レイトレーシングや高フレームレート、立体音響が実装されているほか、ゲームスピードが1.2倍になるTURBOモード、新難易度のレジェンダリーダークナイトといった、さまざまな要素を追加。さらには、ダンテの双子の兄であり最大のライバルでもあるバージルがプレイヤーキャラとして登場します。そんな見所満載な本作について、先行体験会のレポートをお届けします!

TURBOモード&レジェンダリーダークナイトの登場で、悪魔たちとの戦いはますますスタイリッシュに!
体験会でまず驚いたのが、グラフィックの美しさです。レイトレーシングが水面や噴水、街中のショウウインドウの光の反射を表現しており、まるで実写のようなクオリティを実現。なおかつ移動やイベントシーンに移行する際に発生するロードは爆速で待ち時間がほぼなく、プレイ環境も快適です。
また、主人公の一人であるネロにて、攻撃の威力を上げる「イクシード」を行うと、PS5のコントローラー「DualSense」ならではの反動が手に伝わります。コントローラーを通じて、ゲームへの没入感がさらに高まる仕組みになっていました。



本作の目玉のひとつでもある「TURBOモード」は、ゲーム全体のスピードを1.2倍にするというもの。より早い操作と反射神経が求められるようになり、爽快さを突き詰めたモードになっています。

体験会の中で一番印象的だったのが、通常モードと比べて遥かな数の悪魔が出現する新難易度「レジェンダリーダークナイト」です。画面を埋めつくす勢いで悪魔の大群が押し寄せてくる様は、まさに圧巻の一言。
たった一人で大勢の悪魔たちをなぎ倒していく爽快感がありますが、一瞬でも隙を見せてしまうと大ダメージを受けてしまうことに……。この苛烈極まりない難易度は、絶対に体験してみるべきですよ!



強力な武器と必殺スキルを引っ提げて、ダンテの兄・バージルが堂々参戦!
新たに操作キャラクターとなるバージルは、独特のシステム「コンセントレーション」が追加されています。的確に回避・攻撃を行うことで「集中ゲージ」が上昇。ゲージが高まるほどに攻撃力がUPしていきます。
使用できる武器は、閻魔刀(やまと)、ベオウルフ、ミラージュエッジ、幻影剣の4つ。ベオウルフはリーチが短いぶん威力が大きかったり、ミラージュエッジは連打や多段ヒットする攻撃が豊富に用意されていたりと、シチュエーションに応じた使い分けがポイントとなっていました。
バージルはストーリーモードに加えて、強敵との連戦が楽しめる「ブラッディパレス」でも使用可能。また、PS4・Xbox One・PC版『デビル メイ クライ 5』で、バージルが使用可能となる追加DLCの配信が12月15日に決定しています。







続いて、バージルのスキルや奥義についてご紹介しましょう。
●ドッペルゲンガー
魔力で生み出した“ドッペルゲンガー”(分身)を生み出し、連携攻撃が可能に。ドッペルゲンガーの発動中はDTゲージを消費するため、ゲージ管理に注意が必要です。

●真魔人
悪魔の力を解放し、攻撃力・防御力・移動スピードをアップさせる。集中力を高めて放つ秘奥義はとても強力で、一撃で戦況をひっくり返してしまうほど。


●ワールドオブV
Vと魔獣たちが登場し、悪魔に対して一斉攻撃を行う大技。バージルのスキルにどうしてVが登場するのかは、本編をクリアした方なら分かるはず……!

TURBOモードやレジェンダリーダークナイト、新たな操作キャラクターの要素が加わり、さらなるやり込みが捗りそうな本エディション。より激しく、よりハイスピードになった悪魔たちとの戦いに興奮しっぱなしになること間違いなしな作品となっています。11月12日の発売を、ぜひお楽しみに!