マイクロソフトは発売前のXbox Series Xを、ライバル企業・SIEに提供していた―Xbox幹部「これは業界の信頼の証でした」

「業界の信頼の証だった」

ゲームビジネス 開発
マイクロソフトは『MLB The Show 21』のため発売前のXbox Series Xをソニーに提供していた
マイクロソフトは『MLB The Show 21』のため発売前のXbox Series Xをソニーに提供していた 全 2 枚 拡大写真

SIEサンディエゴスタジオが開発する人気野球ゲームシリーズ『MLB The Show』。これまでPlayStationの独占タイトルであった本シリーズの最新作『MLB The Show 21』はXbox向けにも登場したということで話題となりましたが、そのXbox版のためにマイクロソフトはまだ発売前だったXbox Series XをSIEサンディエゴスタジオに提供していたことが明らかとなりました。


発売前の製品をライバル企業に渡すなんてことは普通ならありえない話ですが、Xbox幹部のSara Bond氏は「これは業界の信頼の証でした」と海外メディアAxiosのインタビューに語っています


近年は昔に比べてプラットフォーム間の垣根が減りつつあり、ゲーマーにとっては非常にありがたい状況となっています。今後も各ハードメーカーがお互いを信頼・尊敬しつつゲーム業界を盛り上げてくれることを祈るばかりです。

マイクロソフトは『MLB The Show 21』のため発売前のXbox Series Xをソニーに提供していた

《RIKUSYO》

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