『FGO』無課金プレイヤーは夏のガチャを乗り切れるのか? 聖晶石「329個」で、まずは“術アルトリア”に挑戦─引けても引けなくても“玉藻の前”は死なない!

ゲーム内で獲得した聖晶石や呼符だけで、魅力的なガチャが続く8月を乗り切るこの企画。まずは、「アルトリア・キャスター」の獲得を目指します!

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『FGO』無課金プレイヤーは夏のガチャを乗り切れるのか? 聖晶石「329個」で、まずは“術アルトリア”に挑戦─引けても引けなくても“玉藻の前”は死なない!
『FGO』無課金プレイヤーは夏のガチャを乗り切れるのか? 聖晶石「329個」で、まずは“術アルトリア”に挑戦─引けても引けなくても“玉藻の前”は死なない! 全 46 枚 拡大写真

「玉藻の前」の出番がなくなる? 並べて使って確かめてみた!



まずは、「アルトリア・キャスター」の特徴から。詳しく記すと長くなるので、簡単な紹介となりますが、このような感じです。

■スキルによるNP配布
「希望のカリスマ」で味方全体に30%、「湖の加護」で更に単体に20%のNPを付与。合わせると、2人に30%、1人に50%のNPを与えることができる(いずれもLV最大時)。また「湖の加護」には、味方全体のNP獲得量を上げる効果もあるので、その後のNP溜めもやりやすい。

■スキル&宝具によるバフ
味方全体の攻撃力を、「希望のカリスマ」と宝具効果で、それぞれアップ可能。「選定の剣」で、味方単体のアーツカードの性能もアップできる。

■「対粛正防御状態」を付与する宝具
“無敵貫通を無視する”という、無敵の上位互換とも言える状態を、宝具で付与することが可能。


NPの総配布量は「諸葛孔明」すら超え、火力の底上げも良好。加えて、最高レベルの防御効果を宝具で付与でき、攻防に渡って頼もしいサーヴァントと言えます。


対する「玉藻の前」ですが、こちらも「呪層・廣日照」や「狐の嫁入り」で、味方の与ダメージを押し上げられます。が、NPの付与については、宝具効果のみ。そのため、礼装などのサポートなしではNP付与に時間がかるため、その点では「アルトリア・キャスター」におよびません。また、1回当たりに配布するNPの量も、通常の運用で考えるならば「アルトリア・キャスター」に軍配が上がります。

イベント周回などの短期決戦を想定した場合、NPの付与が即時可能な「アルトリア・キャスター」の方が利便性が高いと言わざるを得ません。フレンドからも借り、アーツアタッカーを「アルトリア・キャスター」2騎で挟む形にすると、NP付与とリチャージによる宝具の連発も実現可能です。(アタッカーのリチャージ率にもよりますが)


こういった点だけを見ると、「玉藻の前」の立場が追いやられているように思うかもしれません。ですが実際に試してみたところ、「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の相性は抜群。むしろ、並べて使うべきと思うほどの噛み合いぶりでした。

短期決戦においては、サポートと自前で「アルトリア・キャスター」を2騎並べれば、豊富なNP付与と力強いバフで高ダメージの宝具を手軽に発動可能。この素早い展開は、「玉藻の前」には少々荷が重いところです。


しかし、高難易度やシナリオのボス戦などで中・長期的に戦う場合、「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の組み合わせはかなり強力です。「アルトリア・キャスター」のNP付与で「玉藻の前」の宝具発動を早め、「玉藻の前」の宝具効果でNPを付与し、味方全体のスキルチャージもアップ。その恩恵を受け、「アルトリア・キャスター」のスキル再使用と宝具発動が早まる・・・と、噛み合った時の宝具・スキルの回転速度はまさに「玉藻の前」の真骨頂。その効果は、「アルトリア・キャスター」にとっても嬉しいところです。


