今日は海の日!自宅にいながら思う存分「海」を満喫できるゲーム4選。幻想的な深海やノスタルジックな夏休みを楽しもう

神秘的で、爽やかな海の世界……「海の日」にちなんで、海が出てくるゲームを4つ紹介します!

ソニー その他
今日は海の日!自宅にいながら思う存分「海」を満喫できるゲーム4選。幻想的な深海やノスタルジックな夏休みを楽しもう
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7月も後半を迎え、夏本番が迫る今日この頃。じめっとした梅雨の季節がまだまだ続いていますが、本日7月23日は「海の日」です!

今回はその特集ということで、「海」が作品の重要な要素になっているゲームを4つ紹介します。みなさんも青い海に思いを馳せながら、ゲームを通じてひと夏の思い出を作っていただけたら幸いです。

『ABZU』



『風ノ旅ビト』を手がけたクリエイターによる「ダイビングアドベンチャーゲーム」。2019年にPS4/ニンテンドースイッチ/Xbox One/Steam向けに発売され、多くのゲームプレイヤーを虜にしたThe・海ゲーです。

主人公はひとりのダイバー。ゲーム自体は簡単なギミックを解きながら各フロアを進んでいくという流れなのですが、本作で描かれる海の描写がとにかく美しい!サンゴや多様な生物たちが織り成す色鮮やかな海中世界は、まるでキャンパスに描かれたカラフルなアート作品のよう。泳いでいるだけで癒されます。

ゆったりとした時間が続いたあとには、潮の流れに乗って魚たちと泳ぐスピード感にあふれた場面が挟み込まれるなど、緩急の付け方もとにかく素晴らしいです。海の静けさと迫力が見事に表現されていますね。


クリアまで2時間程度とお手軽のボリュームで、またゲームオーバーという概念もないため、泳ぎのコツさえ掴めばアクションが苦手な方も安心して楽しめるでしょう。また、本作には台詞やメッセージテロップが存在せず、「何をするべきなのか、どこに行けばいいのか」などは泳ぎながら感覚をつかんでいく必要があります。

とはいえ難しい謎解きがあるわけではないので、肩肘張らず、自分のペースでゆったり探索しましょう。泳いでいるだけで楽しいのですから!まさに海の日に遊ぶのにうってつけのゲームです!

『ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!』



小学生「ボク」の目線を通して"あの頃"の夏休みを追体験できる、ミレニアムキッチン制作の人気シリーズ2作目。元々、2002年にPS2版『ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』として発売されていたものを、新キャラや新イベントを追加したリニューアル版として2010年に新たに登場したのが本作で、PSPのゲームです。

シリーズ1作目『ぼくのなつやすみ』は山奥の田舎で過ごすひと夏の物語でしたが、今回舞台となるのは紺碧の海が広がる伊豆半島。向こう岸まで泳いだり、素潜りで王冠を探し出したりと、前作ではできなかった海辺の田舎町ならではの遊び方が増えました。


タイトルにもなっているとおり、このリニューアル版では「沈没船」イベントが大きな山場としてゲーム内に盛り込まれています。伊豆の沖に沈む謎めいた外国船を日が暮れるまでじっくり探索できる……想像しただけでワクワクが止まりません。他にも、海釣りや虫取りを楽しんだり、水着姿の"ナゾナゾ姉妹"に1日振り回されたりと、みずみずしい子供時代の夏がぎゅっとつまった1本となっています。

『クロノ・クロス』



1999年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーション用RPG。スーパーファミコンの名作『クロノ・トリガー』の続編という立ち位置でありながら、システムや雰囲気が前作とは大きく異なり、独自の世界観を築き上げています。

本作には「ホーム」と「アナザー」という一見コインの裏表のような世界──パラレルワールドが存在し、登場人物たちはその2つを行き来しながら物語の謎を解き明かしていきます。どちらも美しい海や浜辺、緑豊かなマップが広がっていて、特に物語序盤で出てくる漁村「アルニ村」の南国感は散策するだけで心がほっとします。


"似ているようで別の世界(パラレルワールド)"であることを象徴するように、本作ではアルニ村やマップ上で流れるBGMが「ホーム」では牧歌的なのに対し、「アナザー」では切なげなメロディに変わっていたりと、それぞれの世界が辿った歴史の違いに思いを巡らせてみたくなります。

『クロノ』シリーズは音楽の表現力も実に素晴らしいので、旅に疲れたときは、一度コントローラーを置いて、音色の潮騒にじっくりと耳を傾けてみるのもいいかもしれません。

『深世海 Into the Depths』



2019年にApple Arcadeで配信がスタートし、今年の3月にニンテンドースイッチでの発売も開始された、カプコンがおくる新感覚「潜水探検アクションゲーム」です。

分厚い氷に覆われた海中を舞台に、人類でたったひとりの生き残りである主人公が"未知なる潜導機械"と共に、"世海"の謎を探るため深い海の底を目指すというお話。2D横スクロールでゲームが進行し、美麗なグラフィックとリアルさを追求したサウンドが"世海"への没入感を高めてくれます。

開発者が「アクアリウム感を大事にした」と言及しているように、シーンのひとつひとつが部屋に飾っておきたくなるくらい絵になります。色鮮やかな海洋植物、行く手を阻む凍てつく氷、人類が遺した機械文明などなど……。


しかし、いつまでも見惚れていたら息がもたなくなります。本作において呼吸は何よりも大切。酸素ゲージがなくなると海の藻屑となってしまいます。だからこそ、探索中に酸素を補充できたときの安心感と心強さはたまりません。今年の海の日は、危険と魅力が隣り合わせの深世海を探索してみてはいかがでしょうか?


今回の記事では筆者の好みで4つゲームを紹介いたしましたが、他にもみなさんがおすすめの海系ゲームがあれば、どんどんコメント欄にタイトル名を書いちゃってくださいね!ゲームを通じて海を満喫しながら、素敵な夏を過ごしましょう!

《春井メイゾウ》

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