『約束のネバーランド』がスマホアプリに!生命を懸けた“鬼ごっこ”が開幕ー協力して狩庭から脱走せよ【プレイレポ】

大ヒット漫画『約束のネバーランド』がスマホアプリに!原作を知らなくても楽しめる、ハラハラドキドキな“鬼ごっこ”のプレイレポです。

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『約束のネバーランド』がスマホアプリに!生命を懸けた“鬼ごっこ”が開幕ー協力して狩庭から脱走せよ【プレイレポ】
『約束のネバーランド』がスマホアプリに!生命を懸けた“鬼ごっこ”が開幕ー協力して狩庭から脱走せよ【プレイレポ】 全 12 枚 拡大写真

読者のみなさまは「食用児」という言葉をご存知ですか?その名の通り「食べる用の児(子供)」です。脳みそが特に美味しいらしいですよ。脳みそ……白子みたいな味がするのかなあ……。だとしたら美味しそうではあるかも?白子は脳みそではありませんが(笑)。

さて、そんな物騒な冗談はさておき、「週刊少年ジャンプ」で2020年6月まで連載していた『約束のネバーランド』の世界観を原作とする、iOS/Android対応スマートフォンアプリ『約束のネバーランド~狩庭からの脱走~』がリリースされました!

原作の連載が惜しまれつつも完結を迎えてから、約1年。これまでアニメや実写映画で広がってきた『約ネバ』ワールドが、ついにアプリになりました。期待しているファンの方も多いのではないでしょうか。もちろん筆者もその一人です。

『約束のネバーランド~狩庭からの脱走~』は他のプレイヤーと協力して鬼を退けながら、マップからの脱出を目指す脱出ゲームです。まず本作を遊ぶうえで、最初にとても大切なことを伝えます。原作が20巻出ているタイトルではありますが、何の知識も予習も必要ありません。

可愛いキャラクターがいっぱい出てきますので、原作を読んだことがない方は見た目で選んじゃっても大丈夫です。そして少しでも魅力を感じたら、ぜひ原作を読んでみてください。

世界観は原作通りのダークでサスペンス……と思いきや!?



ゲームを始めると、まずは簡単な世界観とルールの説明があります。ゲームの目的は、ステージにある4つの制御装置を操作してロックを解除し、出口から脱出するというもの。ただしただ探すだけではなく、ステージに登場する敵「鬼」から逃げたり倒したりする必要があります。


『Dead By Daylight』や『Identity V』のような「非対称型対戦ゲーム」といえば、伝わりやすいでしょうか。ただ、これらのタイトルとの大きな違いは、「鬼(ハンター)はCPU」という点です。そのため、プレイヤーとは協力関係のみが築けます。まだ解放されていないようですが、フレンドマッチの際に「自分だけ鬼に…!」なんてこともなさそう。

キャラクターと武器はとりあえず好きなものを使ってOK!



本作には原作の主人公・エマはもちろん、レイにノーマン、フィルなどお馴染みのGFメンバーが登場。後述するガチャにてゲットできます。

みんな3頭身くらいで、ころっとした雰囲気が可愛い!そんなキャラクターにはそれぞれ固有のスキルがあります。例えばギルダであれば「手榴弾出現率UP(小)」、レイであれば「制限装置解除短縮(中)」といった具合。

スキルを駆使して怖~い鬼に立ち向かうも良し、仲間の援護を受けながら装置の解除に集中するも良し。スキルを気にせず、原作で好きだったキャラクターをひたすら使い込むのも良しです。繰り返しプレイして、お気に入りを見つけるのも楽しいでしょう。


武器はライフル、スナイパー、ランチャー、ショットガンの4種類に攻撃型、バランス型、速射型、射程型の4種類が存在します。それぞれの武器の攻撃力以外の詳細な説明はチュートリアルに一瞬しかないため、どこまで性能に違いがあるかは非常にわかりづらいですが、初めは一番強いと思うもの(レア度が高い、攻撃力が高いなど)を使うと良いでしょう。

ステージにはアイテムがたくさん!ただし、鬼やギミックに気をつけて


ゲームモードは見知らぬプレイヤーと協力する「ランダムマッチ」と、フレンドと一緒にプレイできる「フレンドマッチ」の2種類。ただし記事執筆時点では「フレンドマッチ」はグレーアウトされており、プレイできない状態でした。ここは後ほど解放されるかと思います。

「ランダムマッチ」は最初からプレイできる「ビギナーマッチ」と、プレイヤーのレベルで開放される「ベテランマッチ」「マスターマッチ」の3種類が存在します。


それでは早速「ランダムマッチ」をプレイしてみましょう。4人がマッチングしたところで、プレイヤーはステージへ移動します。なお、4人集まらなかった場合はCPUが仲間になる模様です。


