような食品から慣らしていくといいかもしれません。
一方、「コオロギようかん」についてはちょっと考え直す必要があるかも。やはりビジュアルがネックなのでそれこそ粉にして入れてしまうだとか、食感を活かすためにスナック菓子にするほうがよさそうです。
とはいえ、『スーパーマリオRPG』のアイテムが現実に登場すると考えればワクワクする食べ物であることも事実。みなさんも作ってみてはいかがですか……、と言おうと思いましたが、とりあえずせんべいだけおすすめしておきます。