筆者は、サブクエストを全て終わらせてからストーリークエストを進めるタイプなのですが、オープンワールド型のRPGではない場合は、まずはストーリーを一気に進めて、エンディングの直前になってから引き返して何か見つけていないイベントはないか最初の街まで戻っていました。
そんなことを思い返している内に「そういえば、クエストマーカーがマップに表示されないRPGではプレイスタイルが違うな……」と今更ながら気づいたのです。
ゲームを愛する皆さんにこっそり質問。
— インサイドさん (@INSIDEjp) December 17, 2020
骨の髄までドハマリしたRPGをプレイしていて、いよいよエンディング直前。あなたなら、どうする?
(※先日行った際、投票機能が調子悪かったので再投稿)
そこでインサイドの公式Twitterで「骨の髄までドハマリしたRPGをプレイしていて、いよいよエンディング直前。あなたなら、どうする?」というアンケートを実施してみました。選択肢は「早く最後まで見届けたい!一気にクリアするよ」と「少し寂しい…サブクエやら育成やらで寄り道しちゃう」のふたつです。
このアンケートに回答した読者は1,295人。結果は、「早く最後まで見届けたい!一気にクリアするよ」を選んだのは41.2%(534人)で、「少し寂しい…サブクエやら育成やらで寄り道しちゃう」を選んだのは58.8%(761人)でした。
回答者の中には、「強くてニューゲームがあったり、エンディング後にやり込みができるなら、まずはストーリーを優先的に進める」とコメントをしてくれた人もいました。確かにそういった情報を事前に知っていたら違う選択をするのかもしれません。
ただ、筆者は、それでも相変わらずエンディング直前で寄り道する派です。エンディングの良し悪しでプレイの意欲が無くなってしまうこともありますから。それにスタッフロールをみると作品の世界に別れを告げているようで寂しくもあり、そこからエンディング以前の時間に戻ったとしても「この先、このキャラクターはこういう運命を辿るんだよな……」と何もかも知ったことで、舞い上がっていた気持ちがどこかに行ってしまいます。
寄り道派です。 https://t.co/tL6S6o1Ibk
— KEMCO(ケムコ)公式アカウント (@KEMCO_OFFICIAL) December 3, 2020
そういえば、RPGメーカーのケムコさんもこのアンケートに参加していました。やはり作り手側としては寄り道をしてじっくりと作品の世界を堪能してほしいようですね。
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ただ、エンディング直前といっても何においてエンディング直前とするのか考えものです。大体は、ストーリー終盤に漂う空気やラストダンジョンの作り込みでぼんやりと判断することが多いと思うのですが、一定のラインを過ぎるとラストダンジョンから出られないこともしばしば。筆者は、『ロマンシング サ・ガ2』と『ロマンシング サ・ガ3』でそういった経験をしました。
「そろそろだな」と思ったプレイヤーの中には、ストーリーを少しずつ進めながら、取りこぼしてないものがないか随時チェックして、エンディング直前のラインを過ぎないように気をつけている人もいるかもしれませんね。
今回の二択アンケートは、「寄り道派」が8.8%上回っていますが、ほとんど五分五分といっていいでしょう。
どちら側にも納得できる意見がありますし、もしかするとプレイヤーの中には、その時の気分で寄り道をするか、一直線でクリアするか決める人もいるのではないでしょうか。これは結構悩ましいところですね。