『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』キャストインタビュー!ミクさんたちと歌うのって、どのような感覚ですか?

初音ミクさんたちと共演。それは、声優たちにとっても、ひとつのチャレンジだったのではないでしょうか。

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『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』キャストインタビュー!ミクさんたちと歌うのって、どのような感覚ですか?
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セガとCraft Egg/Colorful Paletteが贈るスマホ向けタイトル『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(以下、プロジェクトセカイ)』。誰もが知っている初音ミクたちバーチャル・シンガーの楽曲とハイクオリティ3DMVをバックにリズムゲームが楽しめる本作には、大きな特徴として「オリジナルキャラクターが登場する」というものがあります。


初音ミクたちがオリジナルキャラクターたちとともに歌う、ともに物語を紡ぐ、というスタイルは中々に珍しく、そして挑戦的です。そしてそれは、オリジナルキャラクターに命を吹き込む声優たちにとっても、ひとつのチャレンジだったのではないでしょうか。

ということで今回は、『プロジェクトセカイ』のテーマソング「セカイ」を歌う野口瑠璃子さん(星乃一歌役)、廣瀬大介さん(天馬司役)と、もう1つのテーマソング「ワーワーワールド」を歌う小倉唯さん(花里みのり役)、秋奈さん(小豆沢こはね役)の4名にメールインタビューを実施。それぞれが担当する楽曲やキャラクターへの想いを語っていただきました。

それぞれの楽曲と『プロジェクトセカイ』という作品について


――廣瀬さんと野口さんは「セカイ」を歌われていますね。楽曲を最初に聴いたときの印象を教えてください。

廣瀬とても前の出来事のように感じます。
すごく前向きで歌唱キャラクターだけでなく他のキャラクターにも刺さるワードが沢山あってすごく凄かったです(語彙力)。
ここからセカイが始まってここからセカイが繋がっていくんだなぁと思いました……。

野口物語が始まるようなワクワク感に心躍りました。
みんなの歌声が合わさったらどのようになるのかとても楽しみでした。



――小倉さん、秋奈さんは「ワーワーワールド」を歌われていますが、初めて聴いた時はいかがでしたか?

小倉率直に、とてもカッコイイ曲だな、と思いました。
また、今までに自分がチャレンジしたことのないような楽曲だったので、自分に歌いこなせるのかな?と、少しだけ不安を感じました。

秋奈アイドルとストリートのコラボということで、私の中ではどんな感じになるのか全く想像ができなかったのですが、楽曲が上がってきたときにみのりちゃんの所属しているモモジャンの可愛らしさと、こはねちゃんの所属しているビビバスのカッコよさが両方前面に出た素敵な楽曲でとても衝撃を受けました。歌っていてもとってもワクワクするリズムやメロディなので、収録もすごく楽しかったです。



――今回、楽曲歌唱はもちろん、ストーリーも含めて「バーチャル・シンガー」と共演をされていますが、完成した楽曲やストーリーをご覧になってどのような感想をお持ちになったでしょうか?

廣瀬感動の嵐でした。
ミクさん達が沢山喋っているだけでもすごく感動したのに、それぞれのセカイで異なる性格を持っていて……。
ユーザーの皆様や自分達が、それぞれのセカイに飛び込むとしたらどんなミクさんやKAITO兄さん達が待っているのかなぁとか考えると、それだけでも毎日が楽しいですよね。

野口学生時代から当たり前に知っている存在であるバーチャル・シンガーの皆さんと、一歌達が会話していたり、歌っていたり、とても不思議で幸せな気持ちになりました。楽曲は、ミクさんとのハーモニーが心地よく聴こえて嬉しくなりました。

小倉はじめは、なかなかイメージのつかない状態で収録していたのですが、完成したものを拝見すると、バーチャル・シンガーたちが、想像していたよりもすごくナチュラルに『プロジェクトセカイ』の世界観に溶け込んでいて驚きました。絶対になくてはならない存在ですし、それがあっての『プロジェクトセカイ』なのかなと思います。

秋奈私は幼い頃からミクちゃん達が大好きで踊ったり歌ったり沢山グッズを集めたりしていたので、完成した楽曲やストーリーを見たときには感動で胸がジーンとしました。
本当に嬉しかったです!