ステージはエマ達の故郷であり、緑あふれるGF(グレイス=フィールド)のような庭園から、GP(ゴールディ・ポンド)のように明るく、お祭り感溢れる場所まであります。

ステージ(狩庭)には制御装置の他、たくさんの宝箱が配置されています。この宝箱からは、回復アイテムや鬼に大ダメージを与える手榴弾、麻痺させるアイテムなど、様々なアイテムが入手可能。画面左下の4つの丸の分だけアイテムを持てるので、宝箱を見つけたら積極的に拾っていきましょう。ただし鬼の気配には常に気を配って

ステージには鬼だけではなく、床から針が出てくるギミックも存在します。鬼から逃げるのに夢中になって、うっかり踏まないよう気をつける必要があります。

鬼は倒しても逃げてもOK。逃げる場合は仲間を巻き込まないように。



いくら気をつけても、その瞬間は訪れるもの……。はい、鬼に見つかりました。

とはいえ、見つかってしまっても比較的簡単に撒くことができます。逃げても構いませんし、手持ちの武器で倒してしまっても良いです。近くに仲間がいる場合や、制御装置などがある場合は、あえて囮になったりみんなで倒してしまうのも手です。ただし「マスターマッチ」になると、鬼も相応に手強くなるため御用心。

鬼に追われている仲間がいて、自分が有利なアイテム(手榴弾など)を持っていた場合は、倒しに行っても良いかもしれません。その場その場で対応が変わってくるのが面白いですね。

なお、鬼に倒されてしまった場合、60のカウントダウンが開始されます。この間に他のプレイヤーが助けずにカウントが0になった場合、そのゲームに復帰することはできません。つまり「完全脱出」が不可能になるため、倒れている仲間は最優先で助ける必要があります。倒れている仲間はレーダーで赤く表示されており、接近すると自動で手当てをします。この間にも鬼の動向には注意しましょう。

ステージに4つある制御装置を解除し、脱出せよ!



ステージには制御装置が4つ置いてあり、この解除が最初の目的です。一人でも解除可能ですが、多人数で行った方が早く処理できるため、装置を見つけた場合は「制御装置を見つけました!」とチャットで知らせましょう。きっと仲間が来てくれます。

全ての制御装置を解除した後、出口を見つけると脱出することができます。しかし、出口に近づくと自動的に脱出してしまうため、必ずチャットで「出口を見つけました!」「脱出します!」と知らせましょう。全員の脱出が不安であれば、何名かを送り出してから脱出すると良いでしょう。(なお、この時筆者はチャットで知らせ忘れましたが、みなさん自力で見つけてくれて助かりました……。申し訳ない)


4人全員が脱出できれば「完全脱出」となり、ゲーム終了時にもらえるポイントがアップ。鬼を倒していれば、後述する「討伐チケットガチャ」を回すのに必要な「討伐チケット」が手に入ります。

さらにMVPに選ばれると、より多くのポイントがもらえます。このポイントを貯めるとレベルアップはもちろん、シーズン毎に決まったキャラクターがゲットできます。今回は旅立ちの服装をしたコニーと、ムジカでした。

ガチャのピックアップは……まさかのリトルバーニー!?



キャラクターと武器はガチャで集めることができます。記事執筆時点では「スチームパンクガチャ」「約束のネバーランドガチャ」「討伐チケットガチャ」の3種類が開催。全てキャラクターと武器が一緒のガチャです。

「約束のネバーランドガチャ」では、早くもユウゴがピックアップされています。個人的にはイザベラやシスター・クローネの方が先だと思っていたので、少し意外でした

「討伐チケット」はゲーム中に討伐した鬼の数に対して、リザルト報酬でもらえる「討伐チケット」を貯めて回せるものですが、2021年4月22日現在、このガチャのピックアップがリトルバーニーでした。『約束のネバーランド』のマスコット的存在であるリトルバーニーで戦いたい!という方は、ゲームを繰り返して討伐チケットを手に入れまくりましょう。



原作をかなり読み込んだ筆者としては、とても懐かしい気分になりました。プレイする前は、「私は原作のように華麗に脱出はできないだろうなぁ」なんて心配だったものの、いざ挑戦すると脱出できることも多く、無事生還できて良かったです(笑)。

ただ今後は「BOSSバトル」など、難易度の高そうなコンテンツも増えてくるようなので、いまのうちに腕を磨いておきたいなとも思いました。

原作ファンとして嬉しかった点は、登場キャラクターが多いことです。『約束のネバーランド』には、メインとして描かれるエマ、ノーマン、レイの3人の他にも魅力あふれるキャラクターがたくさんいます。筆者はドンとアダム推しでした。本作でもそのキャラクターの多さは反映されているようで、これからがとても楽しみです。

また、本作から『約束のネバーランド』に触れた方は、ぜひ原作も読んでみてください。サスペンスやちょっぴりホラーのような要素を含みますが、ワクワクしながら読み進められると思いますよ!

《森野べぼ》

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