バフの面でも、「アルトリア・キャスター」が所持していない“宝具威力をアップ”を「呪層・廣日照」でかけられるため、ダメージの伸びも相当なもの。


試しに、実装されたばかりの「クー・フーリン」強化クエスト2の3戦目・最終局面で試したところ、全バフ(「きみをいだく希望の星」含む)を受けた「謎のアルターエゴ・Λ」の宝具で、2体に対しての総ダメージが60万超え。1体辺り30万ダメージと、全体宝具としては破格な数字を叩き出しました。


ちなみに編成はこのような感じ。「玉藻の前」は絆礼装で、「謎のアルターエゴ・Λ」は相撲装備の宝具LV4(後衛は適当なのでお気になさらず・・・)。「メルトエンヴィー」など、「謎のアルターエゴ・Λ」自身のバフも使っていますが、「スワンレイク」は重ねがけしておらず、魔術礼装でのバフもありません。これだけのダメージを出しているのに、まだ伸びしろがあるなんて・・・!

そして、「アルトリア・キャスター」を2騎並べる場合との最も大きな違いは、アタッカーをフレンドから借りられる点です! ちなみに、今回の「謎のアルターエゴ・Λ」も借り物です。「アルトリア・キャスター」を並べる場合、フレンドから借りる枠を使ってしまうため、アタッカーは自前で用意しなければなりません。そして、宝具が重なった高レアアタッカーをクラス一通り分揃えるのはかなり大変な道のりです。


「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の両方を揃えるのも決して簡単ではありませんが、高レアアタッカーを一通り押さえるのは更に厳しいのが実状。アタッカー枠をフレンドに頼れば、宝具が重なったサーヴァントを借りるのも難しい話ではないので、「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」の併用はお勧めできる運用のひとつです。

「玉藻の前」は決して死なず! 「アルトリア・キャスター」と並べて活躍させよう



「玉藻の前」と「アルトリア・キャスター」、両方ともいないという場合だと、状況的に見て「アルトリア・キャスター」を借りるケースが多いでしょう。特に短期決戦ならば、「アルトリア・キャスター」は非常に強力な存在です。

ですが、「玉藻の前」を所持している場合、「アルトリア・キャスター」と組み合わせることで、難所に対しての力強い対抗手段になり得ます。アーツアタッカーを自前で用意し、「アルトリア・キャスター」を借りるのもアリです。また、「アルトリア・キャスター」を自前で用意出来るならば、フレンドのアタッカーで難敵を殲滅させましょう!


短期決戦な周回での出番は減るかもしれませんが、元々「玉藻の前」が得意としていた中・長期戦ですし、その適正と存在感は格別。それは「アルトリア・キャスター」実装後も変わりませんし、「アルトリア・キャスター」の長所を更に活かす相方としての立ち位置を得たとも言えます。

『FGO』は特定のサーヴァントがいなくてもクリアできるゲームバランスなので、「アルトリア・キャスター」も含め、未所持のサーヴァントを無理して狙う必要はありません。ですが、既に手元にいるならば、「玉藻の前」は今後も難所で大いに役立ってくれます。「アルトリア・キャスター」と組ませることで、その活躍の場は更に広がることでしょう。




後半は、「アルトリア・キャスター」実装に対する「玉藻の前」の話になってしまいましたが、ともあれ8月最初のチャレンジは、かなり良好な結果を残せました。我ながら信じられない幸運ぶりです。

ちなみに昨年も同様のチャレンジを行い、累計で297回のガチャ(聖晶石換算で810個分)に挑みました。その時に出た★5サーヴァントは、最初に引いた「レオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)」のみ。・・・あれ、今回も同じ流れなってない?

一抹の不安を抱えながら、次回は(おそらく)水着ガチャへと挑みます。残った聖晶石は、現時点で「273個」(強化クエストクリアで若干増加)。聖晶片と呼符もまだあるので、昨年よりもいい結果を目指したいところです。大丈夫、これはフラグなんかじゃない!(自己暗示)

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《臥待 弦》

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