――実際に「バーチャル・シンガー」と曲を歌ってみて、難しかったことはありますでしょうか。逆にやりやすかったところもあれば教えてください。

廣瀬バーチャル・シンガーの皆さんと歌うことが難しいということよりも楽曲の難易度が高くて難しいということは沢山ありました。
やりやすい……というかなんというか収録中にミクさんの声を聴きながらレコーディングするというのは「モチベーションが上がる……!」と度々思います。

野口ミクさんのクリアな歌声と楽曲のテイストとのバランスを考えつつ、制作の皆さんと試行錯誤しながら作り上げています。難しい時もありますが、素晴らしい楽曲の数々を楽しみながら歌わせてもらっています。

小倉レコーディングの際には、まだミクちゃんたちの声は入っていなかったので、特別に意識することは無かったと思います。

秋奈私は昔からバーチャル・シンガーの皆さんと触れ合ってきたので、難しいと感じるところはありませんでした。バーチャル・シンガーの皆さんは当たり前ですけど音程が正確なので、一緒に歌うとさらにノリノリになれてとても楽しいです!


――楽曲を歌う際に、どのようなことを意識していますか?

廣瀬司くんがショーでパフォーマンスをしている姿をイメージしたりしています。
きっと家で沢山練習してお客様の前で全力パフォーマンスするんだろうなぁと。

野口一歌の優しさ、柔らかさが歌声に出るよう、丁寧に歌うことを心がけました。

小倉バーチャル・シンガーであるキャラクターたちと一緒に歌うということでしたので、よりキャラクターらしく、ハッキリと歌うことを心がけていました。

秋奈私の演じるこはねちゃんらしさを出せるように常に意識しています。
こはねちゃんの可愛らしさを感じてもらえるように、でもストリートのもつカッコよさも出せるように、その二つは特に大事にしています。


――「セカイ」「ワーワーワールド」の中で「ここを特に聴いてほしい!」という箇所はありますでしょうか。

廣瀬歌詞とキャラクター達ですかね。
例で挙げると
一歌だったら「歌っていたい」
司だったら「踊っていたい」
奏だったら「痛いくらい笑えるように」
などこの歌詞をこのキャラクターに歌わせるのか…っていうところにも注目してもらいたいのと個人的には一歌ちゃんが楽器を持たないで踊っているのがとても貴重だなと。ええ、とても。

野口「セカイ」は、ミクさんをはじめとする4人の歌声が合わさった部分がとても綺麗で大好きなので、ハーモニーを楽しんで聴いていただきたいです。

小倉やはりラップです。特にキャラクターソングで、今までラップにチャレンジできることはなかったので、自分自身も楽しんでノリノリで歌わせていただきました。

秋奈ラップ部分は先ほどお話しした「可愛い×ストリート」という部分を強く意識して歌ったので、ぜひ注目して頂けたら嬉しいです。後は、ミクちゃんとみのりちゃんとこはねちゃんの3人で歌っている部分です。完成した音源を聞いたとき、想像した以上に3人の声がすごく馴染んでいて一緒に歌っている!という感じが強く一番大好きな部分になりました。いつかフルVer.を聴いて頂ける機会があったら、ラストのサビ部分は特に疾走感があってキラキラしてお気に入りなのでぜひ聴いていただきたいです。


――どちらの3DMVも本当にクオリティが高いですよね。完成したMVを見た感想を教えてください。

廣瀬毎回クオリティの高さに語彙力を失っております。
カメラワーク等もめちゃくちゃ素敵で何度見ても見飽きないというのがすごいと思うのと、別のキャラクターを編成した時の表情の差があって本当に細かいところまで力が入ってるんだなぁと感動と感謝が止まらないですね。

野口それぞれキャラクーの個性が出ている踊り方や表情に感動しました。普段ギターを担当している一歌が楽しそうに踊っている姿も可愛くて嬉しかったです。

小倉ダンスの振り付けなども相まって、より楽曲性が深まったように感じました。
また、ミクちゃんと一緒にステージに立てたんだな、ということが実感できて、とても嬉しかったです。

秋奈初めて見たとき、思わず可愛い!と叫んでしまいました(笑)。
公開されたときお母さんと一緒にYouTubeを見たのですが、お母さんも思わず可愛い~と自然に言葉がこぼれてしまうほどキュンとするMVでした。
だけど可愛いだけじゃなくて、ダンスやカメラワーク、ライティングにカッコよさが散りばめられていて、特にミクちゃんの「自分らしく」からのカッコ可愛いパートがお気に入りです。
あと「一つだけあるの」という歌詞の部分でこはねちゃんがニコっと笑うシーンがあるのですが、とってもキュンキュンしました……!


――皆さん、担当キャラには色々と思い入れがあると思いますが、ユーザーに特に注目してほしいポイントはありますか?

廣瀬司くんの純粋さ。
純粋が故の失敗も沢山あるのですが、類・えむ・寧々が足りないところを補ったり、間違えそうになったら導いてくれるからこそ、輝ける。
「ワンダショ」の魅力は4人揃った時の爆発力な気がします。
あとは兄としてのしっかりした一面も魅力かなと思います。

野口クールに見えて、とても仲間思いだったり、絶叫系のアトラクションが苦手だったり……。ギャップがとてもかわいいなと思っています。レオニが担当している楽曲と共に物語を楽しんでいただけると嬉しいです。

小倉ちょっとドジっ子で、だけど何事にも常に前向きで一生懸命に頑張るみのりの姿は、見ているだけで勇気や元気をもらえると思います。
憧れのアイドルになるために努力する姿勢は、注目していただきたいキャラクターのポイントですね。

秋奈こはねちゃんの成長という部分にぜひ注目していただけたらなと思っています。
こはねちゃんは、杏ちゃん東雲くん青柳くんというストリートの業界でも名を馳せている3人の中に急に飛び込んでいった子なので、まだまだ知らないことや勉強していくことが沢山あって、その中で悩んだりいろんな壁にぶつかりながらも自分なりに精一杯頑張るこはねちゃんをぜひ応援していただけたらなと思います。


――サービス開始後、非常に多くのユーザーさんが遊ばれている状況ですが、改めて意気込みをお聞かせください。

廣瀬最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
バーチャル・シンガーの皆さんとレオニ、モモジャン、ビビバス、ワンダショ、ニーゴの皆と、セカイの住人の皆様が今まで以上にわんだほいな毎日を過ごせるよう日々精進して参りたいと思います。

これからも何卒応援のほど宜しくお願い致します!

わんわん~
わんだほーーーーーーい

野口私の周りでもプロセカをプレイしているとお声がけいただくことが本当に多く、とても嬉しいです。素晴らしい楽曲の数々、キャラクターたちの魅力をより引き出せるよう、キャストとして頑張りますので、これからもプロセカを宜しくお願いします!

小倉実は以前、初音ミクちゃんのモーションアクターを務めさせていただいていたこともあり、今回は声優として、このプロジェクトに携わることができて感激しています。
既にたくさんの方にプレイしていただいているようですが、まだまだ盛り上がっていくコンテンツだと思いますので、これからも目を離さずに引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです。

秋奈いつもプロジェクトセカイを応援してくださり本当にありがとうございます。
声優として日々演技や歌に励み、プロジェクトセカイ、Vivid BAD SQUADの一員として、皆様により素敵なセカイをお届けできるように精一杯ベストを尽くして頑張ります!
よろしくお願いいたします!

すえなが

ソウルシリーズ大好き すえなが

1990年3月、神奈川県生まれ。パズル誌の編集を経て、イードへ。「Game*Spark」「インサイド」の編集業務に携わり、同社のアニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」も経験。幼少期よりゲームに触れ、現在はCS機・スマホを中心にプレイ中。好きなジャンルはアクションやFPS・TPSなど。『デモンズソウル』を始めとしたフロム・ソフトウェアの「ソウルシリーズ」や、2020年にサービスを終了した『ららマジ』に特に思い入れがある他、毎年の『Call of Duty』に一喜一憂したり、『アクアノートの休日』『FOREVER BLUE』の新作を待ち望んでいたりする。